脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

訪問者さんへ

2009-10-13 22:24:01 | Weblog
訪問者さんの中には、脳梗塞患者さにや、ご家族の方達が居られると思いますが、もし、何かもっと良いご意見が有ればどうぞ、投稿して下さい。

私も参考にさせて頂きたいと思って居ります。沢山有るブログの中から訪問して頂いて本当に感謝して居ります。有難うございます。

今後もお役に立てる様に、今まで私が体験して来た事を書いて行きたいと思って居りますので宜しくお願します。

閲覧者に感謝

2009-10-12 11:43:02 | Weblog
私のブログを閲覧して頂き有難うございます。私の願いはただ一つ!
脳梗塞と言う病気に、罹らないで欲しいと言う事です。この病気の最も辛い事は、後遺症の所為で、人生が僅か数時間で、180度引っ繰り返って、全く体験した事も無い、障害者の世界に住む状態に成るのです。

その現実に戸惑い現実を受け入れられ無いまま、リハビリが始まり、治療は患者の精神に関係無く進み安定期に入ると、病院を追い出される。

その後の人生への不安、生活への苦痛、精神的ケアーなど、戸惑う患者や家族の精神的ケアーなど、全くお構い無し。
患者も家族も手探り状態で、身体障害者としての生活始り、リハビリを受け苦痛、苦悩が始まります。

中には希望を見出せず、リハビリを諦めてしまう患者も居られます。
脳梗塞と言う病気自体は、決して怖い病気では無いのですが、その後遺症による体幹機能の麻痺、運動機能の麻痺、感覚機能の麻痺、等が、人生を破壊する事が、恐ろしいのです。

ですから、私は脳梗塞は予防出来る病気だから、皆さんに予防に努めて頂きたいと努力してるのです。
また、既に後遺症でリハビリに通ってる患者さん達には、機能回復は、80%可能ですから、希望を持って諦めず、リハビリを続けて頂きたいと自分の体験をこのブログに書いているのです。

発病する前に、予防して頂きたいと、一人でも脳梗塞に罹ら無い様に、心から願いながら、毎日自分の体験を書かせて頂いて居ります。

閲覧頂いた方達にお願いです。回りの人達に脳梗塞の可能性がある様な方へ、私のブログの予防の方法について、教えて上げて頂きたいのです。
そして、脳梗塞に成らない様に、努めて行きましょう!

歯磨きについて

2009-10-11 17:47:52 | Weblog
患者の皆さんは、歯磨きをどの様にしてるのでしょうか?寝たきりで自分で洗面所にけない患者さん以外は、車椅子の患者さん、杖歩行の患者さんも、出来る限り自分で洗面所に行って歯を磨いて頂きたいです。

”一日3回歯を磨きましょう”と言われますが、私は2回にしてます。
夜寝る前は、特にしっかり時間を掛けて、鏡の前で磨き残しの無い様に、徹底的に磨きます。

この時、歯磨きをした後、緑茶で嗽をします。現在は、様々な嗽薬が市販されてますが、緑茶で嗽をしても効果は同じと思ってます。

ここまでしっかり磨き消毒をしてると、朝口の中が、全く粘りません。
朝は、しっかり嗽をします。勿論この時も仕上げは緑茶で嗽をします。これだけです。お昼ごはんが終わって緑茶で嗽をして、3時のおやつを食べてから、歯磨きをします。

ですから、一日2回で良いと思っています。私の歯磨きは固めの歯ブラシで、ゴシゴシ磨きますので、磨き過ぎると、歯を傷付けてしまいます。但し歯ブラシは、2週間で新しいのに変えます。

電動歯ブラシを使ってる患者さんも居られるでしょが、過信するのは、良く無いです。鏡を観ながら、歯にきっちり当たってるのを、確かめて磨いて下さいネ。出来れば最後の仕上げに緑茶え嗽をする事をお勧めします。

歯磨きは、私の様にごしごし磨くのは、いけません。また、歯ブラシは毛先が、開いてきたら、絶対遣わない方が良いです。何故なら歯茎を傷付けてしまいます。
ここから雑菌が入って歯周病に成る可能性もありますから。

兎に角、歯を奇麗に口の中を清潔にすると、努めて自分の歯を大切に、最期まで自分の歯で、食事を美味しく楽しく食べましょう!

