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てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

キモノ・ユア・ハウス~その13 ニューオータニ美術館

2010年01月14日 | ぐるっとパス
Sparks - When Do I Get To Sing \'My Way\' (Vince Clarke Remix)ヴィンス・クラーク節炸裂!


肉筆浮世絵と江戸のファッション 町人女性の美意識
10月03日(土) 〜 11月23日(月)
ニューオータニ美術館
http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/200910_ukiyoe/

初めてニューオータニ美術館に行きました。
ニューオータニまではすぐに着けたものの美術館のあるフロアが分かりにくい。
ホテル内のセレブな感じの人びとの前を地味な姿で歩くのはどうも気がひけます。
大倉みたいに別の建物になっていてくれればいいのに。
美術館とは言いながらも、ホテル内の遊具施設の一環というのが正直な印象。
ぐるっとパスを使えば追加料金なしだからいいけど、正規の料金を払ってまで見に来ようとは思わないなあ。
展示自体はいいものもあるようですが、今回はどうやら外れ。
ファッションの方が展示の中心で、町人女性の衣装が時代と共にどう変化したかわかる展示になっています。
展示は狭いスペースながら、それなりにあるしわかりやすいものだったから、単に私の好みじゃなかったというだけの話なんですけどね。

勉強になったのは、こうした衣装の流行に絵師の力が大きく関わっていたということ。
衣装の柄や色彩の流行と、当時描かれた美術作品の対比なんてものをじっくり検証してくれる美術展があったら面白そうです。
それと江戸と大坂の流行の違いなんていうものも比較すると面白そう。
同じ時代に見えるところを思い切り派手にした衣装と、見えないところが凝っている衣装が同時に存在しているのが面白い。
ニューオータニに泊まっているセレブな感じの人たちの洋服は見えないところまで凝っているのかな。(ひ)




けだるそうな人々~その12 出光美術館

2010年01月09日 | ぐるっとパス
Todd Rundgrens Utopia - Freedom Fighters

ユートピア ―描かれし夢と楽園―
2009年10月31日(土)~12月20日(日)
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/200905.html

昨年末までやっていた展示ですが、行ったのは割と早めだった気がします。
日本の美術を「ユートピア」という括りで展示するというのは面白いですね。
トマス・モアの本は読んでいませんが、基本的にすごく否定的な言葉という印象があります。
現実の世界に対する不満ゆえに創造された理想郷、「正しい」ことが楽しく居心地が良いとは限らないということを示す意味での至上の地。
経済的、政治的に不幸な人間が現実に不幸とは限らないということを示す概念、なんてことが浮かんで、ユートピア=桃源郷なんて思えません。
更にはユートピアというと、ゴムをくわえていた人たちや、フィラデルフィア出身で「ちび」というグループ名のバンドをやったり、GFRのプロデューサーをやったりした人を思い出したりもするんですが、話が逸れるのでここでは触れずにおきます。

そんなことを考えつつ展示を見たんですが、一番印象に残ったのはやっぱり仙。
「百寿老画賛」という百歳を迎えた老人が百人描かれているというもの。
百歳を百人、という圧倒的なわかりやすさとラフなタッチが素敵です。
リアルに描かれたら、それはそれで怖い気もしますしね。
小杉放庵の「洞裡長春」も「百寿老画賛」同様に以前見ているものですが、いいですねえ。
桃源郷を覗き見ているという設定の作品です。
そもそも絵を見るという行為自体が現実に目の前にないはずの何かを見せてもらうものな訳で桃源郷を見ているようなものなんでしょう。

作品のほとんどは出光美術館所蔵のものだったんですが、中には三井記念美術館と国立博物館のものも。
海北友松の「琴棋書画図屏風」が気になりました。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=F08&processId=00&col_id=7045&Title=%8B%D5&Artist=&Site=&Period=&FromNo=&ToNo=

「琴棋書画」とは文化人といわれる人がもつべき教養というのを指しています。
今の時代だと何ですかね。
いわゆる文人画というものが存在していたのは、こういうものの名残なんでしょうねえ。
明治時代くらいまでは日本の作家も文化人なら漢詩が読めたり、書を嗜んだりしていたそうですし。
「琴棋書画図屏風」に話を戻すと、そんな趣味に興じている人を描いているんでしょうが、全然楽しそうじゃないのが面白い。
このけだるそうな人たちは準備か後片付けでもしている感じ。
それにしても、こんな場面を描くのがすごい。

