てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

谷中安規展

2015年05月20日 | 都内のおでかけ
谷中安規展
10月4日(土)~11月24日(月・祝)
町田市立国際版画美術館
http://taninaka.hanga-museum.jp

覚えていらっしゃる方はいないかもしれませんが、以前書いた六本木アートカレッジからのつづきです。
谷中安規の展示は今日で終わりということで、六本木から町田まで一気に移動しました。
小田急線は千代田線が乗り入れしているので便利といえば便利なんですが、やっぱり遠いですね、町田までは。

谷中安規というと幻想的な作品が多く、文学とのつながりが大きいという漠然としたイメージしかありませんでしたが、今回の展示は年代別にしっかりと紹介してくれていました。
今回の展示を見て印象的だったのは初期の作品。
こんなにグロテスクで暴力的な作品を多く制作していたんですね。
前衛芸術家が多く参加していたマヴォにもかかわりがあったということですが、そうすると村山知義あたりともつきあいがあったんでしょうか。
この時期から谷中作品の独特のユーモラスさ、観ている方の顔がほころんでくるような楽しさはしっかり存在していています。
だからこそだからこそかなりグロテスクな作品も魅力的なんでしょう。
その後、内田百や佐藤春夫といった人たちとも一緒に仕事をした(というか作品の挿絵を描いた)のですが、締切もまもらずどこかにふらっといなくなるような自由人だったようです。

ところでネットで谷中安規について調べているうちに、こんなページに行きつきました。
www.umi-neko.com/neko/taninaka/taninaka.html

放浪生活をしていた谷中の晩年(といっても40歳代ですが)を看取った女性が、やはり版画を手掛けていて、こんな本を出していらっしゃるとは。
ぜひ読んでみたいところですが、今は手に入らないんでしょうねえ。きっと。

と、ここで美術展の告知です。

■□■    特別展 住友グループの企業文化力Ⅲ     ■□■
□■□  「フランス絵画の贈り物-とっておいた名画」   □■□

泉屋博古館というと、日本の美術品の展示が多いイメージですが、意外に印象派の作品もあったりするんですよね、前回の小川千甕展ではギャラリートークが非常に楽しかったので、今回もぜひ聞ければと思っています。(ひ)



会 期:2015年5月30日(土)~8月2日(日)
    ※巡回:泉屋博古館(京都)2015年3月21日(土・祝)~5月17日(日)
会 場:泉屋博古館分館
    〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
    Tel:03-5777-8600(ハロ-ダイヤル)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし、7月20日は開館、翌21日閉館)
入館料:一般 800円(640円)/高大生 500円(400円)
    中学生以下・障害者手帳ご呈示の方は無料
    *20名様以上の団体の方は( )内の割引料金
主 催:公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
協 賛:大日本印刷株式会社ホームページ:泉屋博古館


NBAプレーオフ その3

2015年05月16日 | hoop madness
ブログの更新は相変わらず滞ってますが、NBAプレーオフの方はまったく目を離せない展開が続いています。
ひそかに応援して久しいアトランタ・ホークスがついにカンファレンス・ファイナル進出を決めました。
私が見ている範囲内では一度もなかったことですが、それどころの話じゃなくて45年ぶりの快挙というからびっくりです。
テレビでの試合中継が少なかったアトランタvsワシントンもようやく第5、6戦は生中継されたので、固唾をのんで中継を見ていました。
それにしても一番印象に残ったのは、ピアースの恐ろしいまでの勝負強さ。
ここ数年でのボストン、(ニュージャージー)ニューヨークでの鬱憤を晴らすような活躍ぶりでした。
こういう一癖も二癖もあるベテランの実力者はちゃんと力を発揮する場さえ与えられれば、こういう結果も出せるという見本のようなシリーズでした。
ちょっと前までの、デロンの悪口を言って、毒を吐いていた選手というイメージはもはやなし。

ようやく、アトランタの話ですが、何と言っても痺れる場面だったのは、ピアースの幻のシュート前のホーフォードのFT。
アトランタ・ファン以外は記憶にないかもしれませんが、2012年のプレーオフ、ファーストラウンドでアトランタはボストンと対戦しました。
2勝3敗で迎えた第六戦の終盤、ホーフォードはFT2本を決めれば同点というところで、一本目をミス。
それが原因で敗れるという悔しい思いをしています。
今回も同じように一本目をミスしたときは、そりゃあ嫌な予感がしたものです。
しかも、その後のピアースのスリー。
これが原因で負けたら、ホーフォードにとっては、終盤のFTが本当にトラウマになるところでした。
ああ、危ない、危ない。

いよいよ来週からはカンファレンス・ファイナルで、クリーヴランドと激突。
シーズン終盤の補強でいいチームになってしまったクリーヴランドは本当に厳しい相手ですが、アンチ・レブロンを続けてきた人間にはこれ以上燃えるシリーズはないですね。
しっかりと楽しませていただきます。

それまでカンファレンス・セミファイナルの試合を見てしっかり予習したいと思います。(ひ)