自分の歯

2009-10-10 16:32:40 | Weblog
昨日、歯のクリーニングに行きました。私はこの10年間、虫歯は1本も有りません。治療済みの歯は、2本有りますが。

脳梗塞を発病してからも、歯の手入れは、2か月毎に行ってます。歯垢を取って虫歯予防をして貰い、磨いて貰います。生まれつき、歯並びが綺麗で自慢でしたが、歳をとると、虫歯、歯周病、口臭と悪く成って来ます。

歯茎が腫れて、固い物が噛め無く成ると、噛む事も少なく成りますので、どんどん歯周病が、酷く成ります。気付いた時には時遅く、総入れ歯にしなければならなく成ってる状態です。

歯の丈夫で無い人は、ついつい柔らかい物が多く成り、噛む行為が殆どなく成ります。噛む行為は、脳を刺激し、脳の老化防止にも成ると、言われています。

歯を磨く事は、子供の頃から、親や教師に、「良く磨きなさい」と、言われた筈ですが、歯を磨く本当に大事な時期は、40歳過ぎてから、歯垢がこびりつき、歯周病が始まった頃です。
この時、しっかり上手な歯磨き法を学ばないと、口臭も酷く歯周病で、歯がぐらぐらして最後には、総入れ歯に成ります。

歯周病は歯科医院で、治療が出来ますし、歯周病が治れば、口臭もなく成ります。
一寸固い物や、ご版をしっかり噛む事で、脳の老化化防止に成れば、歯を大切に、歯の手入れをしっかりする必要性を、理解して頂けると思います。

既に総入れ歯または、部分入れ歯の方も、残った歯の手入れを怠らず、柔らかい物ばかり食べないで、噛む行為を忘れないで、脳を刺激して頂きたいものです。

出来れば、3か月に一度は、歯医者に行って歯の手入れをして貰って下さい。
望みは、最期まで自分の歯で、美味しい物や自分の好きな物を、しっかり噛んで
いつまでも若々しい脳で、元気に生きて行きたいものです。

緑茶の効果

2009-10-09 17:42:29 | Weblog
現在新型インフルエンザが、流行してますし、ウイルスが、変化してるのも気に成りますが、私達リハビリ患者達は、リハビリを休みたく無いし、でも患者さんが多いし、マスクをしたままリハビリは、やり難いので、結局一番新型インフルエンザに、罹る確率が高いのです。

また、この新型インフルエンザや、通常のインフルエンザの流行が、終結するのが、いつなのかも解りません。ですから、怖がって家に引き籠ってばかりも、出来ません。
皆さんはどんな気持ちで、リハビリに通って、いらっしゃるのでしょう?

私は、罹るも否も、運次第と思ってます。そう開き直ってるのです。
そして、一生懸命汗だくで、リハビリに励んでます。リハビリ指導が終わったら、機器類を使って筋肉トレーニングを1時間30分程やります。

スポーツドリンクを摂取しながらです。一寸疲れますが、終わった時の爽快さは格別です。帰るとすぐ、手洗い、嗽をします。嗽は初めは水ですが、最後は、緑茶で嗽をします。

緑茶には、殺菌作用が有るとテレビで言ってました。それから、部屋に緑茶を少し混ぜた、加湿器を置いてます。時々緑茶を霧吹き器に入れて、部屋にシュッシュッと巻きます。勿論黄ばみがつかない程度ですが。

本当に効果が有るか否か?は、私が健康で居られるかによりますが。何も手を打たないよりは良いと考えるのですが。皆さんは、どんな対策を、されて居らっしゃるのでしょう?

