雑居空間
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 クリアしたのは少し前になるのですが、ゲームボーイアドバンスのアクションゲーム「ふたりはプリキュアMax Heart マジ? マジ!? ファイト de IN じゃない」をプレイしました。





おはなし

お父さんが、新しくできたテーマパークの
プレオープン招待券をもらってきたんだ!
『友達どうしで行ってくれば?』ということで、
ほのかとひかりと行くことになったの。
でも、楽しんでいた私たちの前にあらわれたのは、
お邪魔なザケンナーたち!!
ありえな~い! もう、どうしていつもこうなのよ!!
でも、やっつけるしかないのよネ。
さあ、ほのか、ひかり変身よ!


「ふたりはプリキュアMax Heart マジ? マジ!? ファイト de IN じゃない」マニュアルより




 前作(ふたりはプリキュア ありえな~い!夢の園は大迷宮)はパズル要素のあるアクションゲームでしたが、今回は敵を倒しながら進んでいく、普通のアクションゲームとなっています。

 本作はテーマパークを舞台になっていて、普通の遊園地っぽいメルヘンワールド、水族館みたいなアクアワールド、大自然あふれるジャングルワールド、そしてホラー系アトラクションのミステリーワールドの、4つのワールドがあります。

  

 各ワールドは、それぞれ5つのステージに分かれています。
 ステージごとに、出撃するキャラクターが決められていて、そのステージは1人で突破しなくてはいけません。

  

 各キャラは、グラフィックやSE以外に違いはありません。そこはちょっと残念ポイントですね。

 ライフはハートで現され、敵に触れたりすると減少します。ステージ中にあるハートを取るとハートが一つ回復、光のかけらを5つ集めても、ハートが一つ回復します。

 

 ステージの途中では、ちょっと毛色の変わったアトラクションが挿入されます。ステージごとに様々な趣向が凝らされていて、ちょっとしたアクセントになっていますね。

 

 ゴールまでたどり着ければ、ステージクリアです。



 ワールドの最後のステージはボス戦です。
 ボス戦では最初にブラックが登場して戦い、ある程度ダメージを与えるとホワイトに交代、さらにダメージを与えるとルミナスに交代していいます。全員を登場させたかったからこういうシステムになったんでしょうけど、結局一度に1人ずつしか出てこないので、ちょっと変な感じですね。













 ボスの体力を削りきると、アニメーションシーンでエキストリーム・ルミナリオ が発動します。このあたりは前作同様ですね。
 ただ、登場する必殺技は、エキストリーム・ルミナリオだけです。ルミナスがいるので、ブラックとホワイト二人の技であるプリキュア・マーブル・スクリュー・マックスはありませんし、番組放送中に発売されたゲームなので、最終回に出てくるエキストリーム・ルミナリオ・マックスもありません。



 ボスを倒せばワールドクリアとなります。





 各ステージには、どこかにエクストラステージへの入り口が隠されています。

 

 エクストラステージは妖精が担当します。ブラックのステージではミップルがハンググライダーを、ホワイトのステージではメップルがパラグライダーを、ルミナスのステージではポルンが気球を操って、トゲをかいくぐりながら光のかけらを入手していきます。

 

 ここでは光のかけらを大量に入手できるので、体力回復ポイントとして大変助かります。
 ただ、とげに触れると光のかけらを一つ失ってしまいます。終盤のステージでは結構凶悪な構成になっているので、とげに触れずにゴールまでたどり着くのは、なかなか難しかったりします。

 このエクストラステージ、メニュー画面で既に到達しているステージのものをプレイできます。ただ、ステージ途中で出てくる分には体力回復できるからありがたいんですけど、単独でプレイしてもそんなに面白いものではないんですよね。なので、わざわざここでプレイする意味はあんまりないような気がします。

 なお、本作では敵キャラが無限に沸いてくることはないのですが、このエクストラステージに入ると倒したはずの敵キャラが全員復活するので注意が必要です。





 もうひとつ、普通に進んでいては見つけられないような隅っこに、へやのかけらが隠されています。



 へやのかけらを入手すると、ステージクリア後に、プリキュアたちの部屋に家具が追加されていきます。

  

 最初は何もないがらんどうの部屋なのですが……。

  

 ゲームを進めていくたびに、だんだん部屋がにぎわっていきます。
 ほのかの部屋は10畳もあるのか。比較して、なぎさとひかりの部屋も同じ広さみたいですけどね。ひかりって、なんとなくタコカフェで寝泊りしていたような印象があったんですけど、そう言えばアカネさんは普通にマンションに住んでいたっけ。

  

 家具が増えてくると、かくれんぼをすることもできます。家具のどこかに妖精が隠れるので、それを見つけるゲームです。

 

 このかくれんぼは、完全に運の勝負です。ヒントはないので、ひたすら勘を頼りに探していくしかありません。
 家具は全部揃えると12種類。全部を使った最高難易度をクリアするのはかなり厳しいです。運なので、何回も挑戦すれば一発で発見することもできるでしょうけど、本気でトライする気にはなりませんね。別にクリアしたからって、何かあるわけでもないですしね。



 前作はパズル要素が強かったのですが、本作はアクション性がかなり向上していますね。
 通常の動作意外にも、三角とびで壁を上って行ったり、空中でスクリューキックをして遠くまで飛んで行ったり。攻略する上で、これらの動きをマスターしなくてはなりません。ゲームに慣れていないと、どうやって先に進めばいいのかわかりにくい箇所もあったりします。

 

 ステージごとにキャラが固定されちゃっているのがイマイチなポイント。ボス戦も、3人とも登場はしますが、基本的には交代々々。前作にあった協力している感じがなくなってしまったのは残念です。能力的にも変化が無いので、完全に見た目だけの問題なんですよね。
 唯一キャラ付けっぽいものがあったのが、アクアワールド。スポーツ万能のなぎさですが、水泳とウインタースポーツは苦手という設定があるので、泳ぎが必要なステージはほのかが担当しています。

 

 序盤はそれほどでもないけど、終盤のステージはかなり難易度が高くなっています。ミステリーワールドなんて、子供はかなり苦戦するんじゃないんですかね。私もそれなりに苦戦しましたけど。
 ただ、敵の出現パターンは決まっていますし、時間制限も無いので、慎重に進んでいけば何とかなるかとは思います。

 

 あと、ラスボス。無駄にネタバレに配慮して言葉を濁しますが、「最後、これかよ」と思ってしまいました。もうちょっとそれっぽいボスキャラを用意してくれても良かったのになぁ。



 変なたとえですけど、前作との比較という意味では、源平討魔伝源平討魔伝 巻ノ弐みたいな感じですかね。アクションゲームとしてはそこそこ面白かったのですが、キャラゲーとしては前作よりも落ちるかなぁと。
 やっぱり前作のブラックとホワイトを切り替えながら進んでいくというシステムは、『ふたりはプリキュア』という作品と相性が抜群だったんですよね。アニメが原作なので、単純に音楽とか映像とかが原作同様ならそれっぽくは見えますけど、ゲームというメディアで出す以上、ゲームとしての枠組みから原作に寄ってきてくれている方が嬉しかったですね。



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