慶應義塾創立150年記念 夢と追憶の江戸
-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展-
2009年9月19日(土)~11月23日(月・祝)
三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_end/090919.html
http://www.gakumon21.jp/ukiyoe/
高橋誠一郎とは何者だということが気になりましたが、慶應義塾で教鞭をとり、その後文化勲章までとった人物だそうです。
すばらしい浮世絵コレクションを所有していたことでも有名だったそうで、それを慶應義塾に寄贈されたとか。
とにかく作品数が多くて、前期、中期、後期でずいぶん作品が入れ替わったみたいです。
私が行ったのは中期。
結構前のことなので正直記憶もおぼろげ。
そんな中、記憶に残った作品を挙げると。
低唱の後 菱川師宣
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=00201
「低唱」なんていう言い回しは初めて聞きました。
「低唱微吟」なんて言葉もあるんですね、勉強になるなあ。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E4%BD%8E%E5%94%B1%E5%BE%AE%E5%90%9F/m0u/%E3%81%A6/
この艶っぽい場面を描いて、「低唱」というのも意味深ですね。
どんな場面なのか、いろいろ想像できるところがいいんでしょう。
名所腰掛八景 鏡 喜多川歌麿
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11901
鏡を見て気を抜いている瞬間の女性を描くというのが面白いですね。
でも、鏡に女性の姿が映っているということは、女性からもこちらの姿が見えているのでは、つまり、気を抜いた表情も計算の上で見せていたりして。
なんてことを考えてしまいました。
二世小佐川常世 東洲斎写楽
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11001
これは確かに女形だと一瞬で分かる。
でも、こんな風に描かれて嬉しいんだろうか、と単純に思ってしまう。
速水御舟に強烈な絵を描かれた舞子(だったっけ? )さんにも同情するが、この人にも、という気持ちになってしまった。
浮世絵は特に思い入れもなく見ているので、どうしてもこんなしょうもないツッコミをいれつつ見ている。
当時の浮世絵好きにもそんな人は結構いたんじゃないかと勝手に思うんですが。(ひ)
-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展-
2009年9月19日(土)~11月23日(月・祝)
三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_end/090919.html
http://www.gakumon21.jp/ukiyoe/
高橋誠一郎とは何者だということが気になりましたが、慶應義塾で教鞭をとり、その後文化勲章までとった人物だそうです。
すばらしい浮世絵コレクションを所有していたことでも有名だったそうで、それを慶應義塾に寄贈されたとか。
とにかく作品数が多くて、前期、中期、後期でずいぶん作品が入れ替わったみたいです。
私が行ったのは中期。
結構前のことなので正直記憶もおぼろげ。
そんな中、記憶に残った作品を挙げると。
低唱の後 菱川師宣
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=00201
「低唱」なんていう言い回しは初めて聞きました。
「低唱微吟」なんて言葉もあるんですね、勉強になるなあ。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E4%BD%8E%E5%94%B1%E5%BE%AE%E5%90%9F/m0u/%E3%81%A6/
この艶っぽい場面を描いて、「低唱」というのも意味深ですね。
どんな場面なのか、いろいろ想像できるところがいいんでしょう。
名所腰掛八景 鏡 喜多川歌麿
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11901
鏡を見て気を抜いている瞬間の女性を描くというのが面白いですね。
でも、鏡に女性の姿が映っているということは、女性からもこちらの姿が見えているのでは、つまり、気を抜いた表情も計算の上で見せていたりして。
なんてことを考えてしまいました。
二世小佐川常世 東洲斎写楽
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11001
これは確かに女形だと一瞬で分かる。
でも、こんな風に描かれて嬉しいんだろうか、と単純に思ってしまう。
速水御舟に強烈な絵を描かれた舞子(だったっけ? )さんにも同情するが、この人にも、という気持ちになってしまった。
浮世絵は特に思い入れもなく見ているので、どうしてもこんなしょうもないツッコミをいれつつ見ている。
当時の浮世絵好きにもそんな人は結構いたんじゃないかと勝手に思うんですが。(ひ)