一番悪いのは、怖れ過ぎて、リハビリに行かなかったり、外出を止めたりして、筋力が低下したり、機能障害の麻痺が、ぶり返す事です。勇気を持ってリハビリだけは続けましょう!(^・^)

低気圧と頭痛

2009-10-08 14:36:59 | Weblog
脳梗塞を発病してから、低気圧が来ると、頭痛がするのは、私だけでしょうか?
特に台風の時は、本当に酷くて、薬を飲む事も有ります。

『これは、気圧の変化と、脳内圧力と何か関係が有るのでしょうか?』そんな事を最近真面目に考える時が、有ります。

皆さんは如何ですか?

勿論、低気圧に成れば、天気も悪く成りますし、気分も落ち込みますので、頭痛がするのも、当然と思います。

ただ台風の時、頭痛が酷いのは解ら無いのです。自分で暗示をかけてるのか?とも思いますが。それだけでは、納得いかないのです。

皆さんの中にも同じ様な体験された方が、居られるのではないでしょうか?
だからと言って、何も出来なく、ただ鎮痛剤を飲むだけですが。

介護度の査定について

2009-10-07 22:41:03 | Weblog
先日、介護度の通知が届きました。要介護1でした。「でも経過措置がなければ要支援2でした。」と追記が有った。

毎回思うのですが、私が施設に入ってるか家族でも居れば当然要介護度2なのに。
何故独り暮らしをしてるだけで要支援2、なんて不公平だと憤慨する。

それで毎年再申請をすると、要介護1で送られてくる。
何故だろう。最初の申請書と再申請書は何処の何が違うのだろうか?不思議でたまらない。

以前小泉政権の時から、ずっと訴え続けて来た。介護保険の査定方法の開示を。
今回長妻大臣に成ったので、以下の様に訴えた。これで2度目です。
皆さんも介護度について一緒に考えて頂けませんか?是非読んで頂きたいし、賛同頂けるなら、皆さんも長妻大臣に直接訴えて下さい。

長妻大臣へ
介護保険査定の方法について以前にもmailしましたが、要介護1だったのに、今回要支援2となってますが、半年間でなにが、どう変わったというのでしょうか?私は脳梗塞で倒れ、身体麻痺の後遺症で、介護を受ける身体に成りました。発病から3年の間に、寝たきりから、車椅子生活に成り、それから杖歩行に成って、天涯孤独の身ですから、独り暮らしを始めました。その時点では、要介護2だったのですが、それから数年間で要介護1に成りました。でもこれ以上、リハビリ続けても、目に見える回復は、無い状態ですが、それでも一生懸命、リハビリを続けて、独り暮らしを頑張っています。
家族に甘えて、リハビリをしない患者も多く、見てると苛立って来ます。
私の様な頑張ってる患者さんにこそ、自立支援法や、自立支援援助金は、支払われるべきじゃないでしょうか!そうで無ければ、家族や周りの人に甘えて、リハビリをやらない方が介護度も高いし、手厚く扱って貰えるので、リハビリを無視します。
頑張ってる患者さんこそ、支援して頂きたいのに、これじゃ逆さまでしょう。
また、介護保険の査定は、半年毎では無く、発病から3年過ぎた患者には、5年毎にするべきだと思います。もっと、現状や、患者のリハビリに対する態度を考慮するべきだと思います。
査定する役人こそ、考え方を変えて頂きたい。


今日は嬉しい日に成りました

2009-10-05 23:34:00 | Weblog
今日リハビリを受けてる時、昨日のリハビリ失敗の事を話しました。
理学療法士さんは、「療法士によって考え方は、様々ですが、一般的には、先ずは、どんな格好でも、自分の足で歩く事が第一。それから、筋力が付いて来たり、バランス感覚が、上手に取れる様になってから、美しく歩く事を、考えてリハビリした方が良い」と考えてるそうです。

それで私は今、鏡を見てリハビリを行っています。
どうしても麻痺してる左足をかばう為に、斜めに成って歩くのです。それで臍を真っ直ぐ前に向けて、歩く様に注意してリハビリしてます。

私は今も脳梗塞の身体麻痺は、80%は、回復すると信じてます。絶対諦め無いです。諦めた時は、死ぬ時と思ってます。

今日は、とても素敵な90歳代の男性と、リハビリ室でお逢いしました。
並んで中周波を足に掛けてた時、そのおじさんが先に終わって、機器をかたずけ始めたので、私が「お手伝いしましょうか?」と声をかけると、「自分の事は自分でやらなきゃ~」とおっしゃるのです。「素晴らしい!当然ですヨネ!」と私も返事して一寸の間話をしました。

