ブルベは競技じゃありません。
決められたコースを決められた時間内に走行することができた者を認定するだけのサイクルイベントです。
参加したからには時間内に完走したいのは当然ですが、過労運転や無理な走行は他の参加者やボランティアで運営してくださってるスタッフの方々、自分の家族や公道を走行する全てに車両や歩行者、に対して迷惑となる行為ですので慎みたいものです。
私はロードバイクのアンカー7も持ってはいるのです。
せっかくブルベなど長距離サイクリングに最適と言われているクロモリロードが装備や過酷な状況で痛んでいくのに少々抵抗があるのです。
で、普段通勤に使用しているトレックのクロスバイク7.3FXをこの際通勤&ブルベ専用に改造し直そうと思い立ちました。
現在は部品を集めている最中ですので、揃うまでは現在の状態や分解を中心にUPしていこうと思っています。
7.2はトレックのクロスバイクでシリーズ中最安価モデルです。
Fフォークがコストの関係でスチール製なので乗り味が硬くなるのを太いタイヤで補い、安価なリムながら36穴のスポークで編まれたホイールは多少の段差ではへこたれない強靭さを持っています。
これをベースにブルベ専用車にした時に得られるメリットはどんなものがあるでしょう?
1、エンド幅が135mmなので反フリー側スポークテンションがあげられるため、装備重量が重くなっても振れや歪みのない強靭かつ乗り心地が優しいホイールを作ることができる
2、アップライトなクロスバイクポジションのドロップハンドル化は終始リラックスした姿勢を確保することができ、かつステムやハンドルを最適化することによってロングライドにおけるレーシングポジションをも確保することができる。
3、フレームはクロスバイクであるのでロングホイールベースとなり、直進安定性に優れる。
また、ダボ穴が開いているので必要であれば泥除けが簡単に装備できる。
トレックのクロスバイクの対荷重性能はライダー重量が135kgまでで、純正状態条件ではあるが生涯保障がフレームに付けられている。つまりフレームは超強靭。
4、もともと太いタイヤを履かせているので25~28cなどの最近リリースされつつあるブルベ専用タイヤを使うことができる。
5、装備重量が重くなるので元からフロントトリプルを装備することを考えられている分、チェーンラインの変化量が少なく、フロントトリプルを装備することでどんな激坂でも登ることができる。
などが挙げられます。
デメリットとしては、
1、フレーム以外のパーツがほとんどゴミとなる。
2、自分で改造できれば良いがショップにお願いすると並のロードが買えるくらい高くつく。
3、当然ながらロードバイクフレームではないので重い。
4、高価なロードバイクをお持ちの方達からは変な痛い目で見られる(ほっとけw)
5、装備をできる限りスマートに配置しないとガンダムっぽくゴチャゴチャになる。が、これはロードバイクでも同じ。
さてどうなることやら。
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