見出し画像

ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

①青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生 回顧録

2009年8月10日台風9号が迫る中、青春18切符を持ち、思い出を求め北に旅立った。

初日から困難な旅になるとは、

 

【常磐線】北千住駅(0521発)から、勝田行きに乗車し、水戸駅で下車。



水戸駅(0702始発)からいわき行きに乗換える  いいぞ~順調だ。



しかし、心配していたとおり、台風の影響で電車が遅れてきた。



勝田駅を過ぎ、電車は、ますますノロノロ運転になる。

車内放送が流れる 『線路内土砂崩壊のため、常陸多賀駅(ヒタチタガ)で停車します。』 まだ茨城だ。

再開の見込みもないと言う。 休暇日は決まっている。先に進むか、家に戻るか思案する。

駅で聞くと仙台方面に行くバスはないと言う。しかし東京に戻る高速バスはあるらしい。

いつもだったら諦めて自宅に戻るのだが、この時の私は何か違った。  

雨は強く降り続けている。
タイミングよく来た高速バスに飛び乗り、東京方面に向かう。八潮パーキングエリアで降りる。
ここは鉄道との乗り継ぎが近い、案内を見ながら雨の中を歩く。



ツクバエキスプレスと常磐線を乗り継いで、自宅近くを通り過ぎ、上野駅の新幹線ホームに向かう。
やまびこ61号(1246発)に乗り込む。青春18切符の1回分は無駄になってしまったが、このひとり旅はどうしても行きたい。
改めて乗車券と新幹線特急券を買う。 もう、電車が止まってから5時間は経過していた。 

 



東北新幹線の窓から雨に霞む自宅を横目に見ながら、出発した。 
計画ならローカル線を乗り継いで、11時間かけて、ゆっくり行くはずだったのに、到着は1609の予定だった。
新幹線では3時間、盛岡駅に1552に着いてしまった。 

早すぎる、今考えると仙台駅からローカル線で行けばよかったか。



まずは、お決まりの盛岡駅弁の品揃えを確認する。

種類も多くやはり海産が多い。 



まだ、日も高いので盛岡シティホテルに荷を預け、市内を観光する。

大きな岩です。

烏帽子岩、盛岡城築城の際に御神域から掘り出された物だそうだ。



「じゃじゃ麺」が気になります。 

「じぇじぇ麺」ではありません。 



熱いうどんに肉味噌がのってます

食べる直前にラー油、おろしニンニクなどの

調味料を加えて、かき混ぜて食す。


 

ご主人が、岩手県代表花巻東高校の菊池雄星の活躍を話してくれる。

ちょうど甲子園で投げているらしく、自慢話で盛り上がります。



麺を少し残しておいて、卵をよーく溶いて、おばちゃんに「チータンお願いします」でたっぷりのゆで汁が入って戻ってくる。
そこに、ラー油と胡椒をちゃっちゃっと浮かばせ食します。これが一連の流れ。 見栄えはチョットですが、ほんとに美味かった。



明日は、『乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉』に寄って、

18年前にお世話になった民宿の方との再会です。

 

 

 『 青春18切符で巡る東北の旅 』 - クリックで閲覧できます。

青春18切符で巡る東北の旅 1 土砂崩壊立ち往生

青春18切符で巡る東北の旅 2 乳頭温泉

青春18切符で巡る東北の旅 3 東日本震災

青春18切符で巡る東北の旅 4 松島海岸

 

 


 

最近の「🚋ひとり旅」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事