かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

冬至の運盛り(うんもり)

2015-12-22 | 気ままなる日々の記録

  文春文庫「日めくり七十二候」白井明大著によると、冬至には「ん」の字のつく食べ物を盛り合わせてお供えすると運が舞い込むという言い習わしがあるそうだ。

  それを、「運盛り」といい、大根、にんじん、銀杏、れんこん、寒天、うどん、金柑などがそれにあたり、これらを盛り合わせておそなえして、皆で戴く。

 これが運盛りだそうです。

 神社では冬至の日の参詣者にアツアツに煮た冬至大根を振る舞うところもあるそうだ。

 我が家では冬至カボチャを必ず食べていた。冬至にカボチャを頂くと病気にならないという言い伝えがあり母は頑なにそれを守っていた。さらに、冬至には柚子湯に入った。筆者の子ども時代は何処の家でもお風呂と云えば井戸から水を汲んで浴槽に運び、薪でお風呂を沸かしていた。だから、冬至の日に柚子湯に入るということは朝からその準備をしたということである。冬至の柚子湯は風邪をひかないという効果が信じられていた。

 季節感あふれるこうした慣わしは大切にしたいものだ。(T)


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