Aクラスをかけて激突する対ドラゴンズ3連戦の第1戦。投打がかみ合っての快勝で、遂に単独3位浮上です。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| ドラゴンズ
| 1
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 1
| カープ
| 0
| 0
| 2
| 2
| 0
| 1
| 2
| 0
| x
| 7
|
すごく良い勝ち方でした。1回にエラーで先制され、その裏に満塁のチャンスを逃すなど、序盤は非常に悪い展開だったのですが、3回に逆転してからはカープペース。カープは勝ちゲームでもあっても接戦が多く、そのことが中継ぎ投手陣の疲弊に繋がっていたのですが、今日は逆転から中押し、駄目押しと、理想的に加点することができましたね。
先発の斉藤は6回92球を投げて、3安打2四球2奪三振で1失点(自責点0)。ランナーをちょこちょこ出すなど完璧な内容というわけではありませんでしたが、要所要所を締めて落ち着いた投球でした。これで負けなしの3勝目。大島にもこういう感じになって欲しかったんだけどなぁ。
打線は9安打7四死球で7得点。いつもなら逆転したあたりで攻撃の手が止んでしまうのですが、今日は緩まず攻めつづけることができましたね。3本塁打と、4回のエラー&四球がらみの得点が効きました。
打の立役者は、やはり逆転2ランの栗原でしょうか。ヒットはその1本だけでしたが、試合を決めるのが4番の役割。その後の攻撃も、早い段階で試合をひっくり返すことができたからだと思います。腰の調子は万全ではないようですが、チームを引っ張っていってもらいたいですね。
そして久しぶりに1軍復帰のシーボルが、3打数2安打1本塁打1四球で2打点の活躍。1回表にタイムリーエラーをやらかし、その裏には満塁のチャンスで凡退するなど早くから戦犯モードだったのですが、しっかりとバットで取りもどしました。うーん、批判はいろいろとあると思うのですが、やっぱりサードにはある程度長打を期待できる人に座っていて欲しいんですよね。喜田剛も頑張っていますが、守備面での不安は拭えません。ブラウン監督には、小窪も含めて、適材適所でうまいこと起用して欲しいですね。
ひとつの試合の流れでも同様なんですけど、追いつくところで止まってしまうのと、追い抜くところまでいくのとでは、大きな差があります。今日のゲームも、3回が同点で終わっていたら、また仕切りなおしということでドラゴンズも再度反撃する態勢を整えることができます。しかし一気に逆転したことで、カープが主導権を握ることになったわけです。
そんな感じで、追いつくことはできても追い抜くことはできなかったのが今までのカープなのですが、直接対決に勝って単独3位&貯金1を成し遂げたことは、シーズンの流れからいって、とても重要なことです。そして勝利という結果だけでなく、内容が伴っていたということも大きいですね。明日明後日の試合にも期待が持てます。
何度でも書きますが、今日の試合はすごく良い勝ち方でした。ドラゴンズ戦はすごく良い勝ち方をされることが多いような気がするのですが、今日は逆にやり返し、すげーいい気分です。
明日の先発は前田健太でしょうか。実は前田健太の対ドラゴンズ戦の成績は、2試合投げて1敗、防御率は17.36。2試合とも早い回でKOされてしまっています。この2試合の反省を活かし、なんとか雪辱を期して欲しいですね。
|
|