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てっしーずのおでかけ日記

観たこと、聞いたこと、気づいたことを書くよ!

今回は新宿編

2010年09月28日 | ぐるっとパス
という感じでまずはこちらから

⑨文化学園服飾博物館 世界の更紗
http://www.bunka.ac.jp/museum/text/konnendo.html

更紗はインドから世界へ広がったんですね。
場所によってデザインも染め方もいろいろ異なっていて興味深いものがあります。
ヨーロッパのものより、アジアやアフリカのものの方が圧倒的に良いなあ。
味気ない大量生産のつまらなさがはっきり分かりますが、自分の着ている服なんか超大量生産の安物だと考えるとむなしいものがあります。
そんな中にアールデコのデザインが並んでいて、そりゃあ手作りの良さを再発見したくもなるよなあ、と納得。
アールデコの企画展より、そのすばらしさがわかりやすい展示でした。

5 ワコーワークスオブアート "見せること/To Show Things" 竹岡雄二
http://www.wako-art.jp/top.php
6 ケンジタキギャラリー 村岡 三郎 展
 http://www.kenjitaki.com/pages/intro1_j.html

甲州街道をひたすら歩いて2つのギャラリーへ。
パークタワーに止まっているバスがいつも気になっていたんですが、10分間隔で出ているのか。
料金は書いてないけど無料なんですよね、これ。
http://www.shinjukuparktower.com/access/index.html

ギャラリーですが、どちらも「見せること」「見ること」について考えさせられる展示でした。
作品と鑑賞者の間にある領域を浸食される感じがします。
鑑賞者が作品に迫っていき、ふたつの間の垣根を取り払おうとするのではなく、作品の方が迫ってくるという気がします。

⑩東京オペラシティアートギャラリー アントワープ王立美術館コレクション展
http://www.operacity.jp/ag/exh120/

ここでは珍しいオーソドックスな美術展。
ベルギーの近代美術の展示は何度か見ているはずですが、画家の名前はほとんど覚えていません。
今回もやっぱり印象に残っているのはマグリットだったりするし。

若手作家の展示コーナーにあった川見俊の作品がよかった。
http://www.operacity.jp/ag/exh122.php

オピーを連想させますが、地方の住宅がもつもの哀しさが見事に表現されている気がします。
周りの自然にあわない家を建ててしまうのは、田舎に住むことへの抵抗なのか、自意識の表れなのか。
緑の中に点在する派手な色合いの家が時間と共にだんだんくすんでくるとそれがまた哀しい。

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] エマージェンシーズ!015 越田乃梨子 《机上の岸にて》
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/Works/ontheshoreofthedesk_j.html
企画展がなく無料だったのでぐるっとパスを使わずに寄りました。
毎回恒例でBill VIOLA作品をひとつずつ見ているのですが、今回見たのはSodium Vapor という作品。
Sodium Vaporとは電気ナトリウム灯つまり街灯のことですね。
暗闇の中に光る街灯を映した作品。
それだけですが飽きません。
暗闇と光だけで、人間っていろんなストーリーが頭の中を駆けめぐってしまうものですね。

帰りはオペラシティから西新宿五丁目まで歩いて帰宅。
いつも初台から新宿まで京王線に一駅乗って、都営線に乗り換えるとき、無駄に料金がかかるなあと思っていたんですが、これならすぐに都営線に乗れる。
オペラシティからは小田急線にも乗れるんですね、この辺は複雑だなあ。(ひ)




今日は

2010年09月26日 | ぐるっとパス
群馬県立館林美術館に行ってきました。
駅から遠いので館林駅からバスに乗ってのんびり時間をかけて出掛けたんですが、展示内容がとても充実していて、それだけの価値が十分あるものになっていました。
りょうもうの美術館の名品を紹介するという企画展で、実家の近くというのにまだ行ったことのない美術館の作品を見ていると、ここにも行きたい、そこにもぜひ、と思ってしまいます。
なかでも素晴らしかったのは長谷川沼田居美術館と大川美術館
目が見えなくなっても描き続けた長谷川沼田居の作品の迫力に圧倒され、大川美術館には松本竣介、野田英夫をはじめとするコレクションがいずれも素晴らしい。
常設展示でも町田久美やポンポンなど充実の作品が待っていて、帰りのバスが来るまでの二時間たっぷり楽しめました。
ミュージアムショップが今ひとつだっけけど、アンケートにこたえるとポンポンの栞をくれるのは嬉しいなあ。(ひ)
(o^-')b

