河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「死後の世界」~死んだら人の心はどうなるのか? その1

2014-09-17 20:57:24 | 日記
(ペルセウス座流星群)
今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

私たちに必ず訪れる「死」
はたして、「死後の世界」は存在するのでしょうか。

今宵、人類の永遠の謎であるテーマについて述べてみたいと思います。
私が辿りついた解答については、次回その2に詳述します。

先日NHK報道スペシャル番組で、臨死体験など人間の死に関するテーマについて、最先端の脳科学で検証するといった非常に興味深い内容の番組が放映されました。

「臨死体験 立花隆思索ドキュメント~死ぬとき心はどうなるのか」です。
先ずは、この番組からご紹介しましょう。

【今、ひとりの脳科学者がこれまでの科学に挑戦状を突きつけています。
彼は天国に行ってきた、そのことは証明できる、と言っていました。

「心が体から離れて天井に浮かび上がり、無数の蝶が飛び交う景色を見た後、
荘厳な門がそびえ立つ世界を訪れ、最後に神聖な存在が居る場所に導かれました……私がお話することは、すべて科学に基づいています。

それはこの世界の成り立ちについてです。
科学では『心』、つまり意識は脳から生み出されると言っています。
そうだと本当に言い切れるのでしょうか。
脳と心に関係があることは認めます。
しかし、脳が心、つまり意識を生み出すという考えは間違いなのです」

みずからの臨死体験を語っていたエベン・アレキサンダー博士(脳神経外科医)のコメントです。

同博士によると、脳が働いていないときにこの臨死体験をしたのだから、脳と心は別の存在だというのです。

エベン・アレキサンダー博士が臨死体験をしたのは、脳を細菌に侵されて昏睡状態に陥ったときのことでした。
これまでは、脳が機能しなくなれば『心』も消える、と考えられてきました。
しかし、その考えは博士が病気から回復し、それまでのデータを洗い流したとき、大きく揺らいだとのこと。

エベン・アレキサンダー博士が昏睡に陥った3日目の画像では、白い炎症が脳全体に見られました。
このとき、博士の脳は炎症による膿で血管が圧迫され、血液が流れなくなっている状態でした。

さらに、生命の維持に欠かせない『脳幹』と呼ばれる奥深い部分まで損傷し、脳波が観測されなくなっていたといいます。
脳の活動が止まり、博士が生還できる確率は2%と診断されたそうです。

エベン・アレキサンダー博士の脳画像は当時、彼が意識も思考も記憶も機能していなかったことを示していました。
そんな状態だった7日の間に博士は臨死体験をしたのです。

立花隆氏は、エベン・アレキサンダー博士に次のように質問しました。

「その7日間、脳は完全に昏睡状態だったのですか」~立花氏
「そうです。脳はまったく働いていませんでした」~博士

「脳が機能しなかったのに、その間のことをなぜ覚えていられたのですか」
~立花氏
「現代の脳科学では、私の体験がどのように起きたのか説明することは全くできません。だからこそ私は長年このテーマと格闘し続けているのです」~博士

エベン・アレキサンダー博士の臨死体験は、従来科学による説明では全く不可能でした。

次に、体外離脱した乳児の事例が紹介されました。
記憶も知識もほとんどない赤ちゃんが、昏睡状態の中、体外離脱し、その時のことを覚えていたというのです。

ジャクソン・バワーズ君(4歳)は産まれてすぐに臨死体験したといいます。
ジャクソン君は、生後1か月でインフルエンザをこじらせて肺に穴があき呼吸ができなくなりました。
集中治療室で蘇生装置につながれ、薬で眠らされていた彼は、何度も命の危険にさらされたそうです。

