・石井 光太
「神の棄てた裸体
～イスラームの夜を歩く～」新潮１００冊
結論から言うと、あまり好きじゃない
ぶらりとイスラムの国を訪ね歩く
掘り下げる事もなく次の国へ・・・
それはそれで、体験記の様なものなら
良いと思う
そうじゃない感じを受けるので、偽善者
ぶってる感しか感じられなくて不愉快だった
・乃南 アサ
「風の墓碑銘」上・下
音道刑事シリーズ
解体現場から出た白骨死体がキッカケで
思わぬ過去の事件と繋がっていく・・・
久しぶりの滝沢とのコンビは相変わらず
すれ違いが多く、しっくりいかない
最近、音道さん女女した感じが
強く出てきてるなぁ～（笑）
「凍える牙」の時の感じが好きだった
「冷たい誘惑」
連作の短編集
歌舞伎町で泥酔した主婦が拳銃を受け取る
ところから物語はスタート
拳銃を中心に話が繋がる
・柴田よしき
「紫のアリス」
不倫の清算で、会社を辞めた主人公が
公園で見た死体の様なものとアリスに
出てくるウサギ・・・
この時から主人公は謎かけの様に色々な
不思議な出来事ばかり遭遇する
「小袖日記」
上司との不倫に破れ、破れかぶれになってる
主人公が突然タイムスリップ・・・
めちゃくちゃだけど面白かった
柴田さんの主人公の女性不倫多いなぁ～（笑）
「ラスト・レース」
社内恋愛に破れた主人公に、更なる追い討ちを
かける悲劇が襲い掛かる
あまりにも可哀相だが、結構神経が太いのかも
とも思う主人公の男への感覚に唖然（笑）
「ＲＩＫＯ」
主人公は上司と不倫の末、不倫相手の妻と
刃傷沙汰に
職業が警察官だったことと、上司がキャリアの
出世街道に乗った人物だったことで事件は
表ざたにはならないが異動
この主人公、酷い目にもあうが・・・
同情出来ない女性（苦笑）
彼女が追った事件が思わぬ結末に・・・
「ＰＩＮＫ」
阪神大震災で婚約者を失った女性が
心の傷を抱えたまま、お見合いで結婚して
新しい生活で少しずつ立ち直って行く様に
見えたが・・・
過去の記憶が呼び覚まされていく
「炎都」
過去と現在の壮大な物語
１０００年前の恨みから、現代に妖怪が現れ
京都の人々を殺戮していく
輪廻転生した帝と、転生した帝の思い人と
なった為に狙われる主人公が妖怪と闘う
シリーズ１作目
・ディーン・Ｒ・クーンツ
「闇の眼」
闇シリーズ１作目
離婚して女手一人で育てていた、最愛の
一人息子を事故で亡くした主人公
少しずつ心の整理をして立ち直り、仕事も
順調に行き始めたある日、息子が生きている
という奇妙なメッセージを受け取る・・・
息子の事故に恐ろしい真相が
「闇の囁き」
冴えない主人公の親友は、学校中の皆から
好かれて一目置かれ、親や先生にも信頼の
厚い少年だった
だが、少年の生い立ちや過去には恐ろしい
秘密が・・・
「闇の殺戮」
刑事の娘ペニーはある日寝室で、不審な
物音と、暗闇から銀白色の目が見つめるのを
見た・・・
ヴードゥー教の呪いは本物なのか、神は
呪いから召喚された悪魔を
退けられるのか・・・
・スティーブン・キング
「深夜勤務」
ナイトシフトシリーズ第１弾
短編集
凄く怖いよりも、ジワジワと背筋がゾクゾク
する方が怖い
「トウモロコシ畑の子供たち」
ナイトシフトシリーズ第２弾
短編集
おぞましい表現を書かせたらキングが断トツ！
「骸骨乗組員」
ナイトシフトシリーズ第３弾
短編集
極限状態の人間の心理状態を書かせたら
キングが断トツ！