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てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

ベトナム観光+ベトナム語の響きを楽しむ「旅するベトナム語」

2005年09月17日 | 言葉・ことば・コトバ
テキストを買って1ヶ月。ようやく録画しておいた教育テレビの「アジア語楽紀行 旅するベトナム語」を見ました。

ベトナム女優のラン・フォンさんがベトナムを観光案内し、ベトナム語の会話も教えてくれるという番組。児玉清のナレーションでベトナム文化紹介も入っているという、5分番組とは思えない充実した中身。しかも12回の間に、ホーチミン市内、メコンデルタ、中部の古都ホイアンまで紹介しています。

5分番組で12回なので、一気にみても、たったの1時間。
そう思ってまとめてみたら、頭が爆発しそうになりました。
重要表現のワンフレーズだけは、ゆっくりと発音してくれますが、それ以外はネイティブの速さなので、ぜんぜん聞き取れません。日本語字幕しかない通常の会話はもちろん、ベトナム語字幕のつく短い会話のやり取りも目で追うこともできない速さ。テキストを読み返し、ほこりのかぶった記憶をたたき起こして、そういえば、こんなの習ったなぁ、と思い出すのがせいぜい、というありさま。
これは一体、どんな人が語学を学ぶための番組なんだろうか、と思ってしまいました。

その時点でようやく気がつきました。ベトナム語講座と思って見たのが、大間違いだったことに。よく見れば、タイトルのどこにも語学講座とは書いていない。
「ベトナムを旅する+ベトナム語をちょっと楽しむ」番組だったんですね。
確かに、ベトナムには無茶苦茶行きたくなりました。

ただ、それにしては、もったいないんですよね。
あいさつから始まって、文法的にもかなり難しい内容まで、おそらくNHKの通常の語学講座なら半年から1年かけて学ぶだろう内容が詰まっているのです。
市場や雑貨屋さんで買い物したり、アオザイ屋さんでオーダーしたり、カフェやレストランで注文したりと、実践的な旅行会話が学べる内容になっているのだから、
発音や文法の説明や、ゆっくりとした会話の練習を加えて、15分ぐらいの旅行ベトナム語会話講座番組としてやってほしいなぁ、と思いました。
一応テキストで補ってはいるのですが、ベトナム語は発音や聞き取りがすごく難しいので。
それと今回は南部中心だったので、北部の方も紹介してほしい。

なんだか、もう一度、ベトナム語を習いに行きたくなりました。
あー、でも今はそんなゆとりがないなぁ。(く)

心はすでに、「旅するベトナム語」

2005年08月11日 | 言葉・ことば・コトバ
maruさんが以前ブログで書いていたNHKの「アジア語楽紀行」のタイ語。7月後半からベトナム語が始まるのを知って楽しみにしていたのですが、結局、ようやく今日になってテキストを買いました。

5年ぐらい前、ベトナムにはまってしまい、本や雑誌を買い、ベトナム語を習い、ベトナム人の留学生と仲良くなり、という生活をしていたのですが、習っていた先生がおやめになってから、すっかりご無沙汰してしまっていました。旅行も最後に行ったとき、ぼられて(大喧嘩して半分の10ドルは取り返したけど)うんざりしてからすっかり遠くなってしまい・・・。

でも、テキストを開いて、ベトナムの写真を見た途端、また行きたい!と叫んでしまいました。時間が経つと嫌なことなんてすっかり忘れてしまって、思い出すのは楽しかったことばかり。ゆったりと時間の流れるメコンデルタ。きれいなお姉さんが櫓を漕ぐ舟に乗り、ぷかぷかとメコン川を流れた心地よい時間。川沿いから手を振る、子どもたちの笑顔。中国の国境近い山間の村では、少数民族の子どもたちが歌を歌ってくれたなぁ。そうそう、ちょっと知り合うと、やたらと人の年齢を聞くベトナム人。実年齢を言うと引かれるので、二十歳ということにしていた、図々しい私。今もあんな時間が流れているのでしょうか。半年経っただけで、めまぐるしく変わっていたベトナムが、5年経った今はすっかり変わっていると思うのだけれど・・・。

が、しかし、テキストをめくるうちに気がつきました。すでに5年で変わってるのは私の頭。単語もぜんぜん覚えていない。発音と聞き取りの難しさに挫折したベトナム語なのに、テキストを読むだけで、もうお手上げ状態。う~ん。再来週から再放送が始まるので、欠かさず録画して、ベトナム語を勉強する予定。挫折しないように、その様子はまたここに書こうかな。(く)

読書について

2005年07月27日 | 言葉・ことば・コトバ
昨年からジムに通っている。
実際には通っている、というほど行っていなくて、少ないときは月に2、3回(多いときは週2回ほど)。
あんまり運動しないので危機感を覚えてはじめたのだが、もっぱら今は読書のために通っている。
バイクやウォーキングの機械に乗って、ひたすら本を読んでいる。
読んでるのは大抵、文庫本なのでちょっと異様かもしれない。

若い頃は読書の時間は集中して本だけ読んでいたのだが、いつの間にか読書は、何かしながら、あるには待ち時間にするものという変な習慣ができてしまった。
完全なフリーな時間に読書じゃもったいないという妙な自分がいる。
一番の読書タイムは電車の中。
眠くて本が読めない状態にならない限り、本を読み続けている。
読書自体はすきなのだ。
でも、読書だけに時間を使うのはもったいない。
だから、ジムで運動しながら読む。
自分でもわけが分からない。
このところ、たくさん本を読まざるを得ない状況にあるので、本だけ読むこともできるようになったのだが、他の事をする時間がたりなくなった。(ひ)


初物で笑われる。

2005年05月22日 | 言葉・ことば・コトバ
この間、職場でさくらんぼをもらいました。「初物だから、東を向いて笑わなきゃ」と言ったら、「初物はあんまりおいしくないから、昔の人は強がって笑って食べたのよね」と言われてビックリ。私はこれまで、日本人は初物好きで、東より西の方が旬が早いから、東に住んでいる人に向かって「初物だぜ」と自慢げに食べるんだと思ってたので。そう言ったら、笑われてしまいました。

初物ってなんで笑って食べるの?
少しネットで調べてみましたが、諸説があるようです。

面白いと思ったのは、山形の言い伝えで、死刑囚の人が「最期に何が食べたい」と聞かれて「初物の蕎麦が食べたい」と言って、75日寿命が延び、東を向いて笑ったから、という説。

「初物七十五日」っていうのも、「初物を食べると寿命が75日延びる」っていうのが一般的だけれど、「初物って言うのは75日目まで」という説を唱える人も。「人の噂も七十五日」でも75日ってなっているように、昔の人はワンシーズンを75日と考えていたらしいです。野菜が種を蒔いて収穫できるまでが75日だったり、7と5が縁起がいいからとか、これまた諸説あり。

結構どれも本当っぽい。
でも、なぜ東なのか、っていう理由がいまいち。西を向いて食べる、って言う人まである。これを調べてみたら、江戸時代、上方の人は東を向き、江戸の人は西を向いて、自慢げに笑って食べたという説も。太陽に感謝して、昇る方向の東を向くと言う説や、夕日に向かうから西という説まである。地方によっては、南や北という説まであるらしい。

いろいろ説はあるけれど、どれが本当なのかさっぱりわからない。
やっぱり、私の説が一番正しい気がしてくる。
なんで笑われたのか、納得がいかないなぁ。うーん、笑えない。(く)