ジョルジュ・ルオー展
2013年10月1日(火)~ 11月17日(日)
千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2013/1001/1001.html
何度なくこれまでに見てきたルオー展ですが、昨年の秋は千葉と東京で同時に展示が行われるという、小さなルオー祭り状態になっていました。
出光美術館、パナソニック汐留ミュージアム、ブリヂストン美術館のルオー作品の充実ぶりは有名ですが、今回の展示は海外からの目玉となるような作品は来ていないものの、日本各地の美術館からいい作品をしっかり集めたものになっています。
最近はこういう、お金はかけないけど、手間はしっかりかけたという感じの展示が多いですね。
千葉市美術館は日本画に強い館長がずっと続いているだけに、こんないいルオー展が開催されるのは意外でもあります。
展示は年代別でなく、サーカス、貧しい人々といったテーマ別に構成されているので、自然と同じテーマで描かれた作品の良しあし、というよりは好みを比べることになりました。
同じピエロでも自分の好きなのはこれだね、やっぱりなんて思ったり、こういう描き方の作品まであったのか、と驚いたり。
個人的にはパナソニックの「聖顔」やブリヂストンの「郊外のキリスト」(今回展示はされてません)がルオー作品の中で特に好きなんだと再確認しました。
この日は常設展示も充実してました。
宮島達男の「地の天」が特に素晴らしかった。
真っ暗な部屋の中にデジタルカウンターだけが光るというのは、他の作品でもおなじみですが、大きなスペースにモノクロに光っている様は美しい星空を見ているようで感動的。
ルオーを見た後に、こんなのを見せられたらたまらないなあ。(ひ)
2013年10月1日(火)~ 11月17日(日)
千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2013/1001/1001.html
何度なくこれまでに見てきたルオー展ですが、昨年の秋は千葉と東京で同時に展示が行われるという、小さなルオー祭り状態になっていました。
出光美術館、パナソニック汐留ミュージアム、ブリヂストン美術館のルオー作品の充実ぶりは有名ですが、今回の展示は海外からの目玉となるような作品は来ていないものの、日本各地の美術館からいい作品をしっかり集めたものになっています。
最近はこういう、お金はかけないけど、手間はしっかりかけたという感じの展示が多いですね。
千葉市美術館は日本画に強い館長がずっと続いているだけに、こんないいルオー展が開催されるのは意外でもあります。
展示は年代別でなく、サーカス、貧しい人々といったテーマ別に構成されているので、自然と同じテーマで描かれた作品の良しあし、というよりは好みを比べることになりました。
同じピエロでも自分の好きなのはこれだね、やっぱりなんて思ったり、こういう描き方の作品まであったのか、と驚いたり。
個人的にはパナソニックの「聖顔」やブリヂストンの「郊外のキリスト」(今回展示はされてません)がルオー作品の中で特に好きなんだと再確認しました。
この日は常設展示も充実してました。
宮島達男の「地の天」が特に素晴らしかった。
真っ暗な部屋の中にデジタルカウンターだけが光るというのは、他の作品でもおなじみですが、大きなスペースにモノクロに光っている様は美しい星空を見ているようで感動的。
ルオーを見た後に、こんなのを見せられたらたまらないなあ。(ひ)