「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

第3回の朝活、順延。マタモ、アメ!

2017年08月12日 | 活動こぼれ話
8月12日(土)5:00から、第3回朝活を予定していましたが、昨晩の猛烈な雨で中止とし、事務局で様子を見に行き、8月19日(土)に順延した朝活の段取りと、8月26日(土)活動日に植えるハクサイやダイコンのレイアウト確認をしてきました。畑の様子や、雨の影響など、報告します。

(田んぼの土手の草刈り、草に覆い尽くされた”おにぎり畑”)

朝活に先立ち、8月10日に山岸代表で田んぼの土手と、リンゴ畑の草刈りを行いました。たまにしか地元のお手伝いができないので、草だらけにしてしまって申し訳ないなあ、と思う中で、少しでもできることで地域のお役立ちにつながればと思います。

(花がたくさん咲いているラベンダー。これから冬越しの策を考えていきます。)

”おにぎり畑”の横にフラワーパークとして整備したラベンダー。道路工事用の防草シート、ナイス働きで、草の勢いに負けず、順調の生育しています。

(田んぼの稲穂とアゲハチョウ)

稲穂が出そろい、順調に生育している様子です。後述いたしますが、大雨で畝が崩壊した田んぼが多い中、無事でほっとしました。

(綿花)

立川さんから譲り受けた綿花。こちらも雑草に負けず50㎝くらいの背丈に育っています。そろそろ支柱を準備して、さらに生育を見守っていきたいと思います。

(ハクサイとキャベツの幼苗。日照不足で小さめ。8/26にいもい農場で定植します。)

写真撮影場所は自宅に移り、事務局宅でハクサイを育苗中。ハクサイ120ポット、試験栽培のキャベツを20ポット。いもい農場の作付けのレイアウト、年々効率よく畑を使えるようになってきたため、栽培数を昨年の約1.5倍に増やしました。

(秋野菜の種。今年は種のメーカーをアタリヤ中心にしてみました。)
秋野菜の種を準備。定番の品種たちですが、よく見るとアブラナ科ばっかり。


(雨で満水となった旧芋井小第二分校のプールと豪雨被害の様子)

昨晩8月11日(金)の雨は、局所的に豪雨となり、芋井地区のとなり戸隠・鬼無里地区に土砂災害警戒情報が発表、併せて避難勧告も発令されるなど、気の休まらない夜となりました。昨晩中に、朝活中止判断をし、当日は事務局だけで様子を見てきた訳ですが、芋井地区の一番低いところを流れる裾花川は、MAXの水位で流れていました。初めて見る水位、濁流で不安を駆られながら、芋井広瀬地区に向かいましたが、道中の洞地区で、土手が崩れていたり、土砂流出、棚田の畦が崩壊など、あちこちで豪雨の爪痕を目の当たりにしました。幸いにも、人的被害はないようで、天空の里 いもい農場の圃場にも影響は無かったわけですが、収穫を目前にした田畑の被害には、農家さんの心情を思うと、心が痛みます。

今後も行政から発せられる情報や、地元在住スタッフと連携して、参加者の安全を第一に活動が運営できるよう、努めていきます。(西沢)