脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

どうして諦める?

2009-10-03 17:00:44 | Weblog
今日晴れたので、久し振りに買い物に行きました。三越のエレベターに、乗ろうとした時、私の前に車椅子の方が、居られました。

エレベターから下りる人の中も、乗る人の中にも、誰一人開けるボタンを押してくれる人が、居なかったので、車椅子の方が、ドアに挟まれそうに成って、本当に危ない状態でした。

私が前に居たら、ボタンを押して上げられたのですが、残念ながら、後ろだったので、出来ませんでした。「危ない!!」と私が声を出すと、慌てて車椅子を引き戻し、何とか怪我は無かったのですが、どうしてこんな状況が、発生するのでしょうネ。何とも言え無い虚しい気持ちに成りました。

エレベターから、下りた時、車椅子に乗ってた患者さんに話し掛けましたら、この方も脳梗塞の後遺症との事。70歳代の女性でしたが、私はその女性に言いました。

「リハビリをしっかりしたら、絶対歩ける様に成りますから、無理しない程度に、努力して下さいネ。」と、するとその患者さんが、「いや~」と言いながら、手を横に振るのです。その姿に私はショックでした。

何故諦めるのでしょう?何故信じて、前向きに努力しようとしないのでしょう?
確かに車椅子に乗ってれば、楽で良いでしょうが、自分で歩いた方がどれ程自由でしょう!

諦めてるその姿が情けなく、寂しく見えました。本当に残念です。