goo blog サービス終了のお知らせ 

てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

忘却とは

2017年07月10日 | お家でウダウダ
またまた更新までに時間が空いてしまいました。

今回は美術展の感想ではなく、日々の生活について適当に書かせていただきたいと思います。
最近は雑事に追われる毎日で、美術館に行くペースは以前より落ちているものの映画を見るペースだけは上がっています。
といっても、劇場に行くわけではなく、アマゾン・プライムを利用しているだけですが。
うちはタブレットはあるものの、スマホがなくてネットも基本家だけでしか使わず、携帯も最低限の時間しか利用しない契約になっています。
なので、タブレットがあって、wowowやCSのチャンネルと契約しているのに、外ではタブレットで映像を見られない状態でした。
家ではテレビを見られるんだから、わざわざタブレットやパソコンで見る必要ありませんし。
でも、アマゾンはあらかじめダウンロードしておけば、外でネット接続なしで観られる、なんて書くとまるでアマゾンの宣伝のようですが、うちのような家だと本当に便利です。
外に出るときは仕事の時も遊びのときも、電車の中でずっと見ています。
通勤時間が長い人間なので、週4、5本は見ているでしょうか。
適当に選んで、適当に見ているので、外れの作品も結構多いですが、まあ電車の中で見る分には十分ですね(褒め言葉になっていないか)
それにしても、最近の邦画は笹野高史がやたら出ているので驚きます。
いい感じのわき役でちょっと登場という、なかなか効率のよさそうなお仕事です。

個人的に面白かったのは千葉で犬をたくさん集めていたおじさんのドキュメンタリーと、離婚してずっと会っていなかった父親の葬儀に行く娘ふたりの映画ですが、どちらもタイトルは覚えていません。
たてつづけに見ると、全然細かいことを覚えていないものですね。
ただ、年を取ったせいかもしれませんが。

突然ですが、美術展のお知らせです。

■□■   「生誕140年 吉田博展」     ■□■

会期   2017年7月8日(土)~8月27日(日)

休館日  月曜日(ただし7月17日は開館、翌18日も開館)

会場   東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
    (〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)
     http://www.sjnk-museum.org/

開館時間 午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)

観覧料   一 般:1,200円(1,000円)、大・高校生:800円(650円)※学生証をご提示ください
      65歳以上:1,000円 ※年齢のわかる物をご提示ください
      中学生以下:無料  ※生徒手帳をご提示ください
     ( )内は20名以上の団体料金および前売り料金
     
     ※2回目以降は使用済みの有料観覧券の提出で、一般800円、大学・高校生500円、65歳以上800円。
     ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。
      被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。

主催   東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、毎日新聞社

協賛   損保ジャパン日本興亜、ニューカラー写真印刷

特別協力 福岡市美術館

協力   モンベル

「生誕140年 吉田博展」の期間中、海の日(7月17日)と山の日(8月11日)に展覧会図録を
お求め方先着100名様に特性ブックカバー(非売品)をプレゼント!


ということで、吉田博の作品を新宿で見ることができるんですね。
以前、三鷹で吉田家の作品を見て以来、ずっと吉田博の作品は気になっています。
画家だけでなく、作家とも交流が多く、幅広く当時の芸術家に影響を与えた貴重な存在でもある人です。
吉田博を描いた映画とかないんでしょうか。(ひ)



2012年を振り返る

2012年12月30日 | お家でウダウダ
とタイトルは大げさですが、今年見た美術展を軽く振り返って見たいと思います。
今年度になってから一度もぐるっとパスを買っていないこともあり、足を運んだ展示の数は結構減ってますが、目玉の展示は結構見ているし、お金もあまりかけずにいろいろ楽しむことができました。
印象に残った展示をざっと挙げてみます。

「瀧口修造とマルセル・デュシャン」展
千葉市美術館

渋谷ユートピア1900-1945 -帝都をのぞみ、武蔵野に棲む-
渋谷区立松濤美術館

生誕100年 ジャクソン・ポロック展
東京国立近代美術館

今 和次郎 採集講義 展 - 時代のスケッチ。人のコレクション。-
パナソニック 汐留ミュージアム

難波田史男の15年
東京オペラシティ アートギャラリー

蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち
千葉市美術館

都市から郊外へ―1930年代の東京
世田谷文学館

中村正義-日本画檀の風雲児、新たなる全貌
練馬区立美術館

幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界
東京都写真美術館

報道写真とデザインの父 名取洋之助 ― 日本工房と名取学校
日比谷図書文化館

東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」
平成館 特別展示室

バーン=ジョーンズ展 装飾と象徴
三菱一号館美術館

大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年
国立新美術館 企画展示室2E

国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
Bunkamuraザ・ミュージアム

マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
東京都美術館

川内倫子展 照度 あめつち 影を見る
東京都写真美術館

奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている
横浜美術館

村山知義の宇宙
すべての僕が沸騰する
世田谷美術館

国立新美術館開館5周年
「具体」-ニッポンの前衛 18年の軌跡

特別展「オルセー美術館、オランジュリー美術館共同企画 ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」
ブリヂストン美術館