4か月後、ジャクソン君は奇跡的に回復しました。
そして彼が2歳になった頃、突然、病院での体験を次のように話し始めたというのです。

「僕は死んだんだよ」~ジャクソン君
「死んだ? 何が起きたの?」~母親
「神様のところに行ったんだよ。きれいだったよ」~ジャクソン君

さらに、ジャクソン君は、手術中のことや、救急車に乗ったときの話、父親が付き添ったときの話もしたそうです。
ジャクソン君が2歳になった頃から、この臨死体験を語り始めたそうですが、彼の話は何もかも本当に起きたことばかりだったと母親は証言していました。

「薬で眠らされた生後1~2か月の子が、その時の出来事を覚えていることは、医学的に説明できないと思います。科学的にはありえないことなのです」
~ジャクソン君の担当医のコメントです。

一方、立花隆氏は死を考える手がかりとして「人の心」を知る必要があると考えました。

心の一部でありもっとも重要な「意識」は、現在科学では謎といわれてきました。

ウィスコンシン大学ジュリオ・トノーニ教授(精神医学)は、意識研究に革命を起こしたともいわれる研究者です。
トノーニ教授が提示したのは「意識が脳内で生まれる全く新しいメカニズム」です。

「人間の意識とは、脳神経細胞が複雑に絡み合ったクモの巣のようなもので、
意識はすべて数学的に表現できると私は考えています。
そして意識、つまり脳内の情報はクモの巣よりずっと複雑であると考えています」~トノーニ教授の理論です。

トノーニ教授は、神経細胞の複雑なつながりこそ意識の正体だというのです。
これは「統合情報理論」と呼ばれています。

分かりやすく説明すると、「熱い・寒い・」などの感覚、「楽しい・悲しい」などの感情、「母の言葉・恋人とケンカした」などの記憶、「食べる・本を読む」などの行動のそれぞれが、複雑に絡み合って意識になっているとのこと。

つまり意識は脳内の特定な細胞にあるのではなく、膨大な神経細胞が複雑なつながり方をして、一つに統合されたときに生まれるというのです。

「この理論を調べてみると意識を生み出す方法について、非常に正確に言っているのに気づくでしょう。この理論を使うと脳内での意識について、多くの謎を解明できます。

眠れば意識がなくなることや、脳のどの部分が意識を生み出すのかも、その理由も説明できます。今のところ全て説明可能なのです」~トノーニ教授

さらにトノーニ教授は、意識の大きさを世界で初めて数式で表しました。
極めて複雑な数式は、脳内の神経細胞の数が多くてつながりが複雑であればあるほど、意識の量が大きくなることを表していました。

「私たちは意識の特性を表す数式を作り、それを実際の脳に適用できるようになりました。これによって、脳が実際に科学的に意識を作り出していることがわかったのです。

私たちの脳のある部分が意識を生み出すことは明らかであり、脳こそまさに今あなたの意識を生じさせているものなのです」~ジトノーニ教授

意識研究の最前線とされているトノーニ教授の理論。
これが完全に実証されれば、脳が死ぬと神経細胞のつながりがなくなり、心は消えることになります。

トノーニ教授の理論は、長年人間が追い求めてきた「死ぬとき、心はどうなるのか」という問いに、「心は消える」という答えを提示しています。

しかし、トノーニ教授の理論では、冒頭に記載したエベン・アレキサンダー博士やジャクソン・バワーズ君の臨死体験をうまく説明できません。

100兆ものつながりが生み出す意識の世界は、極めて奥が深く複雑性の極地にあります。
その極みを深めることは、最新の科学でも到底できない大いなる謎にとどまるようです。

では、なぜ人は最後の瞬間、「臨死体験」という神秘体験をするのでしょうか。

ケンタッキー大学医学部脳神経外科ケビン・ネルソン教授は、人間の「神秘的体験」について立花隆氏に次のように述べていました。

「それは脳の辺縁系によるものだと思います。辺縁系がどのように働いているのか詳細には分かりませんが……神秘的な感覚は辺縁系で起こる現象なのです」~ケビン・ネルソン教授

死の間際に、どのようにして神秘体験が起きるのか……ネルソン教授はかかわりが深いと指摘したのは、脳の奥深くにある辺縁系でした。
爬虫類にもあるという、脳の最も古い部分です。

