goo blog サービス終了のお知らせ 

ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

今までの旅、都内の散歩、趣味のこと書き綴ります。【カテゴリー】クリック⇓

銀座 雪ノ下 パンケーキ 堀口珈琲氷 おなかいっぱい!

2018年02月24日 | 🚶‍東京散歩

 

旅の合間に

有楽町駅を出て、左に「無印良品」を見ながら

首都高速をくぐり、左に「沖縄 銀座わしたショップ」「まるごと高知」

「山形プラザ」「広島ショップ」を進み、右に「キルフェボン」を見て、

「中央通り」、「昭和通り」をわたると、看板か見えてきました。

 

 

めだつ外観の「トマトハウス」

 

左の階段を登って、3階になります。

 

目あての「パンケーキ」は、20分かけてじっくり焼き上げるので、

「堀口珈琲氷」を食べて待つことにします。

 

「堀口珈琲」で使用する豆をドリップし、凍らせ、削ったかき氷です。

柔らかな苦みや香ばししい薫り、濃厚なコクがあります。

氷は、鹿児島県の霧島山麓丸池湧水の天然水「高牧の森の水」を使用しています。

 

きました。「りんごのパンケーキ(プレーン)」!

長野県の古川果樹園さんのりんごを使い、甘味と酸味のバランスが良く、
コンポートにピッタリです!

合わせるキャラメルクリームとの相性もバッチリです。

 

もう一つは、「愛媛県産レモンのパンケーキ(プレーン)」

愛媛県瀬戸内海に浮かぶ大三島の末岡農園さんのレモンを使い、

皮ごと美味しく召しあがれる無農薬レモンです!

 

パンケーキの高さは、なんと4cm、直径10cmもあります。

ひとつ食べるとおなかいっぱいです。

 

場所は、銀座から東に離れた場所にあり、近くには「歌舞伎座」も見えます。

帰りは、西にまっすぐ進むと「JR有楽町駅」です。

 

下記リンクは、私の「ピクスタ」アカウントです。

販売中の写真を見ることが出来ます。どうぞご覧下さい。

写真素材 PIXTA

写真素材のピクスタ

 


京都 足立音衛門 天使の村の栗

2018年02月20日 | 🍡おいしい老舗・名店散歩

 

旅のあいまに 美味しいもの

小袋もシックで、遊印の妙

1_201707301016072ce.jpg

 

包装紙にも、「音衛門」の遊印が素朴です。

2_2017073010160933c.jpg

 

栗に天使の羽根がついて、ワクワク感が広がります。

3_201707301016114fc.jpg

 

なめらかな質感「天使の栗のケーキ」

4_2017073010161259b.jpg

 

南米チリ「Los Angeles(ロスアンヘレス=天使)」の村で収穫された栗、

「音衛門の工房」で仕立てられました。

5_20170730101613284.jpg

 

発酵バターに和三盆糖も入ったケーキ生地、そして栗ゴロゴロのケーキです。

6_2017073010161597c.jpg

 

手に持つとズッシリと重たくて、食べると優しい食感と栗の大きさにびっくり。

上品な甘いバターの香りがして、驚くほどしっとりしています。

 

京都福知山にかまえる「足立 音衛門(おとえもん)」

いつもいつも美味しいもの ありがとうございます

7_20170730101616ed2.jpg

 

今度は、「栗のテリーヌ」なるものを求めてみましょ。

 

下のリンクは、私の「ピクスタ」のアカウントです。

販売中の写真を見ることが出来ます。

写真素材 PIXTA


伊豆 多賀蕎麦 そばがき  荻窪本むら庵

2018年02月18日 | 🍜そばさんぽ

 

旅のあいまに 美味いもの

 

秋の日がさし  

蕎麦の香りもいい頃に

お昼も過ぎた頃 ぶらりと引き戸を開け すみの席へ

 

櫻正宗のぬる燗をもらい  

炭火で暖めた焼き海苔で 一杯

ころ合いをみて「もり一枚」頼む

かどが立った蕎麦にわさびをのせ 手繰る

さらしネギを汁につけ 口直し

 

蕎麦はひとりで食す この時間がたまらない

 "そんな気になる蕎麦屋さんを訪ねてみました"

 

伊豆の「多賀蕎麦」

伊豆多賀駅で降り、海に向かって坂道を下ります 

国道沿いにポツンと築200年といわれる建物を移築した伊豆の老舗店 

創業30年位 ご主人は「荻窪本むら庵」の出です。

 

伊豆多賀蕎麦1

 

