![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/72/bcdd34b2848131746e901b9e5df536b2.jpg)
ウォン・カーウァイの新作、“My Bluberry Nights”を観る。
シンガーのノラ・ジョーンズ主演のニューヨークを起点にしたせつないロード・ムービー。
カメラマンはあのクリストファー・ドイルじゃないけど、絵はカーウァイ節全開、まさにニューヨークの映画といった雰囲気、ああ、ジャームッシュはどうしてるんだろう。
それにしてもノラさん何でこんなに演技が上手いの?あるいは英語ネイティブが見るとそうは思わないのかな・・。
メンフィスのシーンに出て来るおっちゃんの演技に動けなくなる。デヴィッド・ストラザーンという人らしい。
家に帰って日本版のホームページを見てまた驚く。
何この字幕?ちがうじゃん。つまり自分が見て来たヨーロッパ映画とかもこんな字幕で見ていたってわけかい・・と、ガックリ。
以前アンソロジー・フィルム・アーカイヴスでウォン・カーウァイ特集をやった時の事。映画が終わって帰ろうと階段を降りていたら、一緒に出て来た若い白人の男の子がにこにこしながら「良かったね。彼の映画、どれが一番好き?」と話しかけて来た。「そうね、“Days of being wild”かな。」と答えると「僕は“Fallen angel”だな。」と嬉しそうだった。
カナシロタケシに聞かせたいものだと思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます