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 第91回全国高校野球選手権大会、第6日目の第3試合。新潟県代表の日本文理高校は、初出場となる香川県代表の寒川高校と対戦しました。日本文理は序盤こそ自慢の打線がなかなかつながりませんでしたが、終盤に底力を見せての逆転勝ち。これで5回目の出場にして初勝利です。春のセンバツはベスト8まで行ったこともあるのですが、夏初勝利とはちょっと意外でした。


チーム 123456789
日本文理
0
0
0
0
0
1
1
2
0
4
寒川
0
0
1
0
0
2
0
0
0
3




 日本文理先発の伊藤君は、8安打2四球10奪三振で3失点。見事な完投勝利でした。終盤までリードを許す展開になりましたが、最後まで粘り強く投げていましたね。
 130km/h台後半のストレートは球威充分ながら、コントロールがちょっとアバウトでした。ストレート主体だった初回を見た段階では危ないかなと心配になりましたが、2回以降は変化球の割合をぐっと増やして、緩急を使った投球がはまり、高めのストレート、低めの変化球というコンビネーションで、三振の山を築きました。
 ただやっぱり、全体的にコントロールが甘かったのが気になりますね。今日もボール球に手を出してもらって助かったという面もありますし、勝負どころでどれだけ良い所に決まってくれるかが、以降の試合ではポイントになりそうです。

 打線は11安打1死球で4得点。打線が自慢のチームということなのですが、機動力もありますし、上位から下位まで切れ目無くどこからでも点を取れそうな打線です。こういうチームは見ていてわくわくしますね。
 寒川の先発・斉君は、ストレートこそ130kim/h前半くらいでしたけど、丁寧にコースを突いて、甘い球がほとんどありませんでした。特に右打者のインコース、左打者のアウトコースにクロスファイアー気味に決まる球は、ちょっと手の打ちようがなかったかもしれません。それでも6回7回にコントロールが甘くなったところをしっかりと捕えて2点を奪ったのは、さすが日本文理打線と言ったところでしょうか。
 7回途中から登板した寒川二番手の高橋君は、135km/hくらいのストレートと、フォークが武器。ただ、フォークに自信を持っていたようですが、ちょっとフォークに頼りすぎていたかなぁという印象ですかね。8回表の逆転タイムリーのシーンでも、2ストライクと追い込んでからフォークを連投して、カウントを悪くして打たれてしまいました。日本文理を応援していた身でこんなことを言うのもなんですが、フォークを活かすためにも、有利なカウントからもっとストレートを見せていた方が良かったんじゃなかったかと思いました。

 日本文理の次の試合は、19日の第2試合、石川県代表の日本航空高校石川との対戦です。伊藤君が完璧に抑えきるというのは難しいのではないかと思いますので、早い段階からの打線の援護を期待したいですね。

 余談ですが、日本文理の黒いソックスについている黄色と赤のラインが、なんとなく仮面ライダーBLACKを思い出させました。

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