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鏡の国のレジェンド

2024年12月03日 21時59分50秒 | PCエンジン
 ちょっと過ぎてしまいましたが、11月30日は鏡の日。
 と、いうわけで、PCエンジンのアドベンチャーゲーム「鏡の国のレジェンド」(ビクター音楽産業)をプレイしました。






ヤッピー。などと明るくご挨拶しちゃったけど、
わたくピ、これからさらわれちゃうの。
「どうして」「誰に」「どこへ」…。
早くキミが来てくれないと、
とっても暗くて、コワーイところにひとりきりのまま。
助けて、早く…。
酒井法子


「鏡の国のレジェンド」取扱説明書より




 本作は酒井法子をフィーチャーしたアドベンチャーゲームです。



 ゲームを開始すると、テレビで酒井法子のコンサートの様子が放映されています。歌っているのは、アニメ三銃士のオープニング曲としてもおなじみの、「夢冒険」です。





 さすがにアニメーションはしませんが、実写取り込み画像を使って、当時の技術なりに頑張ってコンサートの様子を表現しているんじゃないかと思います。



 しかしコンサートのさなか、突然、のりピーがいずこかへと消え去ってしまいます。



 そのコンサートの様子をテレビで見ていたのが主人公。テレビを見ていただけなのに、なぜか自分が助けに行かなくてはならないという使命感に燃えています。
 何がどうして、どうなったのかは一切不明ですが、そんな想い応えるように、主人公もまた異世界へとワープしていったのでありました。



 主人公が飛ばされたのは、石だの、蟹だの、なんだかよくわからない生物だのが暮らしている、ファンタジー世界です。
 ここからは、一般的なコマンド選択式のアドベンチャーゲームの要領で進行していきます。



 謎生物が棲みつく森を抜けた主人公は、ブランケットの村に到着。しかし村には、人っ子一人いません。

 村の中をさまよってみると、家の中のところどころに鏡が置かれています。なんと、この村の住人は、ダーマという魔女の呪いでみんな鏡にされてしまっていたのです。



 さらに探索を進めていって、不思議な力を持ったコンパクトを入手。なんとこのコンパクトを使えば、行方が分からなくなっているのりピーと通信することができるのです。
 一応無事そうだけど、当人も今の自分の様子をあまりわかっていないようです。



 ここで名前を尋ねられるので入力すると、のりピーに自分の名前を呼んでもらうことができます。ただし、発音を一文字ずつつなぎ合わせてしゃべるタイプで、棒読み未満のものですけどね。



 かくして、のりピーを救出すべく、主人公の旅は続くのでありました。





 と、いうわけで、クリアしました。
 プレイ時間は大体3時間30分くらいです。



 難易度はそれほど高くなく、基本的には総当りで進められます。
 ダメそうな行動を選択したときは、選択してもなんやかんや理由をつけて実行できなくなっています。友好的な人と戦うとか、調査が完全に終わっていないのに移動しようとしたりとか。なので、選択ミスでゲームオーバーになることも(一部を除いて)ありませんし、選択ミスで詰むことも無いと思います。

 ただ、全部の場所を調べていないのに、強制的に先に進んじゃったところもありました。要するに、もう大したことは残っていないということだと思うのですが、そこはちょっともにょりますね。



 途中何ヶ所か、3Dダンジョンっぽい迷路があったのが、個人的には嬉しいポイントです。
 まあ、マッピングが必要なほど複雑なものではありませんけど、程よいアクセントになっているのではないでしょうか。



 唯一、苦労したのはボス戦ですかね。ここだけは選択をミスると敗北してしまうので、総当たりでガシガシ進めることはできません。



 負けるとのりピーが悲しみの海に沈んでしまいます。
 まあ、負けても直前に戻されるだけで、何度でも挑戦できるので、頑張っていればその内に突破することはできますけどね。



 冒頭の夢冒険だけでなく、ゲーム中に、「GUANBARE」、「星屑のアリス」、「Love Letter」の4曲を聞くことができます。





 今プレイすると流石に古臭さは感じますし、アドベンチャーゲームとしてもボリュームは少ないと思います。でも、割と丁寧に作られていて、ストレスなくプレイすることができます。

 歌も4曲入っているし、酒井法子ファンのコレクターズアイテムとしては悪くないような気もします。





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