2月11日
シカゴ116-103フェニックス
ナッシュのいないフェニックスはちぐはぐでした。
点は取っているものの、デェフェンスがいつも以上に甘くて、ハインリック、ゴードン、デンにいいようにやられていました。
それとやたらファウルが多かったなあ、この試合。
リプレーで見ると間違っていることが多いんですよねえ、最近の判定。
まあ、それはしかたないにしても、最近のコービーのファウルの問題でNBAは審判の判定を無視してテクニカル・ファウルにした、というのは大問題じゃないでしょうか。
それじゃ、審判の権限って何?
判定したことも、勝手に機構側に覆されることがあるの?
その辺ってちゃんと説明があったのかなあ?
と試合以外のことで長くなってしまいましたが、シカゴもノシオニ抜きだったんですよね。
彼は果たしてプレーオフに戻ってこられるのか、気になるところです。
フェニックスは先日活躍していたバンクスがファウルトラブルでもうひとつ活躍できず。
マリオンは18リバウンドと信じられない数字を挙げていましたが、もう一歩のところで追いつけませんでした。
2月12日
デトロイト92-74LAクリッパーズ
ブランド欠場ということで、最初から圧倒的にデトロイト有利の試合。
ケイマンが活躍して、トーマスの外のシュートが決まっていた試合序盤が唯一の勝機だったと思うのですが、そこをクリッパーズはいかせず。
個人的には第1、3にキャセールを出しておけば、こんな展開にならなかったのになあ、といつもながらの感想です。
リビングストンは無理にインサイドに入ってパスを出せなくなったり、味方の攻撃を苦しくすることが多かった。
怪我から復帰したとしても、正PGになるのは難しい気がするなあ。
ケイマンは前半ひとりでインサイドでがんばってましたが、後半息切れして、第4Qの中盤には6つ目のファウル。
カレッジ時代の映像が流れていましたが、今からは考えられないすばやい動き。
もう少し痩せた方がいいのかも、この選手。
すごく中途半端な状態になっている、このチーム。
プレーオフに出られなかったら、来シーズンどうするんだろう。
一方のデトロイトはインサイドの弱体化したクリッパーズ相手にやりたい放題。
ウエバーは19点9リバウンドと活躍しましたが、ブランドがいたらどうだったんだろう。
モハメドが久しぶりに出場したものの、ガベッジ・タイムの後片付けといった感じ。
これなら、どこかに出してあげればよかったのになあ、と思わずにはいられません。
ウエバーやマクダイスが怪我した場合の控えだとしても、もう少し使い方があると思うんですが。
2月13日
2試合連続で悲惨な試合を見てしまいました。
この日はキッドが欠場でニュージャージーに勝ち目なし。
勝負になっていたのは第1Qだけという昨日のリピートのような試合。
まあ、第1Qは残りの戦力を全部だすけど、控えがいないから第2Qに一気にやられるわけですね、当然。
サンアントニオはここぞとばかりに控え選手が思い切り出ての練習試合ムード。
TOを連発するシーンもあったんですが、ニュージャージーの攻撃が全然つながらなくて、追い上げなし。
なんせ、ウイリアムス、カーター、ムーア、ライト、コリンズという先発陣ですからね。
カーター以外は全員控えでもおかしくない。
こうなるとコリンズの圧倒的なまでの得点力のなさがひびく。
ムーアやライトは外でもフリーになれば、シュートを決める力がありますが、コリンズの場合は……。
彼が外からシュートをうつだけで、地元ファンがため息をついてました。
せめてもう少し入りそうな(実際入らなくてもいいから)シュートをうって欲しいものです。
がんばれ、コリンズ。
と訳のわからない激励になりましたが、ウイリアムスは10アシストと健闘。
ニュージャージーのいいところはそれだけだったので、地元テレビ局(YES)はそこを取り上げてました。
この局のアナウンサーはいつも同じ方のようですが(残念ながら名前は分からない)、キッド欠場の時点からあきらめていたように淡々と放送していました。
次のトロント戦もキッドは欠場でしょう、という声は悲しげでしたが。
2月14日
ミネソタ99-94デンヴァー
得点は競っているんですが、ひどい試合でした。
どちらのチームも駄目だからシーソーゲームではあったんですけど。
デンヴァーはAIが出ていないことが前半はいい方に作用していたんですが、最後にTOを連発して自滅。
どれも凡ミスとしか思えないプレーばかり。
最後の場面でのブレイクのプレーの選択もカールHCは信じられない、という顔で見てました。
一方のミネソタは大事なところで、とにかくKGがシュートをうたない。
彼がボールを持つシーンさえなかった。