そして

2010年09月24日 | ぐるっとパス
今度は水天宮から歩いてみました。
⑥ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 企画展 - 浜口陽三・植田正治二人展-夢の向こうがわ

植田正治の作品を見たくて行きました。
有名な砂丘の作品も見ることができます。
具体的なものをシンプルな抽象作品に仕上げる見事さがふたりの共通点でしょうか。
これしかない、という構図になっているのに、一見、偶然出来た作品のようにも見える。

2 SAN-AI GALLERY 安達知亨 展 野上まちこ 展
http://www17.plala.or.jp/san-ai_gallery/new_ex10.html

日本橋区民センターのすぐ近くのギャラリーへ。
どちらも宇宙という言葉を連想させる作品だと思ったのは、壁の向こうから、ブラックホールやメン・イン・ブラックの話が聞こえてきたから?
それも作品の一部だったら面白い。

3 シュウゴアーツ ジュン・ヤン 「忘却と記憶についての短い物語」
http://www.tokyoartbeat.com/event/2010/B210

ギャラリーが複数入っている清澄白河のギャラリーまで徒歩で移動。
清洲橋を渡るとすぐだから意外な近さ。
清洲橋からはスカイツリーがよく見えます。
一回りギャラリーを見て一番印象に残ったのはジュン・ヤンの映像作品。
字幕の翻訳が丁寧なのにも好感をもてたのですが、作品のうちひしがれた感じがすごく心地よかった。
台北の歴史と自分の人生に欠落した決定的な何かを淡々と語っていく作品。
主人公がもつ欠落感は日本人にも共通するものだという気がしました。
今の張りぼてのような現実がなぜあるのか考えれば考えるほど、絶望的な気持ちになっていく。
モジャ公の「シャングリラ」だ。

⑦深川江戸資料館
http://www.kcf.or.jp/fukagawa/

そして、すぐ近くのこちらに移動。
リニューアル後初めて来ましたが、特に変化したところには気付かなかった。

4.Chim↑Pom 個展 「Imagine」
http://www.mujin-to.com/index_j.htm

深川江戸資料館のすぐ側で行われていた展示。
盲目の人が主人公と言ったらいいんでしょうか。
中に入ろうとするとまっ暗になっていたり、中に何があるか分からない物体と音だけでコミュニケーションをとったり、と、一瞬とまどうがすぐになるほどと納得させられる。
3Dムービー(だったかな? )を劇場で見ると盲目の人も追加料金を取られるんですねえ。

⑧東京都現代美術館 MOTコレクション 入口はこちら − なにがみえる?
企画展には興味がわかなかったので、久々に常設展のみ。
ずっとここの友の会に入っていたんですが、これからどうしたものか。
常設展は泉太郎の作品が大きくフューチャーされていました。
恵比寿で見た作品もありましたが、こうして多くの映像作品を一度に見ると、そういう形だからこそ見えてくるものがありました。

帰りは菊川駅まで歩いて都営地下鉄へ。
それにしてもよく歩いた。
後で足が痛くなりました。(ひ)





第二弾

2010年09月22日 | ぐるっとパス
意外な速さでまた書きます。
次に行ったのもなぜか目黒地区周辺でした。

③秩父宮記念スポーツ博物館 企画展 『ワールドカップ ―80年の記憶』
都営地下鉄の一日券を買ってまずは国立競技場駅へ。
別にサッカーには興味がないんですが寄りやすかったので。
この日はここで嵐のコンサートがあるそうで、競技場の中には入れず。
夜になっても暑そうですよねえ、ここは。
もう夏の野外ライブなんて行けないなあなんて思いつつ博物館の中へ。
映像作品をいくつか見てきましたが、ずっと気になっていた『茶目子の一日』は不思議なものですねえ。

http://naash.go.jp/muse/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%AD%E6%9C%80%E6%96%B0%E5%8F%B7/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%AD%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%9B%9E/tabid/132/Default.aspx

