ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

②のんびりうかがう 群馬 湯宿温泉 2007

 

ひとりでぶらりと湯治でも

旅立ちは、群馬県の「湯宿温泉」

古くから湯治客に愛された温泉地

四か所の共同湯があり、住民の生活に浸透しています。

 

昔の湯治湯の雰囲気が残り

旧街道に石畳が敷き詰められ、街路灯がともり

のどかな雰囲気を醸し出しています

 


先を進むと湯宿温泉の源泉がある「湯本館」があります。


日帰り湯を楽しみましょ。


玄関を入ると奥に奥に、中庭を通り過ぎ浴場があらわれます。


敷地内から自然湧出する源泉は、ラジウム泉を含む無色透明の約63度の温泉です。


源泉かけ流しの混浴の円形大浴場、湯船の温度は激熱です。

横のホースから水を入れ、温度を落としやっと入れました。

源泉の周辺は、白い塊りがこびりついています。


天井を見上げると湯気抜きの五角形の換気があります。


隣には貸切風呂、もちろん源泉かけ流しです。


よこ路地には、老舗の「金田屋」さんがあります。


【若山牧水のみなかみ紀行文】

「私のひとり旅は わたしのこころの旅であり 自然を見つめる一人旅でもある」

お気に入りの歌です


こちらの旅籠も綺麗な造りです。


奥に奥に進むと右側に「ふれあい広場」


振り返ると、傾斜が目立ちます。


「ふれあい広場」に腰をかけると「 ふっ 」と息がもれます。


彫刻されたリスがリアルに登っています。


黒塀は金田旅館の裏側にあたります。


隣には、共同湯の「窪湯」、向かいの方から鍵を借り受けます。


ここは、湯宿温泉の中心の外湯

江戸時代の宿場町の面影を色濃く残しています。


湯はコンコンと満ちて、湯船の中をよくみると細かい白っぽい湯の花が舞っています。


飲泉すると酸っぱい味がします。


「五郎兵衛うどん屋」を経営する、「大滝屋旅館」に寄ってみます。


せまい道を上がった行き止まりにあります。


奥には、ここも綺麗な旅籠が建っています。


赤い「ふれあい橋」は温泉街の北側の出口になります。


横には「湯宿温泉上」バス停

南側には「湯宿温泉バス停」を過ぎ、「湯宿温泉下バス停」があります。


赤谷川があふれると沈下橋に、奥には湯宿プールがあります。

手前には、「西山精肉店」があり、モチモチの「上州麦豚」を売っています。

 

今日泊まるのは、「旅館 みやま荘」、宝船の道祖神


ここは部屋食が当たり前、ふたつの膳が運ばれます。

移動販売車から刺身を買って、夕食にプラスします。


湯舟は「萬亀の湯」

杉の香りで心地よくなります。


湯底は青く、毎回お風呂を独占して「湯治気分」です。

何回、湯あみしたでしょうか


早く起きて朝風呂へ、「窪の湯」の先の「小滝湯」へ向かいます。


なみなみと湯がこぼれています。


もうひとつの共同湯は、分かりづらいほそ路地にある「松の湯」


簡易に作られた浴場です。


狭いながらも、住民の方と語らいます。


部屋の窓の外は、しっとりと雨が降っています。


みやま荘の風呂の裏側を見ると、共同湯と同じ佇まいの建物です。


ここは「やまいち屋」お蕎麦が美味しいところです。

奥に停まった「旅館みやま」の屋上部分が見えます。


翌日は、湯宿温泉待合所からバスに乗って、奥の「猿ヶ京温泉」に向かいます。


ここは終点の「猿ヶ京」

「法師温泉 長寿館」へは、町営バスで午前2便・午後2便のみのです。
それか、猿ヶ京からタクシーを使います。

【川瀬巴水 法師温泉 長寿館 ひとり旅 回顧】はこちらをクリック←

 


もうひとつ足を伸ばして、猿ヶ京温泉「いこいの湯」へ行ってみます。


旧三国街道沿いの畑の中にポツンと建つ小さな湯屋です。


湯船からは、とうとうと流れ出る源泉は、温泉巡りの醍醐味を感じさせてくれます。


湯舟からあふれる豊かな源泉に満足、外窓をあけみどりがこぼれます。


道の脇には季節の花々が咲き、秋の旅人たちを和ませてくれます。

 

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古くから湯治場として親しまれてきた湯宿温泉

ゆっくり本を読んでもよし

カメラを持って里山を撮りにいってもよし

匠の里で、もの造りを楽しんでもよし

ここは気兼ねなしの湯治場です

2007.10.6-7

 

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