台風接近に人でも少ない竹島竣成苑です。
時折吹き付ける風雨は台風を思わせます。
そんな竹島クラフトセンターに手織り体験の申し込みがあったのは
一宮市から家族旅行の皆さんです。
織機に座っていただいたのは5人の女性の皆さん
男性の皆さんは雨の竹島橋を渡って島へ向かいました。
「このへドルを上げると奇数の経糸が上がります、下げると偶数の経糸が上がり
経糸が上がったり下がったりして織物の基本組織の平織りを織ってもらいます」
”女の人は織れていいな”
”僕も織りたいなー”
お母さんの織機の音を聞きながら赤ちゃんはお母さんの胸でおねんねです
目の前に竹島を眺めながらすぐ前は芝生広場ですが今日は雨で出られません
そうだ!、坊やの喜びそうな作業があったぞ、
と、いうことで出てきたのがこの綿繰り機である。
江戸時代の道具が出てきて、お父さんと一緒に棉の種と綿を分けています。
「あれ、こっちに種だけが出てきたよ」
「こっちは綿だけだよ」
「うーん、不思議だな」
女性軍はそれぞれが思いを込めて織り続けています。
トントン、
「これは夢中になるね」
「家にも小さい織機があります」
「今日は体験しましたからお家の織機も使えますよ」
今日は岐阜と一宮市から来ていただきました
「今夜は西浦温泉[末広]で温泉と美味しいお料理を楽しみます」
「ホテル末広からのオーシャンビューの三河湾の朝は格別です」
やがて房作りの作業を終えるとコースターが完成しました。
「出来たわ、嬉しい」
と喜びの声が上がり皆さん出来上がったコースターを見せて
健闘をたたえあっていました。
おめでとうございます。
手織り作業が終わった後で、坊やとお父さんの綿繰り作業で出来た
三河の綿を使って糸紡ぎの作業の体験をしていただきました。