いつものようにルオーとムンクの作品も展示されていました。
http://www.norway.or.jp/news_events/news/munch_demitsu_2009_10/

「大きな犬と小さな犬」の大きな犬の妙にリアルな描かれ方がいいですね。
しかし展示されている作品のタイトルはどれもシンプルだなあ。(ひ)


光と影と~その11 相田みつを美術館

2010年01月08日 | ぐるっとパス
「相田みつを 日めくりの世界~ミニ日めくり「人間だものII」刊行記念~」
平成21年9月8日(火)~12月20日(日)
相田みつを美術館
http://www.mitsuo.co.jp/museum/exhibition/index.html

ぐるっとパス定番スポットですが、久しぶりに行ったという気もします。
言ってしまえばカレンダー発売記念イベントという感じです。
相田みつをのカレンダーは今や定番に入りつつあるんでしょうね。
今年の正月は虎谷のお菓子を買ってきませんでしたが、売れてるんでしょうねえ、きっと。
作品は当然のこと定番のものが多く、特に新しい発見はありませんでした。

今年の受験生向けの「キットカット」には相田みつをの言葉が入っているそうです。
http://juken.oricon.co.jp/71603/full/

まさに言葉が一人歩きして、相田みつをのイメージを作り上げているのって、考えてみれば不思議ですね。
亡くなった人だからこんなことにもなったんでしょうが、本人が生きていれば、この現状に対してどんな発言をしたか聞いてみたかったなあ。
今まで語られなかった視点から見た相田みつをや相田みつをブームの背景に興味があるけど、意外にそういうものは出てこないですね。

余談ですが、このページの下にある写真だと相田みつをがすごく大きく見える。
虎谷の夫婦が小さいだけなのか。
もし相田みつをがすごく背が高かったら意外、でもないか? (ひ)


空き屋にいる人~その10 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

2010年01月03日 | ぐるっとパス
Up in the clouds with COOP HIMMELBLAU


「コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来 」
2009年09月19日 ~ 2009年12月23日
NTTインターコミュニケーション・センター
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2009/CoopHimmelblau/index_j.html

ここは企画展があるときだけ有料スポットになって、ぐるっとパスを使うことができます。
このときは建築関係の企画展。
とはいっても、展示自体は建築? と疑問符が出る不思議な実験装置がいくつか並んでいます。
人の鼓動を音や光にするという不思議な物体、更に人が移動するとそれがヴァーチャルな都市の映像に影響を与える装置が置かれています。
http://www.ntticc.or.jp/Archive/2009/CoopHimmelblau/Works/index_j.html#works2

どちらもかなり場所をとる巨大なもので、実に近代的なハイテク装置。
いとうせいこうと宮沢章夫の対談を昨年聞きに行ったときに話していた、昔のコンピューターに近いアナログな代物でした。
こんなものが建築にどう結びつくのかはさっぱりわかりませんが、無用の長物的なくだらなさが素敵でした。
全然エコでもなけりゃ、効率的でもないし、癒しでもない、いかれた感じ。
今の世の中に必要なのは実はこんなものじゃないでしょうか。
経済効率がどうのこうのなんて話は興味ないです、私は。

ちなみにコープ・ヒンメルブラウというのは人名ではなく建築設計事務所の名前です。
こんな変な建物を造っています。
http://wapedia.mobi/ja/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6

この事務所に入っていた日本人建築家の阿部仁史という人は茨城にこんなものを作っています。
http://www.sekine-cs.jp/j/kdt.html

建物というより地形がユニークな気がします。

企画展だけでなく、映像ライブラリーの作品も見てきました。
毎回行くたびにビル・ヴィオラの作品を1本ずつみるということに決めているのですが、今回見たのはReasons for Knocking at an Empty Houseという作品。
http://www.eai.org/eai/title.htm?id=1429

何もせずにただ空き屋の一室に居続けるという作品。
睡眠やテレビや本で時間をやりすごすということを許されず、ただ部屋の中にひとりでいつづける映像が延々とながれる。
映像は確かモノクロで見ている方も部屋の中の人物と同じ退屈を味わうことになります。
向こうは2日間ぐらい(もっと長かったかな?)という長い時間で、こっちは20分くらいだから、大変さは比べものにならないんですが、何も起こらない映像というのはすぐに見ていて苦痛になるものですね。
窓の外が暗くなったり、車の通る音が聞こえたりする僅かな変化がすごく気になる。
今に何か起こるだろう、とか何か変化があるだろうと思いつつ、何の変化もない映像を最後まで見てしまいました。
「空き屋」とは果たしてなんなのか、というくだらない問題を延々と考えたんですが、とてもまとまりそうもないので、ここでは書かないことにします。
それにしても、こういう映像って編集作業と全体の長さを決めるのが難しいでしょうね。
だって、延々と同じような映像が続いているんですもん。(ひ)





