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守備の乱れで5割逆戻り

2008年09月18日 00時52分36秒 | 広島東洋カープ
 行ってきました神宮球場。久しぶりの野球観戦でしたが、やっぱり生はいいですなぁ。試合の方は、内容的にちょっとイマイチでしたが……。

チーム 123456789
カープ
0
0
0
1
0
0
0
0
0
1
スワローズ
1
0
0
0
2
1
0
2
x
6




 先発の篠田は6回97球を投げて、9安打1四球3奪三振で4失点。数字は良くないですが、5回の2失点は守備の乱れや不運な当りもあり私の評価では自責点0なので、トータルではそれほど悪くは無かったと思います。
 2-4回は変化球でカウントを整えられたのが良かったのですが、1回と6回はストレートの制球に苦しんでの失点。やっぱりもう少し制球力がつかないと、なかなか安定してこないかもしれませんね。

 打線は8安打で1得点。終盤になってようやくチャンスを作ることもできましたが、7回まではほとんどチャンスらしいチャンスも無く、スワローズ先発の石川にいいように投げられてしまいましたね。
 一言でいうなら石川が良かったということで終わってしまうのですが、カープサイドから言えば、8回表の攻撃がターニングポイントだったでしょう。倉、小窪、木村という並びであまり得点は期待できなかったのですが、2死から木村と赤松の連打で1、3塁のチャンス。ここでこれまで3打数無安打の天谷に代えて代打廣瀬を起用しましたが、ライトフライで無得点に終わってしまいました。
 8回表の段階で3点のビハインド。1点を奪うならともかく、なかなかビッグイニングを作ることができない今のカープの状況を考えるなら、8回に一気に追いつけなくとも、1点でも奪っておくことが重要だったと思います。であれば、相手は左の石川であっても、結果の出ていない廣瀬よりも、左投手でも打っている前田を起用して、とにかく1点を奪いにいくべきだったでしょう。結果的に8回裏に2失点したので、1点程度では関係なかったかもしれませんが、それは結果論というものです。3点差が2点差になっていれば雰囲気も変わり、カープにとって有利な結果に変わることも充分あり得た話です。
 残り1回1/3で3点を奪うと言うことを考えれば、8回で切り札を切ってしまうことにはリスクもあったでしょう。しかし試合の流れというものを考えれば、早い段階で1点でも返しておくことが重要だったのではないかと思います。

 投打に渡ってイマイチだったということもあるのですが、一番大きかったのは守備の乱れだったのではないでしょうか。
 まずは5回。喜田がサードゴロを押さえたところまでは良かったのですが、セカンドに送球してセーフ。ここは自らサードに入って欲しかったですね。そしてもっとがっかりしたのは、その後1点を奪われ1、3塁となった後で、1塁ランナー飯原がスタートを切り、倉が2塁へ送球して狭殺する間に、3塁ランナーの青木にホームインされたシーンです。1点ビハインドを許し、それまで打線が石川にてこずっていたことを考えれば、1塁ランナーを狭殺してチェンジにしたことよりも、3塁ランナーの生還を許したことの方が大きかったと思います。
 致命的な2点を奪われた8回裏も酷くて、先頭の宮本はシングルで止められたはずなのにアレックスが後逸して2ベースになり、その後倉のパスボールで3進。この辺りはもう自滅としか言えません。このシーンでは8回表の逸機が影響したかもしれませんが、クライマックスシリーズ進出を狙うのなら、もっとひとつひとつのプレーを大切にして、質の良い試合をしていかなくてはならないでしょう。ちょっとお粗末でした。

 これで今年の観戦成績は1勝4敗。現在勝率5割のチームにしては、ちと良くないですね。まあ、生観戦なら負け試合でもそれなりに楽しいので、ある意味得しているといえるかもしれませんけどね。これまでカープ関連は大分サボっていましたけど、クライマックスシリーズ進出に向けて大事なこの時期、カープにもっと注力していきたいと思います。
 金曜日からは、現在3位タイで並んでいるドラゴンズとの3連戦。クライマックスシリーズ進出に向けての大一番です。先発は斉藤、前田健太、ルイスでしょうか。その後続けてジャイアンツ4連戦があり、計7連戦となりますので、先発がちょっと足りなくなりますね。前回の谷間は中継ぎ総動員で凌ぎましたが、高橋建が早く復帰してくれると助かるんですけどね。



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