・東野 圭吾
「白馬山荘殺人事件」
たまに読みたくなる東野さんのベタな小説
マザーグースの暗号を解き、兄の死の真相を
解明しようと、女子大生の妹とその友人が
奮闘
安心して読める1冊
「放課後」
これは、どんでん返しがあってなかなか
面白かった
マシンとあだ名される先生の性格設定が
多少ブレた感はあったけど、女子高生は
恐ろしい・・・
・横山 秀夫
「第三の時効」
警察小説の定番
F県警捜査一課強行班 3班の個性溢れる
班長達とそれぞれの班のこれまた個性溢れる
刑事達の活躍短編集
刑事も人間
横山さんの描く人間臭い刑事たちが魅力的
「ルパンの消息」
時効真近に入ったタレ込みは自殺と判断された
事件が殺人だというものだった・・・
24時間しかない状況に過去の大事件
三億円も織り込まれて、真相が気になる
気になる
面白~い
・大沢 在昌
「狼花」
新宿鮫こと、鮫島警部のシリーズ第9弾
宿敵仙田の過去が明かされる
鮫島を否定しながらも認めているのではと
思っていた香田の暴走
彼もまた彼なりに犯罪を憎み撲滅を
構想していたのだが・・・
・重松 清
「カカシの夏休み」
「哀愁的東京」
「トワイライト」
重松さんは中年の現実(リアル)を
書かせたら、素晴らしい
家族があってもなくても、人間の良い部分と
嫌な部分が剥き出しに書かれてる
チョット気弱な主人公が多い気がするけど
男女の差かな(笑)女性は逞しく書かれてる
ことが多い
嫌な気分になることも多いし、自分は違う
って思ったりもするけどね
・畠中 恵
「つくもがみ貸します」
「しゃばけ」にも出てくる、つくもがみ達の
活躍が楽しい
大切にされた道具達が、つくもがみになるって
素晴らしいことだよね
現代は物を大切にしないから無理だろうけど
もっとお世話になってる道具達を、大切にして
ほしいね
あたしもつくもがみが欲し~い