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てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

共作の時代~その16 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

2009年01月14日 | ぐるっとパス
拡張された感覚―日韓メディア・アートの現在
2008年9月23日—2008年11月3日
参加作家
Hoonida-Kim, MIOON, イム・スンユル, イ・ジャングォン, 梅田哲也, カン・キュンキュ, キム・ドンホ, ジン・キジョン, ソ・ジンソク, パラモデル, 毛利悠子, 渡辺水季

展示作品
《In-between Gaze》
《YTN》
《ac-cess》
《ツーリスト・プロジェクト》
《ディスカヴァリー》
《パラモデリック・グラフィティ》
《対話変速機》
《無題 #0809》
《鏡の中の肖像》
《門州》
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Extended_senses/index_j.html

先日も書いたとおり、こちらの方を蜷川実花より先に見ました。
ここの展示は親子参加型の体験もの(?)の展示と、かなりマニアックな現代アート(特に映像関係)に分かれるのですが、この企画展は両方の要素を備えた感じのものになっています。
しかし、日本と海外のアーティストの競作という形になった展示が多いですね。
競作にしても、美術では盛り上がりようもないんですけどね。
だって、甲乙つけることがあんまり意味がない訳ですから。
たとえばVOCA展とか見に行っても、賞をもらっていない作品をいいと思うことが多いし、賞をもらった作品には、ふーん、こういうのが好みなのか、と思うくらいですからね。
競作だけでなく、共作ももっとやって欲しいですよ、アートの場合。
メディアも文化も個性も年齢も異なっている人同士が作る作品なんて面白いじゃないですか。
あえて、通訳はいれずに、本人たちだけで制作にとりかかり、辞書や身振り、手振りでなんとかやっていくところを生で見せたり、映像として残したりしたら面白そう。
そういうのを今年はぜひお願いします。

面白かった作品をいくつか挙げてみます。

《In-between Gaze》2008年
渡辺水季
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/inbetweengaze_j.html
見ているものが見られているという映像は本当に多いですね。
分かっていても一瞬ドキッとしてしまう。
虫眼鏡で自らみたいところを探れるというのが面白い。
いや、本当に面白いのは、横にいて、人がどんな風に虫眼鏡を動かしているか、なんですが。
自分を見ながら見られている他人を覗き見るというわけです。

《パラモデリック・グラフィティ》2008年
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/paramodelicgraffiti_j.html
パラモデル
プラレールが壁や床に縦横無尽にのびている様子がジム・ランビーをイメージさせます。
http://mizuma-art.co.jp/artist/0140/
神経細胞でも見せられている感じがします。
神経細胞のことを分かっていないんですけどね。

《YTN》2007年,《ディスカヴァリー》2007年
ジン・キジョン
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2008/Extended_senses/Work/discovery_j.html
アポロ11号の月面着陸にはどうしてもこうも時間とともに風化しない特別なうさんくささがあるんでしょう。
本当は月に行っていなかったとか、国歌陰謀説だとか、いまだにそんな話がでるものなあ。
ミニチュアのセットを撮影している壁の向こうで、その映像をニュースのように紹介している画面が見られるという作品。
アイディア自体はあんまり新しいとは思わなかったんですが。

どの作品も制作は大変なんでしょうが、かなりシンプルなものが多いのが特徴でした。
こういうアートに興味のない人からは、「ふーん、すごいね、それで? 」と思われるようなものだという気も。
だからこそ、もうひとひねりのための共作が見たいなあ。

いつもここにくると映像作品も見てくるんですが、今回もビル・ヴィオラを見てきました。
たぶんMIGRATION (FOR JACK NELSON)という作品だったと思います。
もうしばらく初期の作品を見続けようかな。
今度は時間の余裕のあるときに行って長いものを見てみたいなあ。
今もNTTインターコミュニケーション・センターは企画展をやっているし。(ひ)







色に溺れる~その15 東京オペラシティアートギャラリー

2009年01月12日 | ぐるっとパス
Heathers trailer なぜかこの映画を思い出しました。

蜷川実花 展
会期 :2008.11.1[土]_ 2008.12.28[日]
会場 :東京オペラシティアートギャラリー  
「収蔵品展027ブラック&ホワイト:磯見輝夫・小作青史」
「project N35 ましもゆき」
http://www.operacity.jp/ag/exh99/index.html

