
名古屋では桜の開花だそうで、この暖かさで種蒔も早まるかも知れないと
やりかけの綿繰り作業である。

棉のごみ取り作業では一つ一つピンセットで取り除き
純白の三河綿にするのである。

この写真は今日の作業の棉の種である
上が三河地棉の種で下が和棉の種で
明らかに違う種類の棉なのである。

ついでに棉の種類の違いを見せよう
左が、アメリカ大陸原産のアップランド種の棉だが、見ての通り毛足が長く収穫量も多い。
中が、三河地棉である、なんと小さな棉であろうと思うだろうがところが
私はこの棉の魅力にとりつかれて十数年なのだ。
右が、和棉である、一般的に日本中に咲く日本の棉である。
今ある棉の在庫を糸にして作品を作るには・・・ 長生きしなければ!