河鍋暁斎の能・狂言画
三井記念美術館
4月20日~6月16日
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
続いて向かったのは三井記念美術館。
この春はここと太田記念美術館、国立能楽堂と三箇所で同時期に河鍋暁斎関連の企画展示が開かれます。
能楽堂は無料で第1~3期まで展示が変わるという太っ腹ぶり。
第1期は見逃してしまいましたが、残りの展示はぜひ見に行きたいと思います。
少なくとも一度くらいは。
国立競技場から近いから、スポーツ博物館と一緒に行く感じかな。
駅からの方向は逆だけど。
暁斎といえば、妖怪や戦の場面を描いた迫力たっぷりの絵を連想しますが、自ら能・狂言に取り組み、そうした作品も数多く残しているんだそうです。
彼が取得した能の免状の展示もありました。
さすが自身が本格的に能・狂言にかかわっていただけに作品もとても正確だったそうですが、今までの暁斎のイメージからは大きく外れた「静」のイメージの作品が多いのは意外でした。
能や狂言の知識がまったくないので、ストーリーの解説を読むだけでとても新鮮。
特に「歌仙」、「蚊相撲」といった舞台は面白そう。
「歌仙」の方は絵馬に描かれた六歌仙が出てきて、宴を開き喧嘩までしてしまう話で、「蚊相撲」の方は蚊の精に翻弄される話で、どちらの絵も暁斎らしい動きが感じられて楽しい。
やっぱり暁斎は「動」のイメージでいってほしいなあ。
当時、派手な暁斎の作品が好きだった人も見ていたんだろうか、こうした作品を。
それにしても、3箇所で同時期に企画展を開催しているのに、それぞれの会場で作品の入れ替えがあるのはすごい。
ここと大田記念美術館の共通券を出してくれるとよかったのに。(ひ)

三井記念美術館
4月20日~6月16日
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
続いて向かったのは三井記念美術館。
この春はここと太田記念美術館、国立能楽堂と三箇所で同時期に河鍋暁斎関連の企画展示が開かれます。
能楽堂は無料で第1~3期まで展示が変わるという太っ腹ぶり。
第1期は見逃してしまいましたが、残りの展示はぜひ見に行きたいと思います。
少なくとも一度くらいは。
国立競技場から近いから、スポーツ博物館と一緒に行く感じかな。
駅からの方向は逆だけど。
暁斎といえば、妖怪や戦の場面を描いた迫力たっぷりの絵を連想しますが、自ら能・狂言に取り組み、そうした作品も数多く残しているんだそうです。
彼が取得した能の免状の展示もありました。
さすが自身が本格的に能・狂言にかかわっていただけに作品もとても正確だったそうですが、今までの暁斎のイメージからは大きく外れた「静」のイメージの作品が多いのは意外でした。
能や狂言の知識がまったくないので、ストーリーの解説を読むだけでとても新鮮。
特に「歌仙」、「蚊相撲」といった舞台は面白そう。
「歌仙」の方は絵馬に描かれた六歌仙が出てきて、宴を開き喧嘩までしてしまう話で、「蚊相撲」の方は蚊の精に翻弄される話で、どちらの絵も暁斎らしい動きが感じられて楽しい。
やっぱり暁斎は「動」のイメージでいってほしいなあ。
当時、派手な暁斎の作品が好きだった人も見ていたんだろうか、こうした作品を。
それにしても、3箇所で同時期に企画展を開催しているのに、それぞれの会場で作品の入れ替えがあるのはすごい。
ここと大田記念美術館の共通券を出してくれるとよかったのに。(ひ)