辺縁系は長年の研究によって、睡眠や夢という現象の中心的な役割を担っていることが分かっていました。
死の間際、辺縁系は不思議な働きをします。
辺縁系は神経物質を大量に放出し、人を幸福な気持ちで満たすそうです。

こうして人は死の間際、幸福感に満たされ、それを現実だと信じるような強烈な体験をするというのです。

ネルソン教授は、神秘体験は人が長い進化の過程で獲得した本能に近い現象ではないかと考えています。

「我々の研究で分かったのは、臨死体験をしやすい人は、夢を見やすい脳を持っているということです。興味深いのは、その鍵となる辺縁系が脳の古い部分だということです。
辺縁系は進化の初期段階で生まれた部分です。ですから、神秘体験をする能力は、人間にもともと備わっていたものなのです」~ネルソン教授

立花氏が「なぜ神秘体験をする能力が、人間の心に備わっているのですか」と、鋭い質問をしたところ、ネルソン教授は次のように答えました。

「神秘体験は意識と現実の間で作り出される、感動的で根源的な現象です。
しかし、その詳細は分かりません。

そもそも科学は『どのような仕組みなのか』を追及するものです。
『なぜそのような仕組みが存在するのか』と問われても答えられません。
私たち科学者に言えるのは、どのようにして神秘的な感覚が生じるかだけです。
なぜか? という問いへの答えは、それぞれの人の信念に委ねるしかないのです。

神秘的な体験をするとき脳がどのように働くのかという科学的事実は……誰の信念も変えるものではありません。
脳は必ず神秘的な体験に参加するようにできているのですから。

しかしそれぞれの人が体験した神秘をどう受け止めるのかは……必ずしも科学で証明する必要はないのです。

臨死体験をして亡きお母さんに出会ったとき……それをお母さんの魂と受け止めるのか、お母さんについての記憶だと受け止めるのか、それはその人にしか決められない心の問題です。その人の信念の問題なのです」と。

(結論)
意識は脳内の膨大な神経細胞のつながりによって生まれる。
死の間際、特別な感覚を持ち、神秘的な体験をするように、脳の仕組みができている。

臨死体験は、誰もが死の間際に見る可能性がある奇跡的な夢である。
しかし、人間がなぜ「臨死体験」という神秘的な夢を見ることができる脳の仕組みになっているのか、その理由は最先端の脳科学でもわからないという】

同番組では、「死後の心の問題」や「臨死体験」について、最先端の脳科学者たちに科学的に検証してもらい、真相を解明しようと試みたのですが結局、「それは脳の問題だろう」という曖昧な答だけが残ってしまったようです。

まあ、無理もないお話ですね。
「死」というテーマを追及するのには先ず、「生」という不思議な「生命現象」から解明しなくてはなりません。

「生命現象」を究明するには、地球や月、太陽、そして銀河系などの宇宙創成について、その真相を知らなくては永遠に解答が得られないでしょう。

そんなこと無理だよ、というあなたに私は次のようにアドバイスします。
3次元時空という矮小な物質世界の視点から一歩踏み出してください、と。

「人間の生と死後」という壮大なテーマについて、次回は「河村龍一」の持論を交えながら、皆さまに分かりやすく述べてみたいと思います。

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「中秋の名月の癒し」~銘酒と肴

2014-09-08 19:09:23 | 日記
(ペガサス座流星群)
今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

今宵は「中秋の名月」です。
月光浴には最適の夜ですね。
きっと、皆さま自身が今までは気づかなかった、特異な潜在能力が開花できるでしょう!

そこで、「中秋の月光浴」にふさわしい、伊達政宗に献上されたという仙台の銘酒と、私がプロのバーテンダーから伝授された旨い酒の肴をご紹介します。

疲れた心を癒すには絶好の中秋の名月です。
今宵、皆さまも満月を眺めながらゆっくりとお酒を楽しんでください。
「戦勝政宗」特別純米酒ならお月見にも最適ですよ!

