車輪の下
・ヘルマン・ヘッセ
「車輪の下」
新潮文庫の100冊頑張ってます(笑)
ドイツの作家ヘッセの自伝的小説と云われてる
作品
貧しいが聡明な少年ハンスは
父親や周囲の教師の期待に応えようとする
気持ちと、プライドの高さによって
大切で2度と来ない少年時代を
犠牲にした・・・
悲しい彼の人生に暗い気持ちなった
中々読み進まなくて大変だった(苦笑)
・松本 清張
「時間の習俗」
「点と線」で活躍した刑事2人が
またコンビを組アリバイを解明していく
今回は、最初から最後まで、アリバイを
崩す事だけに焦点を合わせて
書かれてるんだけど・・・
少々しつこい
チョット飽きちゃった(笑)
・ミステリー傑作選・特別編
「自選ショート・ミステリー2」
宮部みゆきの作品が読みたくて購入
他の作品もショートなので、サクっと読めて
寝しなには丁度いい
・伊坂 幸太郎
「重力ピエロ」
新潮100冊の中の1冊
初めての作家さん
映画にもなったみたい
主人公の兄弟の兄の語り口で、語られる
弟の話
忌まわしい過去を背負った弟 春の内面が
あまり伝わらない
兄の心も見えない
文章がスタイリッシュ?なのか?
なんだかわからないけど、人間味が
無い感じがした
そういう作品なのかもしれないが
あたしは余り好きじゃなかった
・浅田 次郎
「姫椿」
短篇小説
どれもこれも凄く良かった
短い中に主人公の人生が詰った感じ
涙が止まらない
誰もが自分の人生を一生懸命生きてる
人に優しくしたい
そんな風に思える小説
・重松 清
「いとしのヒナゴン」
田舎の嫌らしさ、田舎のシガラミ
田舎のうざったさを嫌い
都会に憧れる主人公
でも、都会に憧れ都会で暮らすのは
田舎があるからこそなんだよね
自分の故郷の事を本気で考える人々の
面白くも切ない物語
今の世の中に足りない何かを
見つけられる話