新型コロナ蔓延が始まって以来
TCCの手織り教室は定員2名に調整して一年以上経ち
今日も静かな教室内には岡崎市から通うToshieさんが
先日に試験織りが済んで今日から本格織りに入りました。
大柄の千鳥格子が織り出されて来ました。
整経も、筬通しも、經通しも、異常なく
今は経緯の密度調整が行われ慎重なおりが続いています。
見事に通された經通しを終えて組織図のレバー操作によって
さまざまな織り方が出来るのが特徴で今回は8枚千鳥格子が織られています。
手織り織機にはインチ間の打ち込み本数の調節が出来ないので
筬の操作に慣れるまで慎重な織りが続きます。
その傍に置いてあったToshieさんが手作りした籠を紹介しよう
だいぶ前に編んだ籠ですが渋い赤が今織り出された千鳥格子と
マッチするので撮させていただきました。