旅の行方~その9 東京オペラシティアートギャラリー

2010年01月01日 | ぐるっとパス
鴻池朋子 展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人

鴻池朋子 展 
インタートラベラー 神話と遊ぶ人
東京オペラシティアートギャラリー
2009年7月18日[土]─ 9月27日[日]
http://www.operacity.jp/ag/exh108/index.html

開けましておめでとうございます。
今年も好き勝手書いていきます。
良かったらおつきあいください。
最近はtwitterとか言うものが流行っているみたいでブログも下火とか。
私の場合は自分が元々受け身体質なので、きちんと記録だけでもしておきたいという気持ちがあったので、やっぱりブログの方がいいみたいです。
それに単に自分のことを書くんじゃなくて、何かに対して自分がどう思うか、どう書けるのかということに向かい合いたいという気持ちがあります。

といきなり真面目な話になりましたが、新年の目標代わりということで。
またしても迷惑なくらい古い美術展の記録です。
今更ですが、面白い展示でした。
「赤ん坊(Earth Baby)」という作品のある部屋が何と言っても圧巻でした。
真ん中にいる不気味なオブジェを見ている内に自分が動いているのか、オブジェが動いているのか分からなくなってくる。
その異空間にずっと警備員がいるというのがシュールでいいんですよねえ。
この会場は要所に警備員が立っていて、それが結構目立つ。
この作品ではそれが作品の一部にまでなった感じでした。

どの作品も完成の半歩手前であえて表現をやめているというのが全体を見ての感想です。
映像作品もポップになりきる、完全にわかりやすいストーリーになる前で、見る人に解釈をゆだねるようにしているという感じで。
ある意味すごくアートらしい作品で、いい意味での生真面目さを感じました。
展示室を出た後に置かれている本棚も面白かった。
彼女が好きな本と、その作品や作者についてのエッセーも一部読むことができた。
エドワード・ゴーリーの本が置いてあったので、恥ずかしながら初めてちゃんと読んできました。
「不幸な子供」という本でしたが、いやあ、救いがない。
とことん救いがないなあ。
普通、これだけの不幸があると最後は救われるはずのエンディングをあえて排除しているんでしょうね。
でも同時に、そのラストのために、ずっとストーリーを構築しなければならないというもどかしさみたいなものも感じました。
定型から逃れようとして、別の定型にはまってしまったような。
熊田千佳慕に本を贈ったときのエピソードなんていうのも知ることができてよかった。
結局、5,6冊は絵本を読んだでしょうか。
美術展に行ったのか、本を読みに行ったのかよく分かりませんね。(ひ)


浮世絵の密かな楽しみ~その8  三井記念美術館

2009年12月31日 | ぐるっとパス
慶應義塾創立150年記念 夢と追憶の江戸
-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展-
2009年9月19日(土)~11月23日(月・祝)
三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_end/090919.html
http://www.gakumon21.jp/ukiyoe/

高橋誠一郎とは何者だということが気になりましたが、慶應義塾で教鞭をとり、その後文化勲章までとった人物だそうです。
すばらしい浮世絵コレクションを所有していたことでも有名だったそうで、それを慶應義塾に寄贈されたとか。
とにかく作品数が多くて、前期、中期、後期でずいぶん作品が入れ替わったみたいです。
私が行ったのは中期。
結構前のことなので正直記憶もおぼろげ。
そんな中、記憶に残った作品を挙げると。

低唱の後 菱川師宣
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=00201

「低唱」なんていう言い回しは初めて聞きました。
「低唱微吟」なんて言葉もあるんですね、勉強になるなあ。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E4%BD%8E%E5%94%B1%E5%BE%AE%E5%90%9F/m0u/%E3%81%A6/

この艶っぽい場面を描いて、「低唱」というのも意味深ですね。
どんな場面なのか、いろいろ想像できるところがいいんでしょう。

名所腰掛八景 鏡 喜多川歌麿
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11901

鏡を見て気を抜いている瞬間の女性を描くというのが面白いですね。
でも、鏡に女性の姿が映っているということは、女性からもこちらの姿が見えているのでは、つまり、気を抜いた表情も計算の上で見せていたりして。
なんてことを考えてしまいました。

