TAKE-LOG 竹ログ

SDKの織物デザイン カツオ縞     竹島クラフトセンターCG教室



今回から竹島クラフトセンターの織物教室で使用している
織物用コンピューターデザインシステムを使ってテキスタイルデザインを作ってみます。
(定期的にはできないですがブログをチェックしてくださればプロの技を公開していきます)

織物には必ず組織が存在します。
その組織の基本である平織りを使った織物デザインをしてみます。

私が使っているジャガード織コンピュータワークステーション
カヤバ工業製のGD2003を使って作ってみましょう。


まず、織物意匠図を8本経で作ります
この図は経糸密度と緯糸密度が同じ8×8のグラフ用紙となっています


意匠図に平織り組織点を入れ始めました


平織り組織点が全面に入りました。
そして、カツオ縞のカラーである藍色濃中淡の縞の整経の色を指定しておきます
(この縞の緯糸は濃紺一色にします)


先に入れた平織り組織の経て糸の組織点(赤)を整経の藍の濃中淡のカラーに変換しています。


全面の平織り組織の経糸がカツオ縞の濃中淡に変わりました


次に、まだ白のままの緯糸を濃紺に変換しますと
カツオ縞のデザインが完成しました。


CG画面全面にカツオ縞を呼び出してみました。

このデザインは竹島クラフトセンターの生徒のひろみさんの三河縞用の柄です。

(週一ぐらいで夜中に投稿していくので織物が好きな人は見てください)
では またね〜

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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