伊豆に行く時には、必ず寄る蕎麦屋さん

厚焼きたまごも美味しいけど「そばがき」のとろりとした美味さはおすすめです

伊豆多賀蕎麦2

 

「せいろ」一枚 ね。

伊豆多賀蕎麦3

〈蕎麦食言〉

「もりそばのつゆを、箸から垂れ下がった先のほうにちょっとつけるだけ、

あまりグチャグチャかまずに飲み込む」  

 

なんて、通ぶっても

「つゆは、多めに漬けたほうが美味しいにきまってます。

噛まないと香りも分かりませんもんね。」

 

蕎麦は西方より東方の人が好まれます

西方で蕎麦屋を探すなら山奥へ

街の中で探しても立食いかチェーン店

江戸前の蕎麦屋で食したら、値段や高級感にビックリします。

 

 蕎麦を打ちたくなりました。 その前に返し作りが先ですね。。

 88.jpg

 さてさて 気になるお店を探しに 春夏秋冬 蕎麦三昧 ! !"

 

下記リンクは、私の「ピクスタ」アカウントです。

販売中の写真を見ることが出来ます。どうぞご覧下さい。

写真素材 PIXTA

写真素材のピクスタ

 


目黒 とんかつ とんき ここは極上だ 池波正太郎

2018年02月08日 | 🍡おいしい老舗・名店散歩

池波正太郎「散歩のとき何か食べたくなって 新潮文庫」の一文
こんな文があります。

 

『みがきぬいた清潔な店内
 皿の上でタップ・ダンスでも踊りそうに、生きがよいカツレツ。

 私は先ず、ロース・カツレツで酒かビールをのみ、
   ついで串カツレツで飯を食べることにしている。』


平成6年から恵比寿で働いて、24年の歳月が流れてしまった。

食べに行こう行こうと思いながら、もう平成30年になる。


今、全国にある「とんかつ屋」がお手本としたお店。

 

究極至高の名店、その名は「とんき」

昭和14年の創業です。

79年もの歴史をもつ、老舗とんかつ店です。

 

正月も過ぎた頃、JR目黒駅で降りて「権之助坂(ごんのすけざか)」を下り、

家具屋「ACME」に寄ってソファーを買い、「大鳥神社」に向かいます。

 

その足で「太鼓橋」をわたり、

左たもとに「太鼓うなぎ屋(創業300年)」が建っていたのを思い出しながら

「目黒雅叙園」を右に見て「大円寺」に向かいます。

大円寺は大黒様、「目黒の七福神巡り」で人が詰めかけています。

 

 

干支方位が敷石に彫られています。

 

JR目黒駅に向かう「行人坂」の急坂をよいしょよいしょと登ります。

 

登りきる手前の路地を左に入ると、憧れの「とんき」が見えてきました。

 

開店は16時、時計を見ると15時半。すでに8人が並んでいます。

 

シャッターが開く頃には、40人以上の行列が寒さの中立っています。

早めに並ぶ理由は、カウンターから見える職人技を見たいがため。

 

白木の長~い清潔なカウンター、庭も見える奥の角に座ります。

品数はこの14の短冊のみ、無駄のない厳選された品数です。

 

ビールにはピーナッツぬる燗には昆布と椎茸の佃煮のアテが出されます。

ビールは正月用のキリンラガー、お酒は大関 上撰

 

店に入ると、まず目に入るのが広い広いカウンター席です。

2階はテーブル席、個室もあり、1階は全席カウンター、

 

清潔で余裕を持った広さの厨房を、コの字に取り囲んでいるカウンター席は、

ひきしまった空気が流れ、多くの照明に照らされて、

極上のパフォーマンスを見させてくれます。

 

カウンターの上に置かれた、爪楊枝入れ。

コップが何気なくかぶせられ、お店の気の使いようが分かります。

 

特に注目したいのは、とんかつを切る専門の職人さんです。

一分の無駄もなく “切り分けていく“その動きは見ているだけで飽きません。

 

カウンター席の後ろには、椅子が置かれ順番待ちの方が並んでいます。

疑問に思うことは、待つ人はランダムに座って、順番はどうなっているのか?