齋藤茂吉と『楡家の人びと』展
世田谷区制80周年
世田谷文学館2階展示室

ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展
パナソニック 汐留ミュージアム

Chardin シャルダン展―静寂の巨匠
三菱一号館美術館

国立新美術館開館5周年 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
国立新美術館企画展示室1E

生誕100年松本竣介展
世田谷美術館

「メトロポリタン美術館展 大地、海、空4000年の美への旅」
東京都美術館

うーん、さすがに多い。
ここに入っていない福沢一郎記念館やギャラリー古藤も印象に残っています。
私にような者がいっても、歓迎してくださってとても恐縮しました。

調子に乗って今年のベストテンというのも適当に作ってみます。

1.蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち
千葉市美術館

2.都市から郊外へ―1930年代の東京
世田谷文学館

3.国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
Bunkamuraザ・ミュージアム

4.今 和次郎 採集講義 展 - 時代のスケッチ。人のコレクション。-
パナソニック 汐留ミュージアム

5.国立新美術館開館5周年 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝
国立新美術館企画展示室1E

6.特別展「オルセー美術館、オランジュリー美術館共同企画 ドビュッシー 、音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで」
ブリヂストン美術館

7.マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝
東京都美術館

8.川内倫子展 照度 あめつち 影を見る
東京都写真美術館

9.生誕100年松本竣介展
世田谷美術館

10.報道写真とデザインの父 名取洋之助 ― 日本工房と名取学校
日比谷図書文化館

こんな感じでしょうか。
世田谷や日比谷の展示は地味なものではあったんですが、後までずっと考えることが多く、別の展示を見ても思い出すことの多い素晴らしいものでした。
派手な作品のない分、相当作りこまれた密度の高い展示でした。
日本の近現代史としての切り口の面白さも感じられます。
こういう展示を小さい美術館にはこれからも期待したいところです。
今和次郎は本も買ったのでこれからじっくり読みたいと思います。

今年はフェルメール作品を数多く見られて嬉しかったんですが、個人的にはフェルメールの絵って、人に言わずにこっそり隠れて見たい気がします。

一位の蕭白は特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」 も含めて印象的でした。
珍しく前後期じっくり見ましたしね。

コンサートや芝居のチケットがどうにも高価すぎることもあって、来年も美術館やギャラリーに数多くお世話になると思います。
駅から遠い千葉や世田谷にもがんばって通います。(ひ)




















少年メリケンサック

2012年06月12日 | お家でウダウダ
Maximum Joy - Why Can't We Live Together -

少年メリケンサック

監督 宮藤官九郎
出演 宮崎あおい 佐藤浩市 木村祐一 田口トモロヲ 三宅弘城

映画の感想です。
クドカンが監督とはいえ、あまりにもざっくりとした映画なので驚きました。
ネットの映像で発見したパンクバンドをデヴューさせようとしたら、実は25年前の映像で本人たちはオッサンになっていた、という話。
いくら25年経ったとはいえ、みんなまったくの別人にしか見えないのが笑えますが。
「ばちかぶり」で絶叫していた田口トモロヲがボーカルなのがミソでしょうか。
常に絶叫しまくっていた彼がちゃんと歌えないという設定も面白い。
実際に演奏するまでに紆余曲折あって、最後の最後まで引っ張るのかと思いきや、あっさり演奏。
これからどうするんだろうと思ったら、相当グダグダでした。

主人公かんなの彼氏の、アホすぎる歌や、「ニューヨークマラソン」と聞こえる曲の本当の歌詞なんていう小ネタは面白いものの、時間を膨らませるためなのか、過去の出来事の説明がずいぶんと長くて、その割にそれが後で効いてくるわけでもないし。
そのせいで、訳が分からないけど、見ているうちに笑ってしまうという、いつものクドカン作品の勢いも感じられませんでした。
パンクってダサいけど、格好いい、でも、そこがダサい、みたいなノリも今いち伝わっていないんじゃないかな?

とはいえ、考えてみれば、昔の「ウーマンリブ」って、こんな感じだった気もします。
あのシリーズだと白井貴子の浮きっぷりがすごく印象的でしたが、宮崎あおいが主役だとちゃんと演技しすぎて、そんな味はでないよなあ。
でも、「ウーマンリブ」に出ているんだっけ、宮崎あおい、って?