二世小佐川常世 東洲斎写楽
http://project.lib.keio.ac.jp/dg_kul/ukiyoe_hist_detail.php?id=11001

これは確かに女形だと一瞬で分かる。
でも、こんな風に描かれて嬉しいんだろうか、と単純に思ってしまう。
速水御舟に強烈な絵を描かれた舞子(だったっけ? )さんにも同情するが、この人にも、という気持ちになってしまった。

浮世絵は特に思い入れもなく見ているので、どうしてもこんなしょうもないツッコミをいれつつ見ている。
当時の浮世絵好きにもそんな人は結構いたんじゃないかと勝手に思うんですが。(ひ)




リアルな版画~その7 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

2009年12月28日 | ぐるっとパス
浜口陽三生誕100年記念銅版画大賞
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
2009年9月12日~12月22日
http://www.yamasa.com/musee/news_tenji4.html

生誕100年記念というのはすごいですが、その冠にふさわしい大きな賞でした。
日本だけでなく、海外からの作品も多いというグローバルなものになっています。
記憶が正しければ、アフリカからの作品もあったと思うんですが、作品募集はどうやって行ったのかな。
審査員には北川フラムがはいっているというのも目を引きます。
大賞の作品は確かに目をひくものでした。

林 智恵 / JIHYE Lim
http://galleryjin.com/jinjin/pr_lim_jihye/index.html

平面的な感じもするし、仮想現実的な感じもあって面白い。
でも、個人的にはLihie Talmorの作品が妙に印象に残りました。
ざらつき感というのがあって、それが妙にリアル。
http://www.ardizon.at/exhibitions/20071103_saltamontesDeCaracas/

テルアビブ生まれのアーティストでベネズエラ在住だそうです。
こちらで作品を見られますが、彫刻作品が面白そう。
http://www.talmorlihie.com/works/works3.html

個性的という意味では坂爪厚生や鈴木朝潮の作品も負けていませんでした。
銅版画といっても作品の幅がずいぶん広いものですね。
受賞者はすでに活躍しているプロのアーティストが多いようですが、賞の選び方の基準がもう少し分かりやすいとよかったかな。
別に浜口陽三的である必要はないんですが、すごくリアルな方向に進んでいる作品とデザイン的な作品とはっきり分かれてしまっているのは惜しい気がするなあ。(ひ)



書を学ぶ~その6 書道博物館

2009年12月25日 | ぐるっとパス
中村不折

中村不折コレクション
「顔真卿特集」 展示一覧
書道博物館

平成21年10月6日(火)~12月23日(水・祝)

【前 期】10月6日(火)~11月15日(日)
【後 期】11月17日(火)~12月23日(水・祝)
http://www.taitocity.net/taito/shodou/shodou_news/shodou_news091006.html
初めて行く施設です。
鶯谷の駅からちょっと怪しげな通りを入っていくとあるんですが、思いのほか混んでました。
ちょうど団体の見学がきているところでした。
ここや一葉記念館あたりを回るんでしょうか。

中村不折は最初、絵を描いていたのですが、戦争中に中国で書に興味をもったのをきっかけに書家になったという人物。
この施設は中村不折の収集品を展示しています。
顔真卿という人物の書が企画展では展示されていたんですが、残念ながらその価値についてはピンときませんでした。
弘法大師も影響を受けているというんだから、すごい人なんでしょう。
企画展示以外も相当な数の展示物が並んでいました。
とはいえ、これを見ると不折に興味がわきます。
http://taito-culture.jp/culture/shodou/japanese/shodou_05.html

大坂家のデザインはなんとなく浅羽克己っぽい気がします。
浅羽克己が中村不折っぽいというのが正しいんでしょうが。
中村不折の作品で一番おなじみというとこれかも。
http://www.nakamuraya.co.jp/salon/p12.html

「村」の文字の下に詰まった感じがいつも気になるんですが。

顔真卿の書はこんなことになるくらいですから相当貴重なんでしょうねえ。

顔真卿自書建中告身帖事件
http://www.weblio.jp/content/%E9%A1%94%E7%9C%9F%E5%8D%BF%E8%87%AA%E6%9B%B8%E5%BB%BA%E4%B8%AD%E5%91%8A%E8%BA%AB%E5%B8%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6

読んでも事件の全貌がぜんぜん分からない。
さすが書にまつわる事件だけに漢字ばかり。
展示で説明してくれないかな。
この文字を書いた書をたくさん展示してもいいし。(ひ)


