昨日、糸を染めた鍋の染め汁に新しい綿糸を前処理をして浸けてみることにしました。
染めの作業の前に糸のゴミなどを取り去り、煮染めをする時撹拌する時、糸の絡みをなくす為にヒビロをつけています。
今回は手紡ぎをした糸の汚れや脂分を洗い流す為にあらかじめ糸を水に付けます
それは、この後の作業で石鹸液の浸透をよくする為です。
石鹸液で攪拌しながら煮出します。
煮出したあと、湯水で丁寧に石鹸液を洗い流し今日の作業はこれで終わりとします。
綿糸を染める前処理は、絹や布を染めることと比べると大変です。
”染め液を作り、それに布を入れたら綺麗に染まりました”
という訳にはいかないのが綿糸の草木染めです。
三河の苅安は昔から有名で苅安の中でもミカワの名が残っています。
畑の隅や道路端に生えているススキに似た雑草で三河苅安という草です。
つづく