この貴重な資料に気づいてない大牟田市民も多いのでは?
昭和8年当時の大牟田の中心部の地図です。
地図をよくみると大牟田の中心部は商店や会社が文字通り軒を連ねています。
昭和8年当時は、日本が帝国主義を突き進んでいた時代です。
当時の大牟田は日本のエネルギー政策を支える支柱の一本として、三井の下、繁栄していました。
地図を見ていたら、金善堂付近には三井物産までありました。
この地図が当時の大牟田の景気の良さを証明してますね。
大力の大牟田店の入り口にかかっていますので、今までスルーしていた方は一度足を止められてじっくりご覧になってはいかかでしょうか?
↓一部を拡大してみましょう。 五月橋の三井住友銀行の場所には当時は三池銀行という当時の地方銀行があったようですね。
そして三池銀行横の交番は、今の公民館でしょうか?
あの公民館を見る度にずいぶん古い建物だなぁと思っていたんですが、当時の交番の建物が今でも残っているのでしょうか?
↓ 地図には所々、広告も入っています。
大坪鉄工場はもしかして柳川にあるあの大きな会社でしょうか?
↓ ラジオです。当時最先端の電気製品です。当時はまだどこの家庭にもなかったはずです。この時代まだテレビはありません。まんなかのメモリはどうやらチューナーらしいですね。 上官町1丁目の石川電気商会というお店の広告です。
一階がケーキ屋さんになっているマンションが建っている付近が上官町1丁目です。
あそこのマンションの並びの上官マンションが建っている場所に、そういや昔電気屋さんがあった記憶があります。石川電気商会だったのかな??