値段は少々高いですが、私が推薦する「勝山」のお酒を次にご紹介いたします。



「伊達ノ殿様酒 極芯抽出 DIAMOND AKATSUKI 」
搾り
遠心しぼり ダイヤモンド抽出
アルコール 16度
精米歩合 35%
米 兵庫県特A地区 山田錦
容量 720ml
本体価格 30,000円+消費税

― 真の芸術とは、一人の天才から生まれる ―
「液体のダイヤモンド」とは、まさに酒の頂点です。
勝山はその最上級の世界観を創り上げるため、たった一人の醸造哲学、たった一人の醸造理論、たった一人の醸造技術を用いて総てに一貫性のある仕上がりと審美眼的に完成された美を追求しました。

総ては「液体のダイヤモンド」の為に贅沢に設計されたラグジュアリーでプレシャスな美酒、それがDIAMOND AKATSUKIです。

日本が世界に誇る兵庫県特A地区山田錦を丁寧に磨き上げ、非常に難易度の高い並行複発酵技術の粋を結集した低温長期健全発酵で醸し、杜氏の持てる力と精神力で仕上げた意欲作です。

—ワインをルビーに例えると、DIAMOND AKATSUKIはまさに「液体のダイヤモンド」—

DIAMOND AKATSUKIの持つ果てしなくクリアーな透明感とキズが一切無い液体の純度、米の甘味と旨味、発酵時の酸味とアルコールの輪郭を切り出したその美しさ、しっかりと重量感と厚味のある堅個なボディー、それらはまさにダイヤモンドの4Cを連想させる「完璧な美」そのものを表現しています。



「純米大吟醸 芳醇原酒 伝」

搾り 袋しぼり
アルコール 16度
精米歩合 35%
米 兵庫県産山田錦
容量 720ml / 1800ml
本体価格 5,000円/10,000円+消費税

伝は勝山の中で最も日本酒らしい日本酒です。馥郁たる吟醸香が漂い、綺麗な輪郭を描く酸のあとにキメの細かい旨味が続く洗練された純米大吟醸酒です。
味に幅と奥行きがあり、酒質にはしっかりとした芯の強い男性的な力強さと女性的でグラマラスな優美さを兼ね備えた酒であり、あらゆる面で完成度の高いバランスの取れた酒です。


「勝山の歴史」
神武天皇から続く日本文化の粋
 日本には独自の紀年法があります。神武天皇が初代天皇に即位された紀元前660年を元年とする『皇紀』です。我が国が世界最長の君主国家といわれるゆえんです。

そして世界最長の民族と国家の儀式に有史以来使用されてきた御神酒(おみき)がお米から造られる日本酒であります。神道(しんとう)において酒は、神への大地における最上の捧げ物であります。対して神への海における最上の捧げ物は「熨斗鮑(のしあわび)」です。

酒はキレイで豊潤な水を肥沃な大地に張り、お米を育て収穫し、さらに目に見えない神の力(糀菌や酵母)が酒を醸すと信じられていたため、大地における最上の捧げ物と尊ばれてきました。まさに「神の御業(みわざ)」の賜だったのです。

「仙台伊澤家 勝山酒造株式会社」
022-348-2611
宮城県仙台市泉区福岡字二又25番地1号
*「銘酒勝山」は拙著「真夜中の看守長」にも登場しています。
皆さまが注文の際、「河村龍一」のブログを見て知ったと言って頂きますと、きっと、素晴らしいお酒をご紹介してくれるでしょう!

以上ですが、「勝山」は他にもたくさん美味しいお酒があります。
皆さまの趣向に合わせたお酒で、中秋の名月を眺めてください。

そして最後に、「勝山」にふさわしい「肴」について、当ブログを訪問された皆さまだけに教えましょう!

