てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

六本木アートカレッジ

2015年04月09日 | 都内のおでかけ
六本木アートカレッジ
●開催日 : 2014年11月24日(月・祝)10:00~18:30(受付開始 9:00)
●会場 : アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49F)
●主催 : アカデミーヒルズ
http://www.academyhills.com/school/artcollege/2014/index.html

談志まつりの翌日は、六本木アートカレッジに行ってきました。
1日4000円で朝から夕方までの講座を見放題という充実したものでした。
いただいたチケットで観に行ったのと、その後、町田の美術展にも行きたかったので、午前から午後にかけての2つの講座だけ見てきました。

いとうせいこう(作家・クリエーター)
安田 登(能楽師 ワキ方 下掛宝生流)

語る、つなぐ
~記憶のアンテナにふれるとき~

山口 晃(画家)

TOPPAN presents
ここがすごいよ!日本美術!

のふたつ。
前半の講座は能というものが、精神状態のコントロールをする上でいかにすばらしいものかという話(といってしまっていいんだろうか)。
そして、後半の山口晃の日本美術講座は、複数の「洛中洛外図」を見比べながら、絵師の絵の力量、時代の違い、日本画とはどういうものなのか解説していくという講座でした。
後半は川村清雄がいかにすごい画家だったかという話になるはずだったんですが、前半の話が長すぎてたどりつかず。
話の隙間につねに小ネタを入れずにはいられないという感じで話が繰り広げられていたので、多分、設定の倍の時間つづけても最後までいかなかったでしょう。
「ここがすごいよ!日本美術! 」というタイトルに関するつっこみも長かったなあ。
武家出身の絵師は空間把握の方法が普通の絵師と違うという話が特に印象的でした。

講座は時間が決まっているので、講師の傍には時計が置いてあるのですが、それがまったくあっていないらしく、いとうさんも山口さんも困惑していました。
講座終了後、山口晃の本を購入すると、本人からサインをもらえるようになっていたんですが、恐ろしいまでの列ができていました。すごい人気だなあと改めてびっくり。

その後、観に行った町田の美術展の感想はまだ後日書きます。

最後にこれから開かれる美術展の宣伝です。

■□■   ユトリロとヴァラドン-母と子の物語   ■□■
□■□   -スュザンヌ・ヴァラドン生誕150年-   □■□

会期:2015年4月18日(土)~6月28日(日)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
   (東京都新宿区西新宿1-26-1)
    ユトリロとヴァラドン-母と子の物語
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、日本経済新聞社
観覧料: 一般 1200円(1000円)、 大・高校生 800円(650円)
     シルバー(65歳以上) 1000円 
※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金
※前売り券はチケットぴあ、ローソン、セブンイレブン、ミュージアムカフェ、イープラス、ちけっとぽーとでお求めください(4月4日から6月27日まで販売)
公式サイト: http://www.sjnk-museum.org/

ユトリロが母親からの愛情を得られず苦しんでいたエピソードは以前テレビでも観てきになっていただけに、どんな美術展なのか気になるところです。(ひ)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (モリ)
2015-04-18 22:26:12
山口晃さんは、五木寛之の新聞連載の『親鸞』の挿絵を描いていましたね(東京新聞です)。毎回がらりと画風の変わる挿絵が楽しみでした。
図書館で画集も借りましたが、すごい才能ですね。
返信する
Unknown (teshi-hi)
2015-04-24 21:56:51
『親鸞』の挿絵は展示を横浜で見ましたが、確かに変幻自在にタッチが変わっていくすごいものでした。今、水戸で開催されている展示も気になるんですが、ちょっと遠いですね。

話は変わりますが、今、八王子では「加山又造」をやってるんですね。すごく気になってます。
返信する

コメントを投稿