大人気の企画展でした。
オペラシティアートギャラリーで見た一番混雑していた企画展は北欧の家具のときだったのですが、今回それを越えてました。
印象派や日本画の有名どころの展示ならいざしらず、写真の展示でこれだけお客を呼べるのはすごい。
父親の当たりはずれの多い芝居より、よっぽど集客力があるんじゃないかと思ってしまいます。
まだ展示が始まって間もない土曜日に、NTTのギャラリーに行く途中、会場の外にすごい列が出来ているのに驚きました。
きっと本人がサイン会かトークショーでもやるのかな、と思ったらそういう訳でもなかったようです。
そんなわけで、混雑を警戒して平日の夕方に行ったんですが、それでも混んでました。

作品の方ですが、思ったより全然少なかった。
途中でとても小さい作品がいっぱいあったりもしたんですが、そこで時間を掛けないとあっという間に見終わってしまう。
でも、色がすごくいいですね。
安っぽいくらいのどぎついカラーが、昔見たテクニカラーの映画を思い出させます。
花という現実的な素材を色によって、ここではないどこかに連れて行ってしまう気がして。
花を映した作品はVOCA展でもいくつか見ていたと思いますが、そのときは全然ピンときませんでした。
彼女が撮った映画も予告編をテレビで見たときには見たいとは思わなかったけど、その人気も大きいんでしょうね。
逆説的な言い方になりますが、こんなおっさんには分からないものがどんどん出てくるというのは嬉しい限りです。
分かるけど、おっさんの時代もそんなのあったんだよ、っていうものはつまらないですから。
一番人気があったのはアイドルや女優の写真でした。
半分くらいは誰がモデルかも分からないくらいなのですが、その中に横尾忠則風の作品があるのが興味深かった。
蜷川の娘が天井桟敷な感じか、などと変なことを考えて楽しんでました。
横尾忠則と蜷川幸雄は一緒に賞をもらったりしてましたが、一緒に仕事もしているんだろうなあ。

収蔵品展では磯見輝夫と小作青史の版画を展示してました。
高校生くらいのお客が多い「蜷川実花 展」にこんなものをぶつけてくるのはすごいですね。
http://www.operacity.jp/ag/exh100.php
どちらも良かったんですが、小作青史の作品が特に印象に残りました。
http://www.gaden.jp/77gallery/2003/031110.html
見ていて居心地の悪さと気恥ずかしさを覚えながらも気になって仕方ないのは何故なんでしょう。
昨年末は版画を見る機会がそれなりにありましたが、その範囲はかなり広いものですね。(ひ)


シュールな福助~その14 東京都写真美術館

2009年01月11日 | ぐるっとパス
甦る中山岩太:モダニズムの光と影
会 期:2008年12月13日(土)→2009年2月8日(日)
東京都写真美術館 3階展示室
http://www.syabi.com/details/nakayama.html

今回のぐるっとパスの記事は先日も書いたように、見に行った順序とはかなり違うでたらめな順番で記事にしています。
この展示はかなり最近、行ったもの。
渋谷のTWSに行った後でした。
どうして、そんなことを書くかというと、TWSでアンケートに答えて貰ったポストカードが中山岩太のものだったんですね。
写真美術館の絵はがきは150円とちょっと高めなのでラッキーでした。

中山岩太という名前はこの企画展で初めて知ったんですが、20年代に農商務省の海外実業練習生として渡米後、ニューヨークやパリで写真家として仕事をして、その後日本でも活動したという、日本写真界に名を残す人物です。
藤田ともパリ時代に交流をもったということで、彼の写真も撮っています。
第二次大戦中に藤田は戦争に関わらざるを得なくなり、人生を完全にに左右されたわけですが、彼の場合、戦争という時代におもねない自由な作品を撮っているのが不思議でした。
下のページに画像がある「福助足袋」なんてシンプルですが、すごくシュール。
http://www.shibuyabunka.com/soft.php?id=6535
芸術的な写真を最初から撮影していた訳ではなく、ファッション誌のための写真を撮ったりしていた人だけに芸術に走りきらずに、ずっとスタイリッシュでもあったという気がします。
それでも、当時の日本ではかなり自由すぎる写真だったんでしょうが。
ちなみに、この福助の写真は朝日新聞社主催第1回国際広告写真展で一等になっています。
中山岩太の写真やオリジナル・プリントはずっと個人が持ったままになっていたそうですが、阪神淡路大震災のときに、破損せずに残り、芦屋市立美術博物館に寄贈されたみたいです。
芦屋というと吉原治良の具体美術協会があったところですね。
日本の前衛芸術にとってははずせない土地と言ってもいいかもしれません。
残念ながら中山岩太は早く亡くなっているので、具体美術協会との関わりはないんですが。(ひ)

