Might and Magic BOOK II 冒険記 その20

　おまけ的な冒険も大体片づけたので、そろそろ本筋っぽいところに戻りましょうかね。
　と、言うわけで、再び城の地下の探索を再開しようかと思ったのですが、その前に、ラクサス・パレス城に正面から踏み込んでみることにします。



　ラクサス・パレスへと至る道の途中に出てくる3人衆。弓兵と魔術師は大丈夫だと思うのですが、問題はマンダガルだよなぁ。と、思いきや、マンダガルはナカザワの最初の一撃で沈めることができました。他の2人も楽々撃破。これでラクサス・パレスのへの道が開けました。
　しかしここ、かなり初期に返り討ちにあったせいで必要以上に警戒して、攻略するのが無駄に遅れちゃいましたね。ラクサス・パレスへは、もっと早い段階で行くことができたと思います。

　ラクサス・パレス城へ行く前に、まだ探索していないエリア北西部へ行ってみます。



　北西部への入り口には「女王の果樹園」の文字が。
　果樹園内で出てくるのは、大体が王の弓使いと王の魔術師のコンビ。こいつらはまあ楽勝なんですけど、たまにそこそこ強い連中も出てきます。
　ただ、一通り歩き回りましたけど、特になにもありませんでした。

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　改めて、ラクサス・パレス城へ。



　お前らもこれやるのか。城への道中にマンダガルを置いて訪問者を襲撃させているくらいだから、もっと殺意の高い城かと思っていたのですが。って言うか、ここで侵入者をチェックするのなら、途中にマンダガルを置く必要ないんじゃね？
　それはそれとして、ラクサス・パレス城の主は女王のようです。



　まずは城内の探索。この城は部屋の作りが大雑把なので、探索が楽ですね。



　この城にも当然、ダンジョンへの入り口がありました。



　それから、女王の許可がないと開けられないという小箱も。他の城では入れない場所でしたけど、ここはちょっと違っています。

　他の所は大体探索したので、最後に王座の間へ。　







　あれ？　女王とは初対面のはずなのに、何か話が急展開しているんですけど……。
　話の流れから推測すると、本来ラクサス・パレスの女王から受けるはずのクエストが、プラスクエストを全部達成するっていうことだったんですかね。で、そっちは既に達成済みなので、しれっと話が進んじゃった、と。

　この後も女王の話は続くのですが、まとめると、【シェルテム】を倒すには失われた【オーブ】の力が必要なのですが、【オーブ】は【メガドラゴン】との戦いの後、【悪運の湿地帯】で失われています。【オーブ】を扱うには4つの【タロン】が必要で、【タロン】は【エレメンタルプレーン】にあり、そこへ行く方法はパインハースト城のピーボディ卿が知っているということです。

　シェルテムの名前はマニュアルに書いてあった以外では初めて出てきたような気がするのですが、シェルテムと精霊を何とかしなくちゃいけないってことですね。ただちょっと、その辺の話の流れが結構唐突な気が……。今までも、単に目についた冒険をしていたっていうだけだったんですけど、あんまり世界の危機的な事態は起こっていなかったと思うんですよね。

　まあその辺は置いておいて、このあとやらなくちゃいけないこととしては、まずオーブを入手すること。これは既に、ドーンの洞窟にあることを確認しています。でも、ドーンの洞窟があるのは霧の沼だったはずなんですけど、悪運の湿地帯なの？　それから、メガドラゴンとの戦いというのもよくわからないのですが……。まあ、背景はわからなくても、ゲームは進められそうですけどね。
　で、オーブを扱うために必要なタロンはエレメンタルプレーンにあり、エレメンタルプレーンへ行くための方法はピーボディ卿が教えてくれる。なので、まずはパインハースト城へ向かわなくてはなりません。



　王座の間の奥に立ち入り禁止と書かれた扉が二つあり、一つは入ってみても特に何もなかったのですが、もう一つはメッセージが出てきて中に入ることができませんでした。
　今更なんですが、他の城にも女王の許可がないと入れない場所がありましたけど、あれってもしかして、各城の王様の妻じゃなくて、ここのラクサス・パレスの女王の許可ってことだったりするの？　王様の妻なら女王じゃなくて王妃だしね。