ブラントが24点と大活躍だったんですが、その辺どういう心境なんでしょうかKGは。
まあ、勝ったわけだし、若手を育てる意味もあるんでしょうけど。
それにしても、ネネとキャンビーのいるデンヴァーが20個近くリバウンドで負けているのにビックリ。
オフェンス・リバウンドを18も取られてセカンド・チャンスで得点を与えているんだから、負けて当然といえば当然。
この辺はチーム編成を大きく変えた上にけが人の多いチームの不安定さなんでしょう。
強いときは手をつけられないチームなんでしょうが。
サンアントニオ90-81デトロイト
サンアントニオ強いなあ、という試合。
今更ですが、ダンカンってすごいですね、本当に。
ウェバーじゃ彼をとめようがなく、ラシードが後半ずっとついてましたが、取るべき場面できちんと得点してました。
そして、エルソンの12点18リバウンドというのも目立ちました。
ダンカン、パーカー、ジノビリとマークしているとインサイドが手薄になって、という苦しいパターンでした、デトロイトは。
デトロイトも後半十分勝機はあったんですが、ここ一番という場面でシュートがことごこく外れてました。
ビラップスはパーカーに対するディフェンスも今ひとつで体調が悪いんじゃないかと思うくらい。
それにしても、サンアントニオのベンチの充実振りはすごい。
フィンリー、オーリー、ジノビリ、ヴォーン、オベルトと出てくるんですから。
ちゃんと控えメンバーを使っていくHCの見事さも感じさせます。
一方のデトロイトは40分台が3人もいるんですねえ。
2月15日
クリーブランド114-108LAレイカーズ
いい試合でした。
ボーナス放送のダラスvsヒューストンが。
ウエスタン上位4強の直接対決は必ず放送して欲しいものです。
放送があったのは第4Qの残り6分くらいから。
Tマックとノビツキーの入れあいにしびれましたが、このメンツで80-77というロー・スコアなのがまたすごい。
最初から見たかったなあ。
さてメインの試合ですが、4連敗中のレイカーズはコービー、オドムがそれぞれ34点20点と活躍するものの、もうひとつチームとしてつながらない。
オフェンスではそれなりにみんな活躍しているんですが、レブロンの爆発を許してしまい撃沈。
シュートは10-16だったのですが、FTを22本も与えてしまったんですよねえ。
そして、大事なところでエリック・スノウが決めたシュートが大きかった。
完全にレブロンをマークしているところをうまくつかれました。
この日の放送ではPGのトレードがレイカーズであるんじゃないかという話が出ていました。
さて、それを行わなかったフィル・ジャクソンは後半戦どんなバスケットを見せてくれるんでしょう。
2月20日
サンアントニオ95-80デンヴァー
ひどい試合でしたねえ。
まだ休みムードでした、デンヴァーのメンバーは。
点が取れたのはサンアントニオがまだ眠っていた開始5分くらいと、試合の決まった第4Qだけ。
第2Q17点、第3Q10点ですから、AT&Tのサンアントニオ・ファンにもげんなりされるくらい。
サンアントニオの守りはとにかく、カーメロに中でボールが入ったら、ダブル・チームで止める。
AIとブレイクにはシュートはさせても、いいパスはさせない、という感じの守りでTOを誘発。
ファストブレイクを21-14とサンアントニオが勝っているんだから、どうにもなりません。
ブレイクはパーカーを全然止められず、相当カッカしてましたね。
ボールがよく回らないから、デンヴァーは個人の力で時々点を取るだけ、完敗でした。
第4Qにはデトロイトvsミルウォーキーの放送に切り替わっていましたが、ミルウォーキー戦が少ないだけにもっと早く切り替えて欲しかった。
ワシントン112-100ミネソタ
ミネソタは攻撃ではみんなそれなりに活躍したんですが、3桁取られちゃ勝てませんね。
アリーナスに好き放題やられすぎ。
12-24で38点。
1対1じゃ無理だということで、ゾーンをやっても駄目。
スリーは1-8だったので、もっと極端にダブル・チーム、トリプル・チームして、外からうたせるか、パスさせるか、という作戦にでても、というのは素人だから言える勝手な意見です。
スティーヴンソンにも9-11で23点取られてるんだから、Gのディフェンスが崩壊してるんですよね、結局。
フォイはこれから成長してくれる期待がかかりますが、ヤリッチ、デイヴィス、ジェイムズというのは似たような攻撃過多な選手たちで固まっているのもなんと言うか。
ワシントンはスティーヴンソンもアリーナスに負けない言葉数の多い選手のようなので、成長するにつれて、ふたりが共存するのは大変になるんでしょうねえ。(ひ)