脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

手の指のリハビリに効果

2009-10-13 22:29:23 | Weblog
天涯孤独の私は、寝たきり状態でしたから、退院したら施設に入る様に、勧められました。でもその時、まだ50歳に成ったばかりでしたから、勧められた施設を気に入らなかったので、『どうしても独り暮らしをしたい!』と強く思いました。

ですから、その為にはどうしても杖歩行出来る必要があったのです。病院のリハビリは、1か月~3か月しか入院させてくれず、1年を過ぎると、どの病院も1か月の入院でした。

その所為で8軒の病院に入院しました。どの病院もリハビリ方法が違い、どのリハビリも其々良い所が有りました。今思い返すと、理学療法士さんの指導には大きな違いは無かったのですが、

作業療法士さんは大きく違いました。全く効果の無かったリハビリもありました。
広島シーサイド病院に入院してた時、手の指のリハビリの一つに、オルガンを弾く事が有りました。

全く動か無い腕、手、指、を右手で支えて、オルガンの鍵盤を押すのです、これが大変で、指一本動かすのでも、汗を掻きました。ド・レ・ミ・ファ・ソこの5音の鍵盤を、押すのに1時間も掛かりました。

このリハビリを1か月続けました。途中から、蛙の歌の曲を弾く練習に替わりましたが、どうしてもメロディーに成らないのです。自分ではメロディーに成る様に指を動かしてるのに・・・・・・・!悔しく成ってもう止めようと思った事もありましたが、作業療法士さんが、とても優しく親切で、丁寧に指導して下さったので、頑張れました

2か月後退院する時は、右手で支えなくても、左手だけで、何とかメロディーに成ってました。指のリハビリで、これ程辛く大変だったリハビリは、無かったですが、このリハビリが、一番効果が有ったリハビリでした。

今はパソコンのキーを叩くのが、一番私に合った指のリハビリに成ってます。
グーで全く開かなかった手が、今では右手で開くと、ゆっくりでも開き始めたのです。

私は子供の頃、ピアノを習っていましたし、パソコンも使ってましたので、この二つはわたしに合ったリハビリです。
皆さんにも、必ず自分に合ったリハビリが有りますので、決して焦らず、諦めずリハビリを楽しんでやって行きましょう!




訪問者さんへ

2009-10-13 22:24:01 | Weblog
訪問者さんの中には、脳梗塞患者さにや、ご家族の方達が居られると思いますが、もし、何かもっと良いご意見が有ればどうぞ、投稿して下さい。

私も参考にさせて頂きたいと思って居ります。沢山有るブログの中から訪問して頂いて本当に感謝して居ります。有難うございます。

今後もお役に立てる様に、今まで私が体験して来た事を書いて行きたいと思って居りますので宜しくお願します。