今日は雪の朝から始まった
雪の中を車を走らせて来たのは西尾市から通うSuzukiさん
「今日は紡ぎにくいわ」
と言い紡ぎに苦難していました。
習い事は慣れた頃に元に戻ることがあるが
厳密に言えば元ではない、かなり進歩しているのだが
一つの感覚の違いが全体を揺るがすのです
「上手く出来ないわ」
「どうしてだろう」
原因は糸車の回転数が多いのだが、一度撚が綿に入ると
綿は固くなって細い糸が引き出し難くなり、
太い糸が出来てしまい無理に引き出すと切れてしまう
そこで、違う綿の撚り子に変えて糸を紡いでもらう事にして、
新たな気持ちで初心の頃の紡ぎ方に戻って紡いでもらうと
「お!、良い糸が出来てるね」
基本に戻れば素晴らしい糸が出来ていました。
自分の畑に綿栽培をしてその綿を紡ぐという、
自然を紡ぐという贅沢な企画が始まり
ただいま果敢に挑戦しているSuzukiさんです。
竹島クラフトセンターの約束は、
”手織は楽しく織りましょう、約束事は基本だけ”
の通り細かい規則はありません