つれつれたれたれ

日常のことなどのんびり書いていきます。

「BUNGO-日本文学シネマ-」

2010-02-13 | ニュース

「BUNGO-日本文学シネマ-」
15~17日、22~24日の深夜にTBS系で放送。
BS-TBSでも放送

若者の活字回帰へ 名作文学をドラマ化 短編私小説で文豪を身近に(産経新聞) - Yahoo!ニュース

若者を日本文学に引きつけるきっかけになれば-。太宰治や芥川龍之介といった文豪の私小説的な作品をドラマ化し、放送や上映会などさまざまな形で見せていくという企画が進んでいる。まず6本を制作し、15日からTBS系で放送される。企画した大日本印刷メディア・コンテンツ本部の穴沢健郎プロデューサーは「いずれは書籍とも連動させることで、本に親しむ若者が増えてくれたらいい」と願っている。(村上智博)

「黄金風景」(太宰治原作、向井理、優香主演)
「魔術」(芥川龍之介原作、塚本高史主演)
「檸檬(れもん)」(梶井基次郎原作、佐藤隆太主演)
「富美子の足」(谷崎潤一郎原作、加藤ローサ主演)
「高瀬舟」(森鴎外原作、成宮寛貴主演)
「グッド・バイ」(太宰治原作、山崎まさよし、水川あさみ主演)

 

とのことで、こういう試みはどんどんして欲しいです。
ひとつ気になったのが、「いずれは書籍とも連動させることで~」というくだり。
ピンと来た方もいらっしゃるでしょう。
上記6作品の中には絶賛売り切れ中。全集でしか読めないわという作品もあります。
…どう親しめっちゅうんじゃ。
まあ、青空文庫でも読めるんですけどね。
ドラマのHPを見ても、原作者表記はあるけど、出版者の名前や収録されている本の題名はないんですよね。
これ、興味を持った人が原作を読みたいたい。と思った時に不便。
簡単に手に入れられる本か底本を記載して欲しい。


「黄金風景」(太宰治原作、『きりぎりす』(新潮文庫)
                『ちくま日本文学008 太宰治』(ちくま文庫)収録)
「魔術」(芥川龍之介原作、『ちくま日本文学002 芥川龍之介』(ちくま文庫)収録)
「檸檬(れもん)」(梶井基次郎原作、『檸檬』(集英社文庫)
「富美子の足」(谷崎潤一郎原作、『潤一郎ラビリンスⅣ近代情痴集』(中公文庫)収録)
「高瀬舟」(森鴎外原作、『山椒大夫・高瀬舟』(岩波文庫)
「グッド・バイ」(太宰治原作、『グッド・バイ』(新潮文庫)

ええと、こんなものでしょうか。
しかし谷崎。流石w。なんなんだ、その副題。orz 。
昔昔。初めて谷崎を読んだ時。
春琴抄』を読んで吐きました。
翌日家庭科の授業があって、泣きそうに。
(だって触れないんだぜ。怖がりだから)
それでも懲りずに『刺青(しせい)』を読んで眠れなくなった記憶が。
小学生が読むものではなかった。
文章は綺麗だったんだけどな。美しい繊細な世界だったんだけどな。
内容がね。エロイ。エッチだ。とは思わなかったんですけどね。
こう、行間から匂い立つような淫猥さがあった。濃密なエロスを感じた。
いや、書いてあることはチンプンカンプン。意味わかんないことだらけでしたけど。
だって判んないし。今でも判らないし。
『富美子の足』なんて、一定以上の理解を脳が拒否するし。
『細雪』と同じ作者だと長い間気付きませんでした
(細雪は公営放送のドラマで見たと思う)

同じ頃に泉鏡花の『天守物語』を読みました。
これは、好きになった。何より綺麗だった。
あの頃、国営放送で舞台の中継(録画中継)で見たし。
あれは誰だったろう(記憶ない。確か女形の人だったような?)
判らなかったのは心中シーンだけで。
(不合理な方法だとしか思えなかった。情が薄いのだろうか)。

話を戻して、「BUNGO-日本文学シネマ-」ですよ。
まあ、最初のラインナップに谷崎が入っているので深夜放送納得です。
完成度に期待させていただきます。

 

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ポークのラグー

2010-02-13 | 料理

本日の夕食。

電子レンジでおいしい四季 冬  村上祥子著 河出書房新社

より。《ポークのラグー》を作ってみました。

図書館で借りた本のページに付箋が。(笑)

?と思いながら作り終わって。食べてみて判った。

付箋の《みりん》の意味。ちょっと甘ーくしたかったんだ。(笑)


・ポークのラグー
・コロッケ(母親が買ってきた)
・春雨と青梗菜、豆腐のコンソメたまごスープ(何故コンソメにしたし)
・ごはん

色々あって写真取り忘れ。orz。
他にも色々作る予定です。

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焼き鳥丼

2010-02-13 | 料理

本日のお昼は『焼き鳥丼』。

市販の焼き鳥を使ってぱぱぱっと手抜きで。
たれに牡蠣醤油を使ったら程よいコクが出てました。

牡蠣醤油すごー。

 

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