このおじさんの言われるには、「年を取っても、自分で出来る事は、自分でやらにゃいかん。回りに甘えたりするから、医療費や、介護費が高こう成るんじゃ!」ですって。

まるで私がいつも言う言葉です。実際こんな高齢者にお愛すると嬉しく成ります。
高齢者の方も、年寄りだからと諦めず、脳と筋肉は鍛えれば鍛える程、若返るのですから、無理をせず、自分に合った筋肉トレーニングをして、転倒防止、骨粗鬆症予防に、努めて頂きたいです。

今日は、昨日の鬱気分が、すっかり晴れました(^_^)


リハビリ失敗にショック

2009-10-04 22:10:41 | Weblog
今日テレビのニュースの中で、北朝鮮の金総書記の状態を説明してた、リハビリの先生が「脳梗塞の初期リハビリで失敗すると、”ふり回し歩き”に成る」と言う言葉を聞いて、頭をドン器で殴られた感じでした。

実は私はそのふり回し歩きだからです。つまりこの先生に言わせると、私のリハビリは失敗だった事に成ります。この9年間、どの理学療法士も、指摘指導してくれなかったからです。

そのふり回し歩きに自分から気付いたのは、歩いてる姿が、ショーウィンドウに移った時でした。『何と無様な歩き方だろう』と恥ずかしく成りました。
でもこの歩き方しか出来ないのです。

理学療法士さん達は、『歩けるから、どんな格好でも良いじゃないか』と思ってるのですから、矯正してくれる筈はないのです。
でも私自身は違いました。私は『同じなら、やっぱり普通に歩きたい!』と益々思い始めました。

外出する時は、いつも店のウインドウを観て姿を写し、歩き方をチェックしました。そんな努力の結果、現在は自分でも、納得行く姿に成ってきました。
最近通ってるリハビリで、理学療法士さんが、歩き方を矯正してくれ始めました。

嬉しかったです。先日古い友人が、私の歩き方を褒めてくれました。
私は自分で気付いたふり回し歩きは、初期のリハビリの失敗だったなんて、今日まで知りませんでした。それだけに今日のニュースでの、先生の言葉にショックを感じずには居られなかった。

患者の皆さんの中にも、同じ様にふり回し歩きを、されてる方が居られるでしょうが、私は、ふり回し歩きでも何でも、自分の足で歩く事が、大切だと思います。
先ずは自分の足で歩く事です。

どうして諦める?

2009-10-03 17:00:44 | Weblog
今日晴れたので、久し振りに買い物に行きました。三越のエレベターに、乗ろうとした時、私の前に車椅子の方が、居られました。

エレベターから下りる人の中も、乗る人の中にも、誰一人開けるボタンを押してくれる人が、居なかったので、車椅子の方が、ドアに挟まれそうに成って、本当に危ない状態でした。

私が前に居たら、ボタンを押して上げられたのですが、残念ながら、後ろだったので、出来ませんでした。「危ない!!」と私が声を出すと、慌てて車椅子を引き戻し、何とか怪我は無かったのですが、どうしてこんな状況が、発生するのでしょうネ。何とも言え無い虚しい気持ちに成りました。

エレベターから、下りた時、車椅子に乗ってた患者さんに話し掛けましたら、この方も脳梗塞の後遺症との事。70歳代の女性でしたが、私はその女性に言いました。

「リハビリをしっかりしたら、絶対歩ける様に成りますから、無理しない程度に、努力して下さいネ。」と、するとその患者さんが、「いや~」と言いながら、手を横に振るのです。その姿に私はショックでした。

何故諦めるのでしょう?何故信じて、前向きに努力しようとしないのでしょう?
確かに車椅子に乗ってれば、楽で良いでしょうが、自分で歩いた方がどれ程自由でしょう!

諦めてるその姿が情けなく、寂しく見えました。本当に残念です。