女の子が朝起きて学校に行き、授業を受けて、というごく日常的な話なんですが、軽快で強引な展開の映像にチョコべーという昔のお菓子のCMを思い出してしまいました。
http://members.jcom.home.ne.jp/hajimecyan/morinaga/cyokobe/cyokobe.html

④東京都庭園美術館 有元利夫展 天空の音楽
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/arimoto/index.html

この日が会期最終日。
当然ながら結構混んでました。
シンプルでストイックな作品は決してわかりやすいものではありませんでした。
抽象画ではないんですが、いい絵だなあ、と簡単に共感することを許してくれない距離感というか軽い拒絶があって、そこを興味深く感じました。
若くして亡くなったアーティストはついついどういう人生を過ごしたか知りたくなるけど、そんなところから、つまらない共感を持たないようにしたい、という気がしました。
すぐに分からないことというのはすごく大切ですから。
こういう不思議な違和感と時間をかけてつきあうのが好きなんですよねえ。

⑤松岡美術館 モネ・ルノワールと印象派・新印象派展
http://www.matsuoka-museum.jp/
久しぶりに松岡美術館へ。
イランの陶器はデザインが変わっていておもしろかった。
イラン・イラク美術展とか、どこかでやってくれないかなあ。

帰りは美術館のすぐ近くのバス停から都バスに乗りました。
これで国立競技場駅まで行けるんですねえ。
都営線でここから新宿方面に行くのは大変ですが、これなら楽々。
本数は少ないけど、空いてました。
都営線の一日券はバスも乗れるのが魅力的ですねえ。(ひ)




始めてみました

2010年09月21日 | ぐるっとパス
またまた久しぶりの記事になりました。
9月になって、ぐるっとパスを久しぶりに始めたので、そのことを書こうと思います。
今回は一日回ったルートと簡単な感想を書いてみます。

1 山種美術館 「江戸絵画への視線」展
http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/100825/art1008250800002-n1.htm

招待券があったので、ぐるっとパスは使わず見てきました。
暑かったので恵比寿駅からの道が遠かった。
岩佐又兵衛の「官女観菊図」は確かにすごい。
女性の髪がポイントというのは山下裕二と同意見ですが、女性の顔や髪の独特のリアリティが見てはいけない女性の姿をのぞき見ているような感じになりました。
「刺激はない」なんて感想はまったく浮かばず、夏の暑さを感じなくなるような恐ろしさを感じました。
いやあ、すごいものを見た。

①写真美術館「私を見て!ヌードのポートレイト 」
http://syabi.com/contents/exhibition/index-16.html
駅まで徒歩で戻って、最初にぐるっとパスを使ったのが、この展示。
どう撮ったかというよりも撮られている方の意識のありようというのを考えてしまいますね、こういう写真は。
ニューオリンズで撮影された写真の並んでいるところで、外国人の年配の男性と日本人男性が話しながら作品について語っている(といっても、話しているのはほとんど年配の男性でしたが)。
「ニューオリンズはprostituteで有名なんだ」と話しているのが耳に入ってきて、prostituteって何だっけ? と思ってしまったのですが、写真に写る女性達の姿を見て、なるほどと納得しました。
ニューオリンズというと、そういう認識になるのはアメリカ人のある程度上の世代なんだろうか、それとも若者でもそう思っているものなんだろうか。

②目黒区美術館 遊びのなかの色と形展ークルト・ネフ & アントニオ・ヴィターリ
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex100724

目黒区美術館まで簡単に歩けることが分かったので徒歩で移動。
20分くらいだったかな。
今回はおもちゃの展示でした。
チラシをちらっと見たとき、現代美術かなと思ったんですが、木で遊ぶレゴブロックみたなものでした(そんなこと言うと怒られるか)。
さらっと見て帰ろうとしたとき、村田朋泰の「全絵コンテ集」をすごく安く売っていることに気付いて買ってきました。
2006年にここで企画展をやったときのものですが、毎日少しずつ眺めています。
来月は恵比寿で展示があるので楽しみ。

こんな感じでザクッと感想を書いていきます。
できれば。(ひ)