「ばちかぶり」って、パンクというより、ファンクだったんだっけ、と考えたところで、マキシマム・ジョイやリップ・リグ&パニックといったバンドの曲が聞きたくなっていました。
こんな衝撃的な音楽がリアルタイムで展開されてるのに、ピストルズのアルバムなんて買ってる同世代の人間をアホだと思ったものです。
そんなこともはるか昔の出来事ですが。(ひ)



あまりものにしか福はない

2011年10月03日 | お家でウダウダ
Andy Rooney Out Of Context

ここには大抵見たもの、聞いたものの感想を書いているのですが、今日はテーマをひとつに絞らず、いつも以上にぐだぐだ適当に書こうと思います。

今月からスカパーがBS進出することで契約しているチャンネルに異変がありました。
私が普段契約しているスポーツチャンネルはスカイAとJsportsESPNとGAORA。
Jsports1~3はNBAのシーズン中で契約しているので今は入っていません。
ロンドンオリンピック予選の放送があるから、そろそろ入ろうかと思っていたんですが、そんな矢先に「スポーツセンターUSA」と「エクストリーム・ボクシング」が終了という話が。
かつては相撲とボクシングの放送があって、格闘技に強いチャンネルという時代もあったのに、つにボクシング終了です。
「エキサイト・マッチ」じゃ取り上げないような、4回戦の試合や地域タイトルの試合を
宮崎正博の何を言ってるか半分くらい分からないボソボソ解説と、格闘技に興味なさそうな高杉'Jay'二郎の上滑り実況とともに聞くことができないと思うとがっかり。
「スポセン」の終了は更にがっかり度が高く、カレッジバスケ情報をこんなに無意味なくらい流す放送は日本にないし、NBAの主要試合のダイジェストを毎日流してくれるところもなくなってしまった。
これでロックアウトが長引くとバスケットに対する興味がずいぶん弱まりそうだなあ、という気がしています。
とりあえず、見にくい大金の奪い合いは見ざる、聞かざるの状態にしています。
それにしても、ESPN製作の2番組がなくなるというのと、JsportsESPNがJsportsになってしまうことには関係があるんだろうか。
ESPN製作のマニアックなドキュメントもこれからみられなくなるのかなあ。
カレッジバスケの放送はこれからちゃんとやってくれるんだろうか。
BSに進出したJsportsはメジャースポーツの放送ばかりに力を入れて、NHKのスポーツ番組のようになっていくんでしょう。
CSでもマイナースポーツが見られなくなりそうでなんだか息苦しい。

「CBSイブニングニュース」を見ていると、これまた驚きのニュースが。
なんとアンディ・ルーニーが引退するということだった。
「60ミニッツ」でおなじみの名コラムニストはなんと91歳だそうです。
このところ、日本の「CBSドキュメント」ではすっかりアンディの登場がなくて寂しい限りだったんですが、最後の出演になった番組はさすがに取り上げてくれるんだろなあ。
こちらにその映像が。
http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=7383160n

モーリー・セイファーも歳をとったなあ。
いかにも白人の頑固オヤジというキャラクターのアンディーは今のアメリカから消えゆくものでもあるのかな。(ひ)


俳優でもPrefab Sproutでもなく

2009年08月28日 | お家でウダウダ
CMいいな キューピー 福山雅治

ブログが滞っているので小ネタを。
それにしても勝手にブログの仕様が変わって嫌だなあ。
文字も小さくて読みにくいし。

それはさておき、山手線で流れるテレビの映像を見ていたらキューピーのCMをやってました。
あれ、これ見たことあるなあ、と思ったらスティーヴ・マックィーンの無表情という作品にそっくりだと気付いた。
http://www.art-yuran.jp/2008/05/post-3916.html
福山雅治の無表情な感じもモノクロの映像なのもそっくり。
これはさすがに許可を取ってるんだろうなあ。
取ってなかったら悪質すぎ。
まあ、ターナー賞を取っている作品をそのままパクれないでしょう。
どのくらいお金払ってるんだろう(と下世話なことが気になる)。
この作品は確かバスター・キートンへのオマージュになっているんですが、そんな映像がこちらにありました。
また会いましょう We\'ll meet again キートン名場面集


スティーヴ・マックィーンといっても俳優ではなく、黒人のアーティストです、今更ですが。
彼の撮った「ハンガー」という映画はいいみたいですね。
日本では公開したのかな? (ひ)

引っ越しが

2009年05月11日 | お家でウダウダ
今日無事に終わり(?)ました。
荷物が多くて大変だったから段ボール箱が片付くまでまだまだ大変そうです。
それにしても大変だった。
といいつつも今日は引っ越しの後ケラの芝居を見にいったり、先日銀座に行ってきたりしたんですが。
それにしてもケラの芝居は素晴らしかった。
ここまで時代の空気を捕らえている劇作家が他にいるかな。
写真は銀座で撮りました。(ひ)
o(^o^)o

オリンピック開会式 雑感

2008年08月09日 | お家でウダウダ
MANNY PACQUIAO Offers P1M to Pinoy Gold Medalist - Juy 23, 2008