ストーリーのはじまり~その13 目黒区美術館

2009年01月10日 | ぐるっとパス
山口百恵 - 横須賀ストーリー Momoe Yamaguchi - Yokosuka Story

石内都展 ひろしま/ヨコスカ
2008年11月15日(土)~2009年1月11日(日)
主催 : 目黒区美術館
http://www.mmat.jp/

目黒区美術館はいつも渋いいい企画をやってくれるんですが、今回も素晴らしい展示でした。
石内都というと広島の原爆で亡くなった、または被害を受けた方々の衣装や遺品を撮影したり、自分の母親本人や衣服、化粧品といったものを撮影したりと、対象を撮影しつつも、恐ろしく自分を追い込んでいくであろう作品を次々と発表しています。
「石内都=ヘビーな私小説的写真を撮る作家」というイメージがある一方で、初期の横須賀を舞台にした写真は、個人というより70年代という時代の空気を感じさせる作品も撮っています。
私の中ではそのギャップが非常に面白いんですが、どちらが好きかと言われると初期のものでしょうか。
以前、写真美術館で彼女の作品を見たときにも感想として書いたんですが、70年代という、まだうさんくさい世の中のうさんくささが町の中に形となって表れていた時代の空気感がどの写真にも満ちあふれています。
恐ろしく古い木造のアパートや、町の裏通りにある汚らしいけど、妙にエロティックな看板なんてものが存在していた時代。
そんな町に自分も生きていたことを思い出すのです。
過去を思い出すというと、三丁目のなんとかみたいな、異様に自分の過去を美化した気持ち悪いものになってしまいがちですが、こういう時代の空気感や臭いを嫌になるくらいはっきりまざまざと思い出させてくれるものこそ、本物だと思うわけです。
そんな変な美化をしたら自分の過去にも失礼というものです。
自分の過去を整形するな!

と、いつもながら暴走したところで話を戻しますが、今回の展示はそうした70年代の作品から広島での作品までみることができます。
広島や母親の作品はかなり重いものがあるんですが、それでも対象を美しく撮ってくれていることで救われる気がします。
テーマがテーマだけに、もっと重厚に、変に意味を加えた写真を撮ろうと思えば撮れるはずなのに、そこに逃げず、目の前にあるものの魅力をそのまま撮影しようというのが石内流なのかな、などと生意気に思ったりするわけです。

それにしても、横須賀ストーリーという作品集を山口百恵に贈ったら喜ばれたというエピソードは納得ですね。
写真集に映っている山口百恵のポスターは、やはり時代の空気を象徴する存在です。(ひ)


選べないリクエスト~その12 松岡美術館

2009年01月09日 | ぐるっとパス
古伊万里展
江戸時代の絵画展
9月30日(火)-12月23日(火・祝)

京都の日本画展
11月11日(火)-12月23日(火・祝)
http://www.matsuoka-museum.jp/

松岡美術館にも行ってきました。
5時閉館で駅から結構遠いから気をつけないと行けなくなることが多いんですね。
イメージとして洋画、邦画、器といったメジャーどころを毎年ローテーションで展示している気がするんですが、人気作品を展示するリクエスト企画を行うということがアンケート用紙に書かれていました。
でも、どんな作品を所有しているか全然分からなくてリクエストは出しませんでした。
せめて作品名と作者の名前だけでも書かれた資料を用意してくれるといいのに。
ちなみに美術館のホームページを見ても、代表的な作品がいくつか載っているだけでした。

今回の展示は器がメインだったのですが、絵画もありました。
堂本印象と応挙の作品が多かったんですが、応挙の作品が微妙な感じですね。
「鶏・狗子図」の犬は可愛いような、ちょっと変なような。
応挙を気軽に見られる小さい美術館というと、ここと三井になります。
でも、バラバラに見ていると滝の絵と、この犬の絵の作者が同じだとは思いにくいんですけど。

青木大乗という人の作品も気になりました。
調べてみて非常に有名な人だったと後で知りました。
その割にあんまり美術館で見た覚えがなかったり、ネットに画像があまり載っていないのは何故でしょうか。
http://www.gallerysugie.com/E-23daijyou.htm
http://www.peyton-place.com/painting/p050913.html
洋画のような日本画のような不思議な味わいがあります。
名前を覚えておいて、青木大乗作品をこつこつ見ていきたいと思います。(ひ)



