"ちょっと外から見た日本"

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“誰しもが自分の中のエベレストを登っている”

2012-02-07 04:40:40 | 日記

 

致知出版社の「人間力メルマガ」よりです。

 

(転載開始)

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     致知出版社の「人間力メルマガ」

                2012/2/6】 致知出版社編集部 発行
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   このメールマガジンでは、
   月刊誌『致知』より
   皆さまの人間力を高めるエピソードを
   厳選してご紹介しています。

       * *

   本日は現在発行中の『致知』3月号より、
    世界最高峰エベレストに、単独・無酸素登頂をめざす
    29歳の登山家・栗城史多氏の記事をご紹介します。


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      「誰しもが自分の中のエベレストを登っている」


              栗城史多(登山家)


             『致知』2012年3月号
              特集「常に前進」より
          http://www.chichi.co.jp/monthly/201203_pickup.html#pick5

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マッキンリーを登頂してからは、
とにかく無我夢中で世界の最高峰を登り続けました。

ただ、その中で感じたのは、
登山がいかに孤独な世界であるかということでした。

頂に立った時の感動や山で得た学びを、
帰国後友人に伝えようとしても、
まったく理解してもらえなかったんです。


だからよく登山は観客なきスポーツとか
非生産的行為といわれるんですが、
やっぱりこの感動を多くの人と共有したい。

どうにか伝えられる方法はないかなと思っていた時に、
偶然、あるテレビ局から
「インターネットの動画配信をやりませんか」
というお話をいただいたんです。

2007年、世界第6位の高峰、
ヒマラヤのチョ・オユーを登る時でした。
ただ、一つ問題があって、番組のタイトルが
「ニートのアルピニスト 初めてのヒマラヤ」
という名前だったんです(笑)。

それで、日本全国のニートや引きこもりの方から
たくさんメッセージをいただきました。

「おまえには登れない」とか、中には
「死んじゃえ」とかですね。
そういう悪いメッセージばかり。


それでも1か月以上かけて登っていきました。
しかし、頂上付近で天気が悪くなってガスがかかってしまい、
断念せざるを得なかったんです。

それで一回、5,300メートル地点にある
ベースキャンプまで下りていきました。

するとまた、誹謗中傷の嵐です。
「ああ、やっぱりダメだった」
「夢って叶わないんですね」と。

いったん8,000メートルまで行くと、
もの凄く体が衰弱するんです。
酸素が3分の1なので、気圧も3分の1になり、
体の水分がどんどん外に抜けてしまう。

そのため脂肪だけでなく筋肉まで落ちて、
全然力が入らなくなるんです。

ただ、このまま終わるのはどうしても悔しかった。
私は3日だけ休養を取り、再アタックしました。

そして、5日間かけて頂上につくことができたんです。


すると、それを見ていた人たちの言葉が
180度変わりました。

それもただ、「栗城は凄い」とかではなく、
「僕も本当は夢があって、諦めていたけど、
 もう一回やろうと思いました」とか
「私も何か始めようと思いました」と。


で、その時に思ったんです。


「ああ、自分だけが山に登っているんじゃない。
 皆それぞれ、見えない山を登っているんだな」


って。

講演会をしていても、
「この間の試験受かりました」
「夢叶えました」と、
私のところに報告に来てくれる人が多いんです。

先日も、41歳でようやく教員試験に受かって
先生になれたという方が報告にきてくださったりしました。

その人にとっては教員試験が見えない山であり、
エベレストです。

そして、誰しもが自分の中のエベレストを登っているわけです。
勿論、中には挫折してしまった人もいるでしょうが、
私はそういう人たちと夢を共有して、

「自分はできない」「無理だ」

と思っている心の壁を取っ払いたい。
見えない山に挑戦し、ともに成長していきたい。
それが私の目指す登山なんです。




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       『致知』3月号 特集テーマ「常に前進」
     http://www.chichi.co.jp/monthly/201203_pickup.html

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(転載以上)

 

世界第6位の高峰、ヒマラヤのチョ・オユーを登る時のインターネット動画配信、

“ただ、一つ問題があって、番組のタイトルが
「ニートのアルピニスト 初めてのヒマラヤ」
という名前だったんです(笑)。”

でもだからこそ、日本全国のニートや引きこもりの方からたくさんメッセージが届いたのですね。

 

“「おまえには登れない」とか、中には
「死んじゃえ」とかですね。
そういう悪いメッセージばかり。”

とてもつらいものがあります。

 

“「ああ、やっぱりダメだった」
「夢って叶わないんですね」”

でもこうした言葉は、それぞれの方々の心の叫びなのかも知れませんね。

だから実際に登れた時には、 “それを見ていた人たちの言葉が180度変わった”のですね。

“それもただ、「栗城は凄い」とかではなく、
「僕も本当は夢があって、諦めていたけど、
 もう一回やろうと思いました」とか
「私も何か始めようと思いました」と”

“「ああ、自分だけが山に登っているんじゃない。
 皆それぞれ、見えない山を登っているんだな」”

素晴らしい言葉ですね。

自分だけが山に登っていると思っていたら、

実は、見ていたみんな全員が、それぞれの山を登っていたのですね。

 

“誰しもが自分の中のエベレストを登っているわけです。
勿論、中には挫折してしまった人もいるでしょうが、
私はそういう人たちと夢を共有して、

「自分はできない」「無理だ」

と思っている心の壁を取っ払いたい。
見えない山に挑戦し、ともに成長していきたい。
それが私の目指す登山なんです。”

この体験によって、登山が孤独な世界だと思っていた栗城さんの意識も大きく変わったのですね。

一緒に山を登る感動や夢を他の方々と共有出来ることがわかったのですから。

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