何しやがる。という事件の記事です。
内縁の妻との間の１才になる息子を、自宅居間の冷凍庫（高さ約８０センチ、幅約５０センチ、奥行き約４０センチ）に入れて凍傷を負わせた。
とされた男に懲役３年（求刑・懲役４年）の実刑判決が下った。
という記事がgooニュースに上がっていました。
お父さん（被告）：「長男を冷凍庫に入れたことはない」
弁護人の主張：「長男が冷凍庫にいた客観的証拠はなく、入ったとしても１人で入った可能性がある」
「被告人は無罪である」
判決理由：「長男が自力で冷凍庫に入るのは現実問題として想定できず、被告には冷凍庫に入れる機会が十分にあった」
「凍傷の原因は冷凍庫しか見当たらず、被告だけが冷凍庫に入れる機会が十分にあった」
「仕事を失っていらだち、飲酒の影響もあって息子に当たったと推測されるが、明確には認定できない」
まあ、妥当な判決だと思います。
１歳の息子が冷凍庫を開けて中に入って自分で閉めた。というのは現実的ではないですもん。
家の中に２人しかいなかったんだから、お父さん（被告）が犯人としか考えられない
ともあれ、お子さんの命が無事でよかったです。
このところ、児童虐待のニュースが続いていますね。嫌な世の中になったものです。
米国人の父に有罪 １歳児冷凍庫閉じ込め「異常で悪質」 福岡地裁判決(西日本新聞) - goo ニュース
１歳男児を冷凍庫に、米国籍の父に懲役３年判決(読売新聞) - goo ニュース
米国人の父に有罪 １歳児冷凍庫閉じ込め「異常で悪質」 福岡地裁判決
当時１歳の長男を冷凍庫に入れて凍傷を負わせたとして傷害罪に問われた福岡市東区香椎台１丁目、米国籍の無職マイヤー・ブルース・アレン被告（４１）に対し、福岡地裁（駒田秀和裁判官）は２０日、「異常で悪質な犯行。長男の健全育成にも影響する」として、懲役３年（求刑懲役４年）を言い渡した。
アレン被告は一貫して「長男を冷凍庫に入れたことはない」などと起訴内容を否認、弁護側も「長男が冷凍庫にいた客観的証拠はなく、入ったとしても１人で入った可能性がある」と無罪を主張していた。
駒田裁判官は判決理由で「長男が自力で冷凍庫に入るのは現実問題として想定できず、被告には冷凍庫に入れる機会が十分にあった」などと述べ、退けた。
判決によると、アレン被告は昨年８月４日、自宅の冷凍庫に長男を入れ、腕や足に２週間の凍傷を負わせた。
＝2010/08/20付 西日本新聞夕刊＝
米国人の父に有罪 １歳児冷凍庫閉じ込め「異常で悪質」 福岡地裁判決(西日本新聞) - goo ニュース