白金台ミステリーゾーン~その11 国立科学博物館附属自然教育園

2009年01月08日 | ぐるっとパス
科学映像館 東京・目黒・自然教育園 2008年11月6日撮影


http://www.ins.kahaku.go.jp/

目黒で一番の癒し系スポットにも行ってきました。
庭園美術館から目と鼻のさきなので時間さえあれば、ついでに寄っています。
どちらにも庭があるんですが、ゆっくり歩きたいならここでしょう。
行ったのが11月の半ばくらいだったので、まだ紅葉に早いのが残念。
でもお陰で空いてました。
この秋はあまり紅葉を楽しめませんでした。
街中の銀杏の葉が紅葉している様子を見るとちょっと損した気分。
子供の頃は紅葉というと葉っぱがやたらに落ちる季節というくらいの認識しかなかったのに変われば変わるものです。
そういえば、私の行っていた小学校は、子供は元気じゃないといけないということで、真冬の寒いときでも、昼休みは雨の日以外校庭に出て遊ぶことを強要されていた記憶があります。
晴れても寒い冬は本当に嫌だったなあ。

自然教育園に話を戻すと、都心とは思えない素晴らしい自然のそんざいしている場所なんですが、カラスが多すぎるのが難点。
あんまり更新されていないホームページの「今月のみどころ」にも「日本のカラス」という項目があります。
http://www.ins.kahaku.go.jp/hei/listtop.html

カラス以外の鳥を見ることができるとラッキーなくらいです。
今回は短めのコースをぐるっと回ってきたんですが、気になったのは自然教育園のすぐ横の殺風景な建物にあった大きな看板。
下水道工事に関するものらしいんですが、ざっと見るだけだとなんだかよくわからない。
でも、かなり大きな看板だからかなりアピールの必要なものなんでしょう。
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%99%E8%82%B2%E5%9C%92&sll=36.5626,136.362305&sspn=31.092333,56.25&ie=UTF8&ll=35.636298,139.722483&spn=0,303.75&z=4&iwloc=B&layer=c&cbll=35.636298,139.722483&panoid=XlFiNEBtAfR7dBJ-M1cUEQ&cbp=12,330.4622354959321,,0,-3.7177705513271997
うーん、怪しい雰囲気が漂ってますが、よくはわかりません。
このあたりには不思議なお店が多くて、単なる高級住宅街じゃありませんね。

そういえば、ここから松岡美術館に行く間に通る蕎麦屋はいつも混んでいて外に人が並んでいる。
一度入ってみたいとは思うんですが、並ぶまでの気力がなくて素通りしています。
麺類のお店というのはどうして、みんな並んでまで食べるんでしょう。(ひ)


30年代の光と影~その10 東京都庭園美術館

2009年01月06日 | ぐるっとパス
1930年代・東京
アール・デコの館(朝香宮邸)が生まれた時代
会期:10月25日(土)~2009年1月12日(月・祝)
東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/1930/index.html
http://www.bijutsukann.com/bj/ex/teien.html

上野編が終わって、目黒に。
目黒はぐるっとパスで無料になるいい美術館が密集してます。
恵比寿も六本木も近いし、一日じゃとても制覇できない強力スポットとなっています。
その中でも建物のすばらしさは一番の庭園美術館。
企画展もアールデコ建築にあうものが多く、今回もアールデコ全盛時代を紹介したもの。
昨年からアールデコ関連の企画がすごく多いのですが、考えたら私立でなく、公共の美術館にそうしたものが多かったような気が。
日本が世界に認められた時代、大正時代の開放的な空気といったものを暗い時代だからこそ強調したかったのかな、などと穿った考えをしたくなります。

展示の方ですが、アールデコに限定せず、その時代の幅広い作品や風俗が紹介されています。
東京の町並みや地下鉄のポスターといったものから、松本俊介、東郷青児といった人たちの作品まで。
株価暴落があり、戦争の影も見えていた時代でありながら、一方でこれだけ華やかな大正モダンの雰囲気を感じさせる文化が存在していたことに改めて驚きます。
清川泰次が戦争直前という時期に映した写真が今とあまり変わらない東京なのに驚きましたが、それと近いものがありました。
関東大震災直後ということで都市の復興を盛り上げるという意味もあったんでしょうけどね。

鈴木信太郎の作品はこの時代を象徴するようなものでした。
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/06/1021_suzuki/index02.html
海野十三や江戸川乱歩が作品を発表し、雑誌「新青年」は既に創刊してから10年が経っていたんですね。
まだ日本にインテリが存在していた時代です。(ひ)

シンプル・イズ・ベスト~ その9 下町風俗資料館

2009年01月04日 | ぐるっとパス
「知ってる? 子どものむかしの遊び」
平成20年9月13日(土)~11月30日(日)
2階展示室
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=165000