 

「とんき」のベテランの職人さんは、入ってきた順番とオーダーを、

完全に記憶しているのだそうです。

料理が出来るまでの間、職人たちのプロフェッショナルな仕事が観察できます。

 

とんかつの揚げ方も、小麦粉と卵を3回つけてから

目の細かいパン粉をつけるのも独特で、160℃に熱したラードで

20分ほどかけて、じっくりと揚げています。

千切りキャベツを盛る人も適量を正確に、パセリも綺麗に飾り付けています。

 

席に座って30分ぐらい経ったでしょうか。

注文していた「ロースかつ定食」と「ヒレかつ定食」が目の前に並びます。

付け合せは「キャベツ」と「トマト」と「パセリ」と「からし」のみ。

キャベツが無くなると、どこからともなくお代わりが添えられます。 

 

「ご飯」も自由、「豚汁」は一杯なら、お代わりを尋ねられます。

※このシステムが、他のとんかつ店に波及しています。

 

つれあいが気づきました。自家製の「お新香」の下には、

ひと滴の醤油が分からないようにさされています。

 

「ヒレかつ」と日本酒も合いますね~

 

当然ながら とんかつ の美味さは当たり前。

実にジューシーかつ、旨味たっぷりの上質な肉が使われています。

それを包む「とんき」ならではの「クリスピーな衣」が、

上質な肉を包みこんでいます。

こちらにも、ひと滴のソースが右下にかけられています。

 

「ロースかつ」は、もちろんジューシー

とんかつの普通の切り方は、縦に切られていますが、

タテ切りに加えて、一本ヨコ切りが入っています。

しかも真ん中にヨコ切りするのではなく、

微妙に中心をズラした比率で12個切られています。

 

とんかつ屋とは思えない、“さらしの厨房が見事“な店の雰囲気です。

 

清潔に保たれた厨房には、衣をつける人、揚げる人、切る人、

皿の準備をする人、かつを盛る人、提供する人と、

 

すべての仕事に担当する職人がいて、みな黙々と自分の役割に徹しています。

専門の職人たちの動きはまさしくプロそのものです。

 

その様子を眺めながら、揚がるかつを待つ時間もまた至福そのものです。

 


ちなみに、ロースもヒレも、どちらも美味しくて悩みどころですが。

もしも2人で行くのならば、ロースとヒレを分けて注文したほうがよく、

3人ならば、それに串かつを入れればよいのかも。


やっと念願が叶いました

一生に一度は食べておきたい とんかつ と この風情、もしも誘われて断る人は

またひとつ、楽しむチャンスを逃すことになりますよ。

それぐらいの、目黒「とんき」のかつです。

 


夕暮れのお店をあとにしながら、満ち足りた表情になるのは

私だけでしょうか つれあいも 満足げです。

 


※ひとつ残念なことは、御飯と豚汁の出し方が、逆になっていること。

みなさん、御飯は左、豚汁は右にと並べ変えていました。

 

正式にのれんわけしているのは

東京だと「高円寺」「駒込」「国分寺」「三軒茶屋」の4店舗

東京都以外だと、「新潟」「新発田」「牛久」の3店舗。


●お店データ『とんかつとんき』
住所:東京都目黒区下目黒1-1-2
営業時間:16:00~22:45
定休日:火曜・第3月曜

 

下記リンク は、私の「ピクスタ」アカウントです。

販売中の写 真を見ることが出来ます。どうぞご覧下さい。

写真素材 PIXTA

写真

素材のピクスタ

 


開華 立春朝搾り 南南東を向いて 恵方呑み 平成10年

2018年02月04日 | 🏮居酒屋散歩

 

2月4日に仕込まれるこのお酒、この日飲むために予約して、厄を祓います。

平成10年、栃木県佐野市の『開華』で始まった「立春朝搾り」

 

酒蔵では、しぼり途中の 4日早朝より 瓶詰めが行われ

首都圏から酒販店、100名が 暗いうちから駆けつけ

ラベル貼り 箱詰めの作業を行います。

 

赤城神社の宮司 お祓いにより 

造る人・届ける人・飲む人に

「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」を 祈祷いただく 『縁起酒』です

 

予約した「成田酒店」に行き、つれあいと 「恵方呑み」で 福を授かります。

今年の方角は、【南南東】に向いて

 

願い事を思い浮かべながら、

華やかな吟醸香と 口の中に広がる甘みに 早い春を感じます。

 

2月4日は立春、二十四節気の正月節「春」が始まる日なのです。

一年でもっとも寒い時期ですが、梅がほころび始めるなど、

この日から寒さも和らぎ、日射しも伸びていきます。

 

「立春朝搾り」とは、立春の朝に搾ったお酒

『立春の朝に搾り、その日のうちにお客様にお届けする』お酒です

蔵元さんが立春の日に、お酒が一番良い状態になるように仕込み、苦労を重ねて仕上げた逸品です。


酒屋さんが蔵元に出かけ、搾りたてのお酒に 自らラベルを貼り

神主さんのお祓いをうけ、その日のうちにお客様へお届けします。

まさに立春の日だけのお酒です。

さて、もう一本は、どちらに持っていきましょうか。