今回は、福島第一原発2号機で一時的に臨界状態か?の関連エントリと言う事で。
東京電力は3日、「大本営発表」ならぬ「大東電発表」を行い、福島第一原発2号機の状態は、原子炉内で核分裂反応が連鎖的に起こる臨界では無く、「自発核分裂」だと断定。
東電は、検出されたキセノンの濃度や原子炉の温度、圧力のデータから核分裂の状況を推定し、臨界状態には達していないらしい。
大東電発表によると検出されたキセノンは、原子炉の燃料に由来する放射性物質キュリウム等が自然に核分裂を起こす「自発核分裂」で発生したと判断。
「自発核分裂」は、通常の原発停止中にも原子炉内で起こる現象と言い、年内に冷温停止状態を目指す工程表の達成にも影響が無いとしている。
まぁ、東電の発表を真面目に受け取る人は居ないだろうが、「自発核分裂」ですか?(笑)、他には「小規模臨界」とかの表現を使ったりと、騒動を何とか小さく見せ様と色々考えるね、御苦労なこった。
何度も書くが東電は、事故現場等を目視で確認をせず「ほったらかし」状態だから、福島第一原発で再び水素爆発の可能性や、福島第一原発の原子炉建屋で高い放射線量を測定する等、どんどん状況が悪化している訳だ。
政府も政府で、避難準備区域を解除するなんざ正気の沙汰とは思えず、安全とか危険といった感覚が麻痺しているのではないだろうか。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
東京電力は3日、「大本営発表」ならぬ「大東電発表」を行い、福島第一原発2号機の状態は、原子炉内で核分裂反応が連鎖的に起こる臨界では無く、「自発核分裂」だと断定。
東電は、検出されたキセノンの濃度や原子炉の温度、圧力のデータから核分裂の状況を推定し、臨界状態には達していないらしい。
大東電発表によると検出されたキセノンは、原子炉の燃料に由来する放射性物質キュリウム等が自然に核分裂を起こす「自発核分裂」で発生したと判断。
「自発核分裂」は、通常の原発停止中にも原子炉内で起こる現象と言い、年内に冷温停止状態を目指す工程表の達成にも影響が無いとしている。
まぁ、東電の発表を真面目に受け取る人は居ないだろうが、「自発核分裂」ですか?(笑)、他には「小規模臨界」とかの表現を使ったりと、騒動を何とか小さく見せ様と色々考えるね、御苦労なこった。
何度も書くが東電は、事故現場等を目視で確認をせず「ほったらかし」状態だから、福島第一原発で再び水素爆発の可能性や、福島第一原発の原子炉建屋で高い放射線量を測定する等、どんどん状況が悪化している訳だ。
政府も政府で、避難準備区域を解除するなんざ正気の沙汰とは思えず、安全とか危険といった感覚が麻痺しているのではないだろうか。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
管理人さんが言うとおりルトダウンとメルトスルーは知ってました。メルトアウトとサーフェスフュージョンは知らなかったです。勉強になりました。
福島原発は制御不能だからどうしようもない状態なのは恐いですね。今後は未知との遭遇ですね。
メルトダウンからメルトスルー、そしてメルトアウトからサーフェスフージョンへ。
通常ならば映画化決定なのだが、現在進行形で被害拡大中だから、どうなる事やら。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E4E2E1888DE3E4E3E3E0E2E3E39180EAE2E2E2
福島市内の農家が生産し、
今秋収穫されたコメから国の暫定規制値
(1キログラム当たり500ベクレル)を超える
放射性セシウムが検出されたことが16日、
関係者への取材でわかった。
東京電力福島第1原子力発電所事故後、
コメの規制値超えは初めて。
関係者によると、規制値を超えたコメは、
農家が自分で食べるために保管していたコメで、
市場には流通していない。
福島県産コメを巡っては、
9月に同県二本松市での予備調査で規制値と同じ
500ベクレルが検出されたが、
作付けが行われた全ての市町村の
一般米のサンプルを対象にした本調査では10月12日、
いずれも暫定規制値を下回ったことを確認。
同県の佐藤雄平知事は
「県産米の安全性が確認された」と宣言していた。
初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道~中国地方まで広く拡散
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111115/dms1111151134009-n1.htm
東京電力福島第1原発事故で放出された放射能が、
日本列島各地に拡散している状況が明らかになった。
名古屋大などの研究チームは福島第1原発から
放出された放射性セシウムの
全国分布を推定した地図を作成した。
15日の米国科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
各自治体などが公表したデータに基づく推定とはいえ、
実態に近い全国版の汚染マップが
示されるのは事故後初めてだ。
地図は名古屋大の安成哲三教授、
ノルウェー大気研究所などのチームが作った。
3月20日から1カ月間に
福島第1原発から放出されたセシウム137について、
各地の自治体が計測した連日の降下量データを
もとに大気中の拡散をシミュレーション。
土壌への沈着量を推定した。
セシウムは北海道から中国地方にかけた
広い範囲に沈着するが、
西日本の汚染は少ない結果だ。
研究チームは「中部地方の山岳地帯が
西日本への汚染大気の拡散を防いだ」と分析している。
地図上の分布状況は、
文部科学省が岩手県から岐阜県まで
18都県で行った航空機モニタリングの
実測値とほぼ合致している。
そのため、専門家らは
「汚染は、この地図通りに広がっている」とみている。
ただ、今回の解析には建屋の水素爆発などで
大量の放射性物質が放出された
3月中旬のデータは含まれていない。
同チームでは、地図に示された状況は
「実際の汚染の下限に近い」としている。
現実はさらに深刻ということか。
深刻な問題です。
東電は、その基準を変えるらしい。
おかしいよね。
しかし、静岡のお茶もそうだけど、知事が安全宣言ってのは一種のフラグだな、安全宣言した後に放射性物質が出ちゃう訳だ。
ドラマや映画で、「○○が解決したら、彼女にプロポーズするんだ」とか言った後で、死んじゃう話みたいなもんで、一種の死亡フラグって奴だな(笑)。って、笑い事では無いけどね。
汚染マップの件は、放射能汚染が現在進行形で確実に広がっている事の証左であり、汚染の元である福島第一原発では臨界が起こったりと、まぁ、東電に言わせると「自発的臨界」らしいけど、臨界は臨界であり、制御が出来ない状態なのだろう。
当ブログで何度も書くが、東電は臨界の基準を変更すると言う小細工より、一刻も早く決死隊を作って、先ずは原発事故の現場を目視し、現場の状況を確認しなければならない。
患者の状態を確認せずに手術する医者は居ないのだから。