続いても上野です。
いつも来ている場所ですが、二階で企画展があったし、一階ではハンコ作りの実演がありました。
紙芝居やベーゴマ、型抜きなんていうのは子供の頃、実体験があるものなんですが、団塊の世代向けになっているためか、メンコに描かれているスポーツ選手やヒーローには世代的な開きがちょっとありました。
子供のおもちゃはずいぶん時代によって変わってきましたが、結局ずいぶんシンプルなものに落ち着いてきて、こうした昔のものが違和感のない時代になってきた気がします。
少し前に、ゲーム作りの仕事をしているという方と話す機会があって、ゲーム作りの技術はどんどん上がっているのに、いくらすごいものを作っても売り上げに反映されない、というか遊ぶ方が複雑なゲームについていけなくなっているという話を聞きました。
任天堂のゲームなんかも結局、家族みんなが簡単に使えるものを出してヒットしたみたいだし、だんだんパソコンや携帯電話も複雑な機能は省いたものになっていく、というか仕事以外パソコンを持たない人が増えてくる気がします。
ちょっとの便利さのために、訳の分からない故障をしたり、莫大な通信費を請求されてストレスが貯まるなんて割が合わない気がします。
話はどんどん逸れますが、私はダウンロードで曲を購入したことがありませんが、これからもひたすらCDやレコードで音楽を聞き続けると思います。

毎回行くと必ずひいているくじは今回大吉でした。
前回も同じような結果だった記憶が。
少しずつ運が向いてくるといいんですけど。(ひ)


最期のハガキ~その8 旧東京音楽学校奏楽堂

2009年01月03日 | ぐるっとパス
中田喜直展
2008年9月14日(日)~11月24日(月・祝)
旧東京音楽学校奏楽堂
http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/news.html

明けましておめでとうございます。
何とか三が日のうちに更新が出来ました。
毎年、目標を立てては玉砕しているのですが、近いうちに性懲りもなく新たな目標を立ててみようと思っています。
今年はそれにしても、正月を迎えたという気が例年以上にしません。
テレビ番組も不景気を思い切り反映して、かなり地味目で、どう考えても1,2時間で十分な内容のものを3、4時間無理矢理引っ張って時間を埋めている感じでした。
これだけ世の中不景気と言っているのに、あんまり浮かれてもいられないし、感じ悪いと思われるのも不安なんですかね。

そんな話はさておき、昨年の積み残しのぐるっとパスのつづきですが、今回は旧東京音楽学校奏楽堂です。
企画展をちょうどやっていました。
作曲家の中田喜直の特集。
童謡に疎い私でも曲名を聞けば知っているというくらいの人です。
Wikipediaを見ると、「ちいさい秋みつけた」、「めだかの学校 」といった有名童謡だけでなく、すごい数の校歌を手がけているんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E5%96%9C%E7%9B%B4

しばらく前に見た展示なのでどこまで正確に覚えている不安がありますが、戦争に出兵して死を覚悟して家族全員に書き残した遺書代わりのハガキも展示されていました。
家族それぞれに一枚ずつ書いていて、それぞれ書きようが違う。
母親には不安な心情を吐露する部分も少し見えるのに、父親には強い気持ちを見せるような文面になっています。
でも、どのハガキにも共通して、不安でしかたないのに、逃げ出すわけにはいかない状況のつらさ、しかも思い切り、その気持ちを告白するようなハガキを最後まで書くわけにはいかないことのつらさが表れている気がしました。
作曲家に関する展示なのに、そんなことが一番印象に残るというのも何ですけど。
それにしても、そんなハガキがみんなの前で公開されてしまうというのは、そうとう気恥ずかしいように思えます。(ひ)



科博でぐるっと360度~その7 国立科学博物館

2008年12月31日 | ぐるっとパス
今度は上野編です。
上野は西洋美術館がぐるっとパスから消えたので、芸大コレクションのない時期は美術館なしとなります。
今はまさにそんな時期なんですが、気をとりなおして、いくつか回ってきました。
国立科学博物館はシアター36○のために入場。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/theater360/index.html
全球型映像施設というやつで、普通のプラネタリウムと違って立ったまま楽しみます。
360度すべてに映像があり、よりダイナミックに映像を楽しめるという訳です。
そんなに混んでいたわけではないので、簡単に入れました。
科学博物館オリジナル作品と愛知の万博かなにかで作った作品の2つを見たんですが、映像の迫力がまったく違う。
万博はお金を掛けたんでしょうね。
ちなみに片方の作品はピーター・バラカンさんがナレーション。
企画展で今もやっている菌類の展示は縁がなさそうだと思ったら、チケットが当たったので、来年早々に行ってきます。

今年ももう少しで終わりですが、ぐるっとパスの積み残しがまだまだあります。
今年も美術館とNBAに明け暮れた感じですが、美術館は積み残しがなくなったところで、「今年の収穫」っぽいものを書いてみたいと思います。(ひ)