9時前から何となく開会式を見ました。
こんなに長く見るのは初めてかも。
大抵は途中で飽きちゃうんですよね。
オープニング・セレモニーは飽きましたけど。
あの足で描く絵というのはもう少し何とかならなかったのかという気がしてしまいました。

注目してみていたのは当然バスケット選手なんですが、米国、スペイン、ドイツ、ロシアというところはしっかり見ることができました。
旗手のノビツキーは嬉しそうでしたね。
キリレンコはロシアの入場シーンでは見られませんでしたが、後からブーザー、デロン・ウイリアムスと共に3人でいることろが映っていました。
よかった、それなりに仲はいいんだなあ、と変なところが気になったりして。
スペインもギリシャもバスケット選手をあんまり映してくれなかったので、アップになったガソールだけ確認。
あれだけアップになったら名前の紹介くらいして欲しいものです。
そして、一番驚いたのはフィリピンの旗手がマニー・パッキャオだったこと。
フィリピンの英雄、アジアの誇りと言っていいパッキャオですが、まさかアマチュア・ボクシングに出るの、とびっくり。
知らない人のために説明すると、彼は4階級制覇のボクシング選手。
アメリカの大舞台で次々と世界の強豪を倒したとてつもなくすごい選手なのです。
後で調べたところ、単に旗手だけをつとめるようアロヨ大統領から依頼されたとのこと。
そうか、出場選手じゃなくても旗手になれるのかあ、と今頃知った次第。
残念ながら、アルゼンチンの入場は見のがしてしまいジノビリが旗手をしているシーンが見られなかったのが残念です。(ひ)

Ella Guru

2008年06月24日 | お家でウダウダ
Voodoo Queens - Kenuwee Head


一昨日のキャプテン・ビーフハートから派生したどうでもいい話を。
キャプテン・ビーフハートの代表曲のひとつがエラ・グルーという曲。
初めて聞いたのはXTCのカヴァーだったと思うんですが、こういう「変な」曲が私は大好きなのでさっそくオリジナルの「トラウト・マウス・レプリカ」というアルバムを買いました。
それが初めてキャプテン・ビーフハートのアルバムを買ったときだったんですが、その「エラ・グルー」を店名にしたレコード店がアトランタにあるんですねえ。
Ella Guru Music Store Atlanta, Georgia
WEEKLY TOP 10
http://www.ellaguru.com/top10.html

しかも、このベスト10のマニアックさは何でしょう。
6月の頭にウィルコを抜いて、リチャード・トンプソンがトップですか。
先日取り上げたカウボーイ・ジャンキーズもその前の週のトップ10に入っている。
アトランタはフィリップス・アリーナだけじゃないないんだなあ、と訳の分からないことを考えつつ、更に調べてみると、こんな人がいるのが判明。
Ella Guru
http://en.wikipedia.org/wiki/Ella_Guru

元ミュージシャンのアーティスト、しかも音楽も美術もどっちもうさんくさくていいですねえ。
関係ないですが、町田康はどうして、小説家になったら、あんなまともな感じになちゃったんでしょう。
話を戻し、彼女のやっていたバンドはこんなものだったそうで。
Voodoo Queens
http://en.wikipedia.org/wiki/Voodoo_Queens

イギリスのインディー・チャート1位なんていうのはそんなに当てにならないというか、マーケットが小さいですからねえ。
オハイオ出身でイギリスに移住したそうで、旦那さんはやはりアーティスト。
Sexton Ming
http://www.sextonming.co.uk/index.php

更に無意味に調べるとCDが日本でも売ったりしてました。
SEXTON MING "BIRDS WITH TEETH" [LP/Used]
http://www.ngoo-fi.com/?pid=7283869

日本の音楽ファンとCDショップは本当にすごいなあ。

とりとめなく書いてますが、エラ・グルーやセクストン・ミンはジャンル的には「スタッキスト」と呼ばれるそうで、ターナー賞やデミアン・ハーストの作品に抗議を行ったりしているそうです。
スタッキストというのはコンセプチュアル・アートに反対して、より伝統的な絵画を信奉する人たちなんだそうです。
こういう人が伝統を求めるというのも不思議な気もしますが、ゴリゴリのパンクをやっている人ほど、原点回帰でR&Rをやってニューウェイブを否定したりしてますからねえ、面白い。
「スタッキスト」はパンクとの関係が深いようで、Paul Harveyなんていう人はPauline MurrayがやっていたPenetrationというバンドのギターリストだったそうです。
Penetration/ペネトレーション - Moving Targets
http://www.kingkong-music.com/index.php?main_page=product_music_ex_info&products_id=24418

謎の多い「スタッキスト」ですが、日本でも紹介される日がくるんでしょうか(もう紹介されてるのかな?)(ひ)