牧野邦夫-写実の精髄
練馬区立美術館
2013年4月14日(日)~2013年6月2日(日)
ようやくですが、ぐるっとパスのつづきです。
見に行ったのは5月中盤でした。
牧野邦夫の作品はユニークとしたいいようのない不思議なものでした。
いいとか悪いとかいう尺度では測れないという意味では目黒区立美術館で見た佐脇健一の作品を連想しました。
まったく似ていないんですけどね。
とにかく目立つのは自画像の多さ。
しかも、相当に端正な顔立ちで描かれています。
デカダンで幻想的な雰囲気の作品は幻想小説の表紙やイラストに使われてもおかしくない感じですが、描きこまれすぎてあまりにも濃密な作品はそうしたものに使いにくいでしょうねえ。
ほっと気の休まるような作品はなく、見終わった後かなりつかれました。
一番印象に残った作品はやはり「未完の塔」ということになるでしょうか。
ガウディじゃありませんが、長い年月をかけて作り続けているうちに、本人が亡くなってしまったという大作。
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/exhibition/18687/
この塔の完成形は本人以外まったく分かりません。
私のような凡人にはこのくらいの書き込みで十分のような気がしなくもありません。(ひ)
練馬区立美術館
2013年4月14日(日)~2013年6月2日(日)
ようやくですが、ぐるっとパスのつづきです。
見に行ったのは5月中盤でした。
牧野邦夫の作品はユニークとしたいいようのない不思議なものでした。
いいとか悪いとかいう尺度では測れないという意味では目黒区立美術館で見た佐脇健一の作品を連想しました。
まったく似ていないんですけどね。
とにかく目立つのは自画像の多さ。
しかも、相当に端正な顔立ちで描かれています。
デカダンで幻想的な雰囲気の作品は幻想小説の表紙やイラストに使われてもおかしくない感じですが、描きこまれすぎてあまりにも濃密な作品はそうしたものに使いにくいでしょうねえ。
ほっと気の休まるような作品はなく、見終わった後かなりつかれました。
一番印象に残った作品はやはり「未完の塔」ということになるでしょうか。
ガウディじゃありませんが、長い年月をかけて作り続けているうちに、本人が亡くなってしまったという大作。
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/exhibition/18687/
この塔の完成形は本人以外まったく分かりません。
私のような凡人にはこのくらいの書き込みで十分のような気がしなくもありません。(ひ)
