ここにもあるんですね田中美術館
『岡倉天心と日本彫刻会‐日本木彫の「伝統」と「革新」‐』
会期:平成22年9月10日(金)~平成22年10月17日(日)
小平市平櫛田中彫刻美術館
http://denchu-museum.jp/tenrankai_kako
この施設の最寄り駅になる一橋学園駅は以前、仕事でよく行っていたところ。
十年ぶり、いや、それ以上の時間が経っています。
この辺は日立の勢力がすごかったんですが、今やすかり地味になってますねえ。
広かった施設の一部を売却したのか、お店ができています。
昔は日立のバレーボールチームの体育館があって、大林選手が疲れきった顔で自転車に乗っている姿を見たこともありました。
そんな「国破れて山河あり」な気分になった一橋学園ですが、平櫛田中彫刻美術館
に行くのは初めて。
展示室がそんなに広いわけではありませんが、旧宅と庭がすばらしい。
紅葉の時期に行くとすごくいいんだろうなあ。
江戸東京たてもの園の中にあっても、おかしくないような建物です。
107歳まで生きた長生きの田中が最後に製作を行っていた贅沢な建物で、田中の制作していた当時の様子が再現されていたりします。
田中は年を重ねても、美術館に行くことが多かったようで、いろんな美術館のチケットまで展示されています。
普通のチケットではなく、展示が無料になるパスなんですが、こういう有名人でもパスをもっていないと無料にならないのかな、と不思議な気持ちになりました。
晩年まで制作の意欲のつきることがなかった田中の作品はとにかく生真面目。
「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」と書に記しているくらいですから。
田中の作った「尋牛」は牛を一直線に捜し求めているように思えます。
http://denchu-museum.jp/archives/624
迷いなんかないように見えるなあ。
正直、こういう彫刻作品のよさがまだわからないんです。
そういえば、以前行った上野の平櫛田中邸は危機遺産リストに入っているんですね。
確かに、2階に上がるときや一部の部屋の床はかなり心配な状態だったなあ。
今は建物の中が非公開になっているようですが、また入れるようになるんでしょうか。
また、あそこで青島三郎の絵を見たいなあ。(ひ)

『岡倉天心と日本彫刻会‐日本木彫の「伝統」と「革新」‐』
会期:平成22年9月10日(金)~平成22年10月17日(日)
小平市平櫛田中彫刻美術館
http://denchu-museum.jp/tenrankai_kako
この施設の最寄り駅になる一橋学園駅は以前、仕事でよく行っていたところ。
十年ぶり、いや、それ以上の時間が経っています。
この辺は日立の勢力がすごかったんですが、今やすかり地味になってますねえ。
広かった施設の一部を売却したのか、お店ができています。
昔は日立のバレーボールチームの体育館があって、大林選手が疲れきった顔で自転車に乗っている姿を見たこともありました。
そんな「国破れて山河あり」な気分になった一橋学園ですが、平櫛田中彫刻美術館
に行くのは初めて。
展示室がそんなに広いわけではありませんが、旧宅と庭がすばらしい。
紅葉の時期に行くとすごくいいんだろうなあ。
江戸東京たてもの園の中にあっても、おかしくないような建物です。
107歳まで生きた長生きの田中が最後に製作を行っていた贅沢な建物で、田中の制作していた当時の様子が再現されていたりします。
田中は年を重ねても、美術館に行くことが多かったようで、いろんな美術館のチケットまで展示されています。
普通のチケットではなく、展示が無料になるパスなんですが、こういう有名人でもパスをもっていないと無料にならないのかな、と不思議な気持ちになりました。
晩年まで制作の意欲のつきることがなかった田中の作品はとにかく生真面目。
「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」と書に記しているくらいですから。
田中の作った「尋牛」は牛を一直線に捜し求めているように思えます。
http://denchu-museum.jp/archives/624
迷いなんかないように見えるなあ。
正直、こういう彫刻作品のよさがまだわからないんです。
そういえば、以前行った上野の平櫛田中邸は危機遺産リストに入っているんですね。
確かに、2階に上がるときや一部の部屋の床はかなり心配な状態だったなあ。
今は建物の中が非公開になっているようですが、また入れるようになるんでしょうか。
また、あそこで青島三郎の絵を見たいなあ。(ひ)