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　そんなわけで、城の地下を探索する気満々だったのですが、メインストーリーが大きく動いてしまったので、そっちを先に進めることにします。
　まずは、パインハースト城のピーボディ卿を訪れます。あ、ピーボディ卿がクエスト達成後も王座の間に残っていたのは、この話を聞くためだったのか！







　ピーボディ卿によれば、4本の【タロン】は4つの精霊の世界に置かれています。その世界に入るにはそれぞれ対応するディスクが必要で、そのディスクは4つの城にそれぞれ隠されているとのことです。
　これで、やることがはっきりしましたね。ようやく本腰を入れて、城の地下ダンジョンを攻略することにしましょう。

　と、その前に、パインハースト城で女王の許可がないと入れないと言われたところへ行ってみたのですが、案の定、無事に通過することができました。
　で、その奥に進んでいったところ……。



　あ、ディスクがあるの、ここだった。ダンジョンの中じゃないんかい！

　ダンジョンを探索する気満々だったのですが、ディスクがあるのがここだとすると、とりあえずディスクを集めるのは楽勝ですね。他の城も巡って、あっさりと4つのディスクを入手することができました。

　この後エレメンタルプレーンに行ってもいいのですが、せっかくなので城の地下の探索を先に終わらせちゃいましょう。

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　ディスクを取りにいったついでに、ヒルストーン城のB1 から探索開始。この辺の敵はもうほとんど問題にはなりませんね。

　地下2階に降りて、ウッドヘブン城の地下へワープするポータルを発見。ウッドヘブンにもパインハーストへのポータルがありましたけど、それぞれの城はこれを使って行き来したりしているんでしょうか。それならダンジョンの中じゃなくて、もう少し便利な場所に設置すればいいのに。

　地下2階はさすがに敵がちょっと手強くなってきます。ダークナイトにエンドレスレスナイト、ジュースター、魔導士、死の使い辺りが厄介ですね。まあでも、こちらもだいぶタフになっているので、とりあえず負ける心配はありません。

　そのままB1、B2 全て探索しましたが、イベント的なものは特に何もありませんでした。城の地下って、ただモンスターが出るだけのエリアなのかなぁ……。

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　ポータルでウッドヘブンのB2 へワープ。ここは前に少し探索しているから、すぐに終わるだろうと思ったのですが、細かく部屋が分かれていて、扉を開けるたびにいちいち敵が出てくるので、結構面倒くさいですね。

　穏やかな泉というのがあったので飲んでみたら、全員の属性が中立になるという効果がありました。そういえば、本作での属性ってどんな意味があるんだろう？　強い武器は属性によって装備できたりできなかったりするんですけど、それ以外にゲーム的な意味って無かったような。
　まあでも気持ち悪いので、ちょっと前のセーブデータまで戻して属性は変更しないことにしておきます。

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　ここまで探索してきたところで、戦闘が多くてそこそこ消耗してきたので、一旦町に戻ってレベルアップしました。しかしここでちょっと誤算がありました。金が足りなくなったのです。
　上がるとしても10レベルくらいかなーと思っていたのですが、タワタワーのレベルをポチポチ上げていたら全然止まらず、30レベルくらい上がったところで金が尽きてしまいました。

　慌てて、銀行に預けていた金を全額、二百何十万ゴールドくらい下ろしたものの、これだけじゃ全員分は足りないと思って、他の5人は平均的に上げていきます。
　結局、一人だけ経験値が少なかったサールはレベル89で止まりましたが、他は全員100レベルに到達。何人かはもう少しレベルがあげられそうだったのですが、金がないのでとりあえずここで打ち止めにしておきます。

　このゲーム、序盤以外はかなり金が余ると思っていたのですが、ここにきてまさか金が足りなくなるとは。ちょっと経験値インフレが激しすぎますね。でもまあ、レベル100もあれば、クリアするには十分な気もしますけどね。サール以外はHP もSP もカンストしちゃったし、これ以上はあんまりレベルを上げる意味もないかもしれません。