時間が空きましたが

2010年07月18日 | ぐるっとパス
また高速バスの中で書いています。
ペースは落ちましたが、美術館にも行ってはいるんです。
でも高速バスに乗っているときは何の資料もないし、前のようにがっつり調べて書く時間も気力もないので何も書いていません。
国立博物館の細川家コレクションは混雑していることがおかしかったです。
都内にある美術館の所属品ばかりで、そこまで行けばガラガラ状態で楽しめるのに、なんて思ったりして。
白隠はやっぱり素晴らしかったし、仙がいと白隠の作品が並んでいるのは嬉しかったですけど。
椎名町にある熊谷守一の美術館にも初めて行ってきました。
建物の壁や部屋のいろんなところにまで作品が織り込まれているのが楽しかった。
年に一度の大きな企画展は作品数も多く、守一の画風の変化もよく分かりました。
難点を言うと駅から遠い。
企画展があるのが真夏でなくてよかった。(ひ)
)(ΘoΘ;)

今回も

2010年06月26日 | ぐるっとパス
高速バスの中で書いています。
NBAファイナルはいい試合になりましたね。スイープが多いシリーズで盛り上がりに欠けた感じがしていましたが、最後は第7戦までいく素晴らしいシリーズでした。
第2戦に笛の軽さが修正されてからはボストンの堅い守りが機能して、そのままいくと思ったんですが、ホームコートアドバンテージが最後に生きましたね。
第6戦にレイカーズが大きくリードしているのに先発メンバーを出し続けたのも大きかった気がします。
あれで最後までボストンは勢いを取り戻せませんでしたから。
バイナムとガソルの成長を除くと全体的には二年前のほうが強かった気がするんですけどね、レイカーズは。
ボストンの力が落ちたのかな。
ドラフトは順当で、レブロンのことばかりスポーツセンターでは気にしていたけど、何だか地元に残るかシカゴに行かないと批判されそうな感じですね。
まあまともな判断力があったらNYは選ばないよなあ。
アトランタはいろいろトレード権のやりとりがあってよく分からない。
ジョー・ジョンソン次第でまだまだ動くんだろうね。
チルドレスの保有権をシカゴかどこかとやり取りするというのは本当なんでしょうか。
シーズンオフは長いのでゆっくり見ていきましょう。
世界選手権もあることだし。(ひ)
(^-^)

久し振りに

2010年06月07日 | ぐるっとパス
ブログを書こうと思います。
高速バスに乗るはずが待ち時間がかなりできてしまったので、その間だけでも、と書き始めたのです。
携帯からなので何も調べる必要のないことを適当に書いた、いつも以上にウダウダした文になると思います。
ファイナルのスタートしたNBAですが、ようやくBS1を録画できるようになったのでNHKで放送された試合は一通り見ています。
アトランタは昨年と同じことになったし、アンチファンとして盛り上がろうと思ったレブロンは相当な腰砕けだったし、イマイチ盛り上がりませんね。
こんなことなら来シーズンもリーグパスは入らなくてよさそう。
アトランタはHCが誰になるか、ジョー・ジョンソンが残るのか気になるところです。
今シーズンの敗因はチームを運営する人間の自信のなさだったという気がします。
上位3強はプレーオフで勝つために対シャック、対ハワードを考えて補給したのにアトランタはそういう補給がまったくなかった。
失敗じゃなくてなかったのが問題です。
上位4強には永遠になれないでしょうね、これじゃ。
ついでにレブロンの話も。
今後の話がいろいろと話題になってますが、有力FA選手に招集をかけているのが笑えます。
自分とウエイド、自分とボッシュが同じチームに入れば、今のクリーブランドより強くなるそうで。
コービーとシャックがそろっても勝てなかったことがあるんですけどねえ。
いよいよ無冠の帝王まっしぐらになりそうで楽しみ。
ニックス入りがいいんじゃないでしょうかね。
久々のブログがストレス解消の文になってしまいました。
失礼しました。(ひ)
(ΘoΘ;)

今日

2010年03月15日 | ぐるっとパス
ソウルから帰ってきました。
成田空港を出て京成線に乗ったところです。
席に座れたので、このブログを書いたら一眠りします。
三泊四日で行ってきたんですが、とにかく地下鉄に乗って歩きました。
シャレになる程度に困ったことになったり、面白いものや素晴らしいものに出会ったりしたので、近々その内容について書いていきます。
怒濤の数日間だったので少しすると記憶がはっきりしなくなりそうなので。
とにかく、まずはゆっくり寝ます。
明日は仕事なので。(ひ)
φ(_ _)。o○グゥ