勝山に合う肴~「アタリメ」
日本海か北海道産の「乾いたスルメ」を一晩くらいで結構ですので、お酒、みりん、醤油に漬けて柔らかくしてから焼いてください。

焼いた「あたりめ」を適当に切って皿の上に載せて、マヨネーズと醤油をかけて出来上がり!!!
この「アタリメ」は、私がプロのバーテンダーから直接伝授された酒の肴ですが、お店では多くのお客様から大変好評だった「肴」ですよ。
日本酒にはもちろん合いますが、「勝山」には絶品の肴となるでしょう。

今宵、夜空が曇りがちなため、もし月光浴や「お月見」が困難でしたら、明日以降でも愉しんでください!
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消えた義援金問題~石巻の子どもたちが危ない!

2014-09-01 03:24:16 | 日記
対岸から見た「住吉小学校」

今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

親族の法要に出席するため先週の水曜日、宮城県石巻市内へ訪れたときのことでした。

午後8時を過ぎた頃、初めて訪問する親族の家を探していたのですが、石巻市住吉町周辺で暗い市道を迷いながら車を運転していたところ、ある場所に侵入した瞬間、信じられない被災地の現状に大変恐怖を感じてしまったのです。

(おい、冗談だろ! 防波堤がフツ―にねえじゃんか……それに砂利道だし海と高さが同じだなんてアリかよ! このまま車を乗り入れたら重みで道路ごと崩れて海に沈没するぞ!)

眼前に暗い海原が迫ってきて、思わずゾッとした光景に、つい私は叫んでしまいました。

東日本大震災から3年と半年が経過しました。
しかし、新聞やテレビなどの各メディアでは、被災地の現状について、なぜか真実が報道されていません。

慣れてしまったのか、マヒしたのか住吉町の住民である親族はその晩、何食わぬ顔で私が感じた恐怖を聞き流していました。

翌日、私は「被災地の現状」を自分の目で確かめてきました。
それが、これらの画像です。~画像をクリックし拡大して見てください!


(怖い海岸道路)

(何んの防護壁も防波堤さえない学校と保育園)



冒頭の写真には、住吉小学校の体育館が写っています。
住吉小学校の裏手には、なんと保育園まであります。

住吉小学校は現在、子どもたちはもちろん、近隣の住民たちの避難場所に指定されています。
だが、これだけ海岸に近い場所にもかかわらず、何の防御壁も防波堤さえない現状に愕然としました。
万が一大地震が発生して津波が押し寄せてきた場合、よりによって、このような危険極まりない場所が近隣の住民たちの避難場所だというのですから「ブラックジョーク」にもなりません。

今後、宮城県沖を震源地としたM8・5クラスの余震の発生が危惧されていますが、このような「無防備な状態」で、津波から子どもたちや近隣の住民の生命を守れると国は本気で考えているのでしょうか。

数千億円以上の「義援金」は、いったいどうしたのでしょうか。
「東電」の尻拭いのために、義援金のすべてをつぎ込んでしまったのでしょうか。
10個で2万円という安価な土嚢だけを千個程度積んで、「防波堤」の代わりに済ませようしているのですから、これほど国民をバカにした話はありません。
人命を軽視された石巻市民はもっと怒るべきです!

海岸で釣りしていた60代の住吉町の住人に、私の「素朴な恐怖」について訊ねたところ、
「そういやあ、こないだだけどもさ、3年くらいで防波堤作るって話が市役所の広報に書いてあったべや。んでも、まだはっきりわかんねっちゃ。生コンの材料がねえし人も足りねえって言ってたど。それにほれ、東京オリンピックに人も金ももってかれてしまうっちゃ」

「国のお偉いさんたちはいいこと言ってるべえ。んだけどさ、おっかなくて、とてもここには一晩だけでも泊まることなんかできっこねえべや」
と、あきらめ顔で吐きすてていました。

先般、テレビなどのメディアで、来月に安倍政権が内閣改造すると報じられていましたが、新内閣の復興相に任命された大臣や関係者らは、石巻住吉小学校校庭にでもキャンプしながら、「被災地の復興」について論議してみたらどうでしょうか。



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