拡張された感覚―日韓メディア・アートの現在
2008年9月23日—2008年11月3日
参加作家
Hoonida-Kim, MIOON, イム・スンユル, イ・ジャングォン, 梅田哲也, カン・キュンキュ, キム・ドンホ, ジン・キジョン, ソ・ジンソク, パラモデル, 毛利悠子, 渡辺水季
展示作品
《In-between Gaze》
《YTN》
《ac-cess》
《ツーリスト・プロジェクト》
《ディスカヴァリー》
《パラモデリック・グラフィティ》
《対話変速機》
《無題 #0809》
《鏡の中の肖像》
《門州》
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Extended_senses/index_j.html
先日も書いたとおり、こちらの方を蜷川実花より先に見ました。
ここの展示は親子参加型の体験もの(?)の展示と、かなりマニアックな現代アート(特に映像関係)に分かれるのですが、この企画展は両方の要素を備えた感じのものになっています。
しかし、日本と海外のアーティストの競作という形になった展示が多いですね。
競作にしても、美術では盛り上がりようもないんですけどね。
だって、甲乙つけることがあんまり意味がない訳ですから。
たとえばVOCA展とか見に行っても、賞をもらっていない作品をいいと思うことが多いし、賞をもらった作品には、ふーん、こういうのが好みなのか、と思うくらいですからね。
競作だけでなく、共作ももっとやって欲しいですよ、アートの場合。
メディアも文化も個性も年齢も異なっている人同士が作る作品なんて面白いじゃないですか。
あえて、通訳はいれずに、本人たちだけで制作にとりかかり、辞書や身振り、手振りでなんとかやっていくところを生で見せたり、映像として残したりしたら面白そう。
そういうのを今年はぜひお願いします。
面白かった作品をいくつか挙げてみます。
《In-between Gaze》2008年
渡辺水季
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/inbetweengaze_j.html
見ているものが見られているという映像は本当に多いですね。
分かっていても一瞬ドキッとしてしまう。
虫眼鏡で自らみたいところを探れるというのが面白い。
いや、本当に面白いのは、横にいて、人がどんな風に虫眼鏡を動かしているか、なんですが。
自分を見ながら見られている他人を覗き見るというわけです。
《パラモデリック・グラフィティ》2008年
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/paramodelicgraffiti_j.html
パラモデル
プラレールが壁や床に縦横無尽にのびている様子がジム・ランビーをイメージさせます。
http://mizuma-art.co.jp/artist/0140/
神経細胞でも見せられている感じがします。
神経細胞のことを分かっていないんですけどね。
《YTN》2007年,《ディスカヴァリー》2007年
ジン・キジョン
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/discovery_j.html
アポロ11号の月面着陸にはどうしてもこうも時間とともに風化しない特別なうさんくささがあるんでしょう。
本当は月に行っていなかったとか、国歌陰謀説だとか、いまだにそんな話がでるものなあ。
ミニチュアのセットを撮影している壁の向こうで、その映像をニュースのように紹介している画面が見られるという作品。
アイディア自体はあんまり新しいとは思わなかったんですが。
どの作品も制作は大変なんでしょうが、かなりシンプルなものが多いのが特徴でした。
こういうアートに興味のない人からは、「ふーん、すごいね、それで? 」と思われるようなものだという気も。
だからこそ、もうひとひねりのための共作が見たいなあ。
いつもここにくると映像作品も見てくるんですが、今回もビル・ヴィオラを見てきました。
たぶんMIGRATION (FOR JACK NELSON)という作品だったと思います。
もうしばらく初期の作品を見続けようかな。
今度は時間の余裕のあるときに行って長いものを見てみたいなあ。
今もNTTインターコミュニケーション・センターは企画展をやっているし。(ひ)

2008年9月23日—2008年11月3日
参加作家
Hoonida-Kim, MIOON, イム・スンユル, イ・ジャングォン, 梅田哲也, カン・キュンキュ, キム・ドンホ, ジン・キジョン, ソ・ジンソク, パラモデル, 毛利悠子, 渡辺水季
展示作品
《In-between Gaze》
《YTN》
《ac-cess》
《ツーリスト・プロジェクト》
《ディスカヴァリー》
《パラモデリック・グラフィティ》
《対話変速機》
《無題 #0809》
《鏡の中の肖像》
《門州》
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Extended_senses/index_j.html
先日も書いたとおり、こちらの方を蜷川実花より先に見ました。
ここの展示は親子参加型の体験もの(?)の展示と、かなりマニアックな現代アート(特に映像関係)に分かれるのですが、この企画展は両方の要素を備えた感じのものになっています。
しかし、日本と海外のアーティストの競作という形になった展示が多いですね。
競作にしても、美術では盛り上がりようもないんですけどね。
だって、甲乙つけることがあんまり意味がない訳ですから。
たとえばVOCA展とか見に行っても、賞をもらっていない作品をいいと思うことが多いし、賞をもらった作品には、ふーん、こういうのが好みなのか、と思うくらいですからね。
競作だけでなく、共作ももっとやって欲しいですよ、アートの場合。
メディアも文化も個性も年齢も異なっている人同士が作る作品なんて面白いじゃないですか。
あえて、通訳はいれずに、本人たちだけで制作にとりかかり、辞書や身振り、手振りでなんとかやっていくところを生で見せたり、映像として残したりしたら面白そう。
そういうのを今年はぜひお願いします。
面白かった作品をいくつか挙げてみます。
《In-between Gaze》2008年
渡辺水季
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/inbetweengaze_j.html
見ているものが見られているという映像は本当に多いですね。
分かっていても一瞬ドキッとしてしまう。
虫眼鏡で自らみたいところを探れるというのが面白い。
いや、本当に面白いのは、横にいて、人がどんな風に虫眼鏡を動かしているか、なんですが。
自分を見ながら見られている他人を覗き見るというわけです。
《パラモデリック・グラフィティ》2008年
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/paramodelicgraffiti_j.html
パラモデル
プラレールが壁や床に縦横無尽にのびている様子がジム・ランビーをイメージさせます。
http://mizuma-art.co.jp/artist/0140/
神経細胞でも見せられている感じがします。
神経細胞のことを分かっていないんですけどね。
《YTN》2007年,《ディスカヴァリー》2007年
ジン・キジョン
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/discovery_j.html
アポロ11号の月面着陸にはどうしてもこうも時間とともに風化しない特別なうさんくささがあるんでしょう。
本当は月に行っていなかったとか、国歌陰謀説だとか、いまだにそんな話がでるものなあ。
ミニチュアのセットを撮影している壁の向こうで、その映像をニュースのように紹介している画面が見られるという作品。
アイディア自体はあんまり新しいとは思わなかったんですが。
どの作品も制作は大変なんでしょうが、かなりシンプルなものが多いのが特徴でした。
こういうアートに興味のない人からは、「ふーん、すごいね、それで? 」と思われるようなものだという気も。
だからこそ、もうひとひねりのための共作が見たいなあ。
いつもここにくると映像作品も見てくるんですが、今回もビル・ヴィオラを見てきました。
たぶんMIGRATION (FOR JACK NELSON)という作品だったと思います。
もうしばらく初期の作品を見続けようかな。
今度は時間の余裕のあるときに行って長いものを見てみたいなあ。
今もNTTインターコミュニケーション・センターは企画展をやっているし。(ひ)