上野といえば その5~上野動物園

2009年12月21日 | ぐるっとパス
上野動物園 ペンギンと水鳥

上野動物園
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/index.html

久々に上野動物園に行ってきました。
動物園自体全然行っていなくて、ここにくるのは多分2年振り。
パンダがいなくなってしまい、レッサーパンダの扱いが大きくなっているのに驚きました。
王が引退した後の巨人みたいな状態とでもいいましょうか、エースがいないという感じです。
まあ、それでも子供は盛り上がっているし、いろんな動物が十分いて楽しめます。
大金払ってまでパンダをこれ以上借りなくてもいいでしょう。
不景気の今、そんなこと問題にすらなりませんが。
地方の博物館なんか存続自体怪しくなっているご時世ですからね。
不必要なもののカットは大事だけど、一度無くしてしまったものは復活が相当難しいということはよく考えてもらわないと。
小泉時代に随分日本のいい部分まで破壊されたというのに、これ以上変なところに手をつけないでね、と心配になる今日このごろです。

と話がまたそれましたが、軽く園内を見て別のぐるっとパススポットにも行こうなんて考えていたのに全然無理。
最近生まれた動物の赤ちゃんのお知らせが載ったチラシの順序で園内を回る内にどんどん時間が過ぎていく。
芸大の学生が制作した動物に関するアート作品が見たかったのに、着いたら閉館に間になってました。

一番印象に残ったのはコビトカバの赤ちゃん。
http://www.tokyo-zoo.net/movie/information/0907_01/index.html

親のカバが熟睡していて、ちいさなカバを潰すようにのってました。
大丈夫なのかとハラハラしましたが、問題ないんでしょうねえ。

それとペンギンがエサを食べるところを見られたんですが、周りにすごい数の鳥が集まっている。
エサの時間を知って勝手に集まってきている鳥らしんですが、そんなどん欲なクセになかなかペンギンの側に寄っていけない。
それが妙におかしかった。(ひ)



分かる?分からない?~その4 国立科学博物館

2009年12月17日 | ぐるっとパス
全球型映像施設「シアター36○」
「生命(いのち)のきらめき」&「マントルと地球の変動-驚異の地球内部-」

ここの常設展示は正直あんまり見る気にならないので、すっかり「シアター36○」のみ利用してます。
どこに何があるか分かりにくいし、移動が大変。
特集展示をよくやってくれますが、超文系人間の私には解説を読んでもまったく分からないことが多いので諦めたんですが。
「シアター36○」はスタート当初はかなり待ち時間がありましたが、今ではすぐに見られるので良かった。
この映像でも解説されていることの2割も分かっていないんですが、映像を体感するだけで楽しいから良いか。
科学関係の施設って、子供が楽しめるようになっているのはいいんだけど、おとなは理系の知識がないと楽しめないところが多いんだよなあ。
パソコン関係の本でも、入門書は充実しているのに、次の段階になるといい本がなくて、いきなりステップアップした内容のものばかりになるし。
理系の頭脳のある人なら、そういうのもクリアできるのかな。

あまりに短いので最近見に行ってきた別の施設のこともついでに。

国立ハンセン病資料館
2009年度企画展「隔離の百年-公立癩(らい)療養所の誕生-」
2009(平成21)年7月25日(土)~12月20日(日)
http://www.hansen-dis.jp/news/news.html

初めて行ってきました。
建物がきれいだし、展示も多く、資料も充実しています。
無料でもらえるパンフレットもすごくいい紙だし。
ハンセン病というものが日本でどんな扱いをうけてきたかが分かるようになっています。
隔離された中で想像を絶する差別を受けながら生きざるをえなかった人びとがつい最近までいたことに驚かされます。

ずいぶんいろんな展示が新しいんだなあと思ったら今年リニューアルオープンしたばかりだそうです。
それに伴い、ずいぶん国にとって都合の悪い話はカットされたようで。
そう言われてみると、かなり昔からの差別の話が多く、戦前、戦後の不当な扱いについては話が具体的になっていない。
差別はよくありませんよ、とぼんやりと語っている程度のものになっている。
どうして、こんなことになってしまったかという分析や反省はほとんど感じられません。
いいのかそんなことで。
資料は充実しているので、自分から積極的に求めれば応じてもらえるんでしょうが。

駅から離れた場所にあるのでくる人は少ないのかなあ、と思ったんですが結構見学者が多いのにびっくりしました。(ひ)