"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“いかに運命をひらくか”

2011-10-22 04:11:18 | 日記

致知出版社の「人間力メルマガ」よりです。

(転載開始)

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     致知出版社の「人間力メルマガ」

                【2011/10/21】 致知出版社編集部 発行
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本日ご紹介する新刊は『安岡正篤 立命への道』(神渡良平・著)です。
→ 
http://shop.chichi.co.jp/item_detail.command?item_cd=940&category_cd


昭和の歴代首相や大企業の経営者たちが
人生の師と仰いだ東洋思想家、安岡正篤師。

本書には安岡師の言葉や著書との出合いから奮起し、
人生を積極的に生きていく人々の感動ドラマが描かれています。

    *     * 

年商173億円にもなる寿司屋チェーン店の社長、
堀地速男(ほりち・はやお)氏もその一人。

当初、売上も上がらず、
利益も少ないことに頭を悩ませていた時、
多くの本を読み、その中に安岡師を見つけ出したといいます。

そして、

「本当に利益を得ようとすれば、
 『いかにすることが“義”か』という
 根本に立ち返らなければならない。
 これは千古(せんこ)易(か)わらぬ事実であり、法則である」

との言葉に出合い、
従業員の人生を預かっている舵取り役であるからには、
もっと学ばなければならないと発憤。

その後も

「本当の偉人、真人というものは、
  名誉や権勢の人の中にはなくて、かえって無名の人の中にある。
 したがって人間は、権勢よりも、もっと本当のもの、
 真実のものを求めて、それで偉くならなければならないのであります」

「牢獄へ入れられても、島流しにあっても悠然(ゆうぜん)として、
 ふだんと変わらないようになるのには、
 よほど自分を作らなければならない。 
 そういう意味では、不遇・逆境というものは
 自己を練る最もいい場所だ。
 心がけがよければ牢獄の中でもずいぶん学問もできる」

といった言葉の数々から人生の哲理、
経営者のあるべき姿を学び続け、
会社を成長、発展させていったストーリーが綴られます。

    *     * 

その他、全篇25話にわたって紡がれる物語と、
安岡師の著作から繙(ひもと)かれる名句、名文の数々が
多数紹介されます。


神渡良平氏も、
「本書が多くの人々の杖、暗夜の灯火となること」
を願ってやまないとおっしゃいます。

戦後、安岡師が焦土と化した日本を前にして

「聖賢の書に立ち返って、
 そこから人生観を確立し、国家を作り直していこう」

と決意したように、国難を迎えたいま、
安岡師が説く東洋の叡智(えいち)に学び、
それを実践していくためには最適の一冊です。

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(転載以上)

この本の著者である神渡良平さんも私が尊敬するお一人です。

中村天風さんの人生やその言葉の力のことを書かれた「宇宙の響き」という本で神渡さんのことを知り、フアンになりました。

神渡さんの本のタイトルにもなっている「一隅を照らす生き方」という言葉も、素晴らしい、そうありたいと思います。


安岡正篤さんは、常に人としての根本原理、王道を説いていらっしゃいます。

そして、その道から全くブレないところが本当に凄いと思います。


“「本当に利益を得ようとすれば、
 『いかにすることが“義”か』という
 根本に立ち返らなければならない。
 これは千古(せんこ)易(か)わらぬ事実であり、法則である」”


“「本当の偉人、真人というものは、
  名誉や権勢の人の中にはなくて、かえって無名の人の中にある。
 したがって人間は、権勢よりも、もっと本当のもの、
 真実のものを求めて、それで偉くならなければならないのであります」”


私自身は、経済、政治や自然環境含めて、これから大きな変動があると思っています。

それは今までの価値観をも変化させるものになるかも知れないと思っています。


しかし、だからこそ、絶対にブレない自分の軸を持っておくことが、今、大切だと思うのです。