　一気に老化したのでまた泉で若返ってきたのですが、やっぱり前後で能力値は変わっていないんですよね。老化の影響って、どこに出ているんだろう？

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　改めて、ウッドヘブン城の地下を探索。

　能力値的にはよくわからないものの、さすがに30レベルもアップすると強くはなっているようで、ほとんど苦労せずに踏破していくことができます。少なくとも与えるダメージはでかくなっていると思いますし、特殊攻撃をレジストする確率も高くなっている気がします。100や200のダメージを喰らっても問題ないので、戦闘中に回復に回る必要もありませんしね。

　そんなこんなで、地下2階も探索し尽くしましたが、やっぱり、特に何もありませんでした。
　ただ、気になるのは、入ることができない場所が結構残っているということですね。もしかしたら、他のダンジョンからポータルで飛んでくることもできますけど、そういった手段でないと入れない場所があるのかもしれません。それはまた、一通り普通の手段で探索してから調べてみよう。

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　ここでまたレベルアップ。1人だけレベルが低いのは気になるので、サールを集中的に上げて、101まで持っていきました。今後はどうせ金不足で最大までは上げられないだろうから、みんなのレベルを揃えながら上げていこう。

　で、次はパインハーストの地下へ。



　長い廊下が多いので、比較的楽ですね。



　壁に押しボタンスイッチがあったので、押してみます。城の地下って、この手のイベントですらほとんど無いので、ちょっと新鮮です。
　押すと下の方で何かが起こったようです。まだ地下2階は探索してないから、何がどうなったのかは確認のしようがありません。

　水が吹き上がっている場所があったので入ってみると、全員の技能が+10 されました。なんか久しぶりだな、これ。
　ただ、これまでのレベル爆上がりに比べると、強くなったことがなかなか実感できない数字かもしれません。

　階段から地下2階へ。階段のすぐそばで、ラクサス・パレスの地下へのポータルを発見しました。これまで見つけたポータルは、ヒルストーンからウッドヘブン、ウッドヘブンからパインハースト、そしてこのパインハーストからラクサス・パレスへ移動するものなので、ラクサス・パレスにはヒルストーンへ移動するポータルがあるんでしょうね。
　それから、属性が善になる泉もありました。



　地下2階の4隅には、バリアーが張られている場所があります。
　そのマスの三方にバリアーが張られていますが、一ヶ所だけバリアーのない場所があります。中には宝箱があり、金と、結構なジェムを入手することができました。

　ほどなく、パインハーストの地下も探索完了しましたが、他には特に何もありませんでした。

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　せっかくなので、ラクサス・パレスの地下へはポータルを使ってワープします。



　あれ？　なんか、壁で字書いてある？
　他のダンジョンでもあったけど、Might and Magic だとどうしても気になっちゃいますね。

　ここにはエンドレスナイトがやたらたくさん出てくるような気がします。エンドレスナイトは他の城の地下でも出てきたけど、ここ、他よりも出てくる敵が強くない？



　ここはマップの東端なんですけど、その先が見えています。まあ、結局バリアーで先に進めないんですけどね。何か意味があるのかな？

　また、ラクサス・パレスの地下2階には、属性を悪に変える泉もあります。

　地下２階から地下１階へ。地下1階は部屋数が多い＝敵の出現回数が多いので少し時間がかかりましたが、まあ問題なく踏破。地下1階にもヒルストーンへのポータルがあったくらいですかね。

　これで4つの城の地下を探索し尽くしたので、またレベルアップ。みんなのレベルを揃えつつ、金の続く限りレベルアップさせます。

　さて、いよいよお話の核心へ迫るべくエレメンタルプレーンを目指しましょうかといったところで、今回はここまで。

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901年　109日

タワタワー　騎士　レベル118
アルリカ　剣士　レベル118
ナカザワ　忍者　レベル118
テネブロウ　僧侶　レベル118
サール　魔法使い　レベル118