明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします
コロナで明けた正月”うつさないうつされない”の合言葉で
外出禁止を心がけた。
とは言え運動不足も生命を脅かす
「外出は控えましょ」
との呼びかけも過疎地帯の田舎では人影もない商店街、
そこで辺りの様子を窺うと人影もないので散歩に出ました。
まずは先祖の眠る寺に参り新年の誓い
妻の命を救われた報告と健康への誓いを祈る
家の先祖が馬の供養に建てた馬頭観音の前に
沢山の実をつけた万両が赤い
墓から見下ろすと山に囲まれた小さな町並みが一望
一軒あったスーパーも撤退して今やコンビニ２軒しかない街となり
山間地へ向かう道路も大雨の被害で不通になったままだった国道も
半年ぶりに開通したそうだ。
秋野不矩美術館に着くとこのモニュメントが
いつも心を楽しませて迎えてくれる
”今日は一万歩く”の決意で家を出たので
歩け歩けで坂も登る
秋野不矩美術館から諏訪神社に初詣
妻も病から生き延びて今日は元気にお参りが出来ました
徳川信康公の菩提寺清滝寺の境内の銀杏の大木に絡み付いた
蔓状の木の密集に驚き見入る
諏訪神社から二俣城に向かう急坂を登る
真冬とあって咲く花もなく青木の葉が光っていた
縄文遺跡のあった皆原台地を南下すると二俣城に着いた
二週間前にはモミジの紅葉の真っ盛りで美しかった二俣城趾だが
今日は枯れ紅葉が散り積もっている
紅葉の枯葉に我を重ねる
落ちる葉もあればこそ新芽の生命と代わるが
咲き落ちられない我れを身を想うと心も塞ぐ
先のブログと同じ天守台で写真を写すが紅葉は散り落ちて
あの艶やかさはすでに終わっていた
代わりに元気なのは病み上がりの我妻
両手を振り上げ元気いっぱい今年の活躍を誓う
人類ホモサピエンスが誕生して以来人類は歩き続けた
歩き考えるのが人間、
コロナ禍の今を私達は何を考えながら歩くのか
