今宵、「河村龍一の銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。
今月、堀慶末の余罪裁判が開始されますが、そこでこのブログに訪問された皆さまに、日本の死刑制について考えて頂きたいと思います。先般、民放で「デスノート」が放映されました。
過去に放映されたシリーズと違い、かなり面白い内容でしたね。
このドラマは主人公が凶悪犯罪者を次々と殺害していくシーンが多かったため、私は当初、「凶悪殺人犯」を殺してしまう行為は間違っているのかな、と思ったほどでした。
しかし、こういったドラマをつくる作家の先生方のほとんどが、「死刑制度廃止賛成派」の人たちばかりだと気づきました。
放送作家の視点が「死刑制度廃止」なのか、それとも「存置」なのかで制作するドラマの内容がまったく違うのは当然ですね。
世の先生方が死刑制度廃止について、仰ることは十分理解できます。
犯罪被害者遺族でもない人々が単に感情的・八つ当たり的に「殺人犯は死刑だ!」と叫ぶような、人命を軽視した風潮は「集団的リンチ」に思えてしまうのです。
でも、凶悪殺人事件で最愛の家族を失ってしまったご遺族の方々のことも、多少、考慮してほしいのですが。
そこで、ユーチューから次の事件をご紹介します。
皆さまがこの動画を最後まで視て頂きましたら、きっと「死刑制度もありかな」と、思うようになるでしょう。
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いかがでしたか?
私は、それでも中立的な立場から「死刑制度存置」を支持いたします。
その理由は、社会正義防衛上の観点から死刑制度は必要だと思っています。
「刑務官」という職業柄、「矯正不可能な凶悪殺人犯たち」の存在を私は知ったからです。
私が現職時代、世の先生方が仰るような「キレイごと」など、彼らにはまったく通用しない事実を、嫌というほど見聞してきました。
「こいつが出所したら、必ず犠牲者(殺人事件被害者)がでるぞ」と、同僚たちと危惧していたとおりの結果を報道で知る都度、この国の法の甘さに強い怒りと無念を感じていました。
そこで私は言いたい、死刑制度廃止を訴える人々は一度でいいから「イラクかシリアに行き、そこで死刑制度廃止を訴えてほしい」と。
それが嫌なら、凶悪殺人犯たちが出所するときの「身元引受人」になってほしい、と。
死刑制度廃止を訴えるいじょう、それぐらいの責任を果たしてください!