今日8月9日の新聞は昨日午後3時に放送された平成天皇の生前退位のご意向について、ばかりであった。
オソマツ君は「そうかそうか、ご高齢だから長時間のご公務は大変だろうなあ、
幸い皇太子がお見えだから早速皇太子に天皇職を譲られのんびりして頂けばいいじゃないか」。
としか思わなかったが、新聞によると、いろいろゴチャゴチャ云う学者がいるらしい。
何か完璧主義というか、偏屈と云うか困った奴が多い国だ。
第一戦争を放棄して軍隊を持たない国になると憲法に書いて、
アメリカ軍の駐留を認めていて、何が憲法だ、と云いたい。
アメリカでは日本は北太平洋に浮かぶ我が国の不沈空母だと云っているではないか。敗戦の時憲法も皇室典範も占領軍の意向通りに造られ、現実的には矛盾だらけである。
どんどん改正し、また悪いところが出てきたらそこでまた改正すればよいわけで初めから完璧主義は民主主義に馴染まないと思うがどうだろう。
日本人は表面的でも完璧主義が好きでかえって、非現実的な議論になることがすきなようである。
第一憲法9条にしても、そんなことが可能な世界か、と云うことだ。
憲法9条は、アメリカの永久占領の手段になっているだけだ。其れを狙って占領軍が制定したのが我が国の憲法である。じゃあどうするか。それを知ったうえで日米同盟を結んだというのならそれはそれで、高度な政治判断といえる。
同じように我が国の皇室の在り方についても女性天皇もよし、皇太子へ譲るのもオーケー,不都合が出てきたらそこでまた考えればよい。と思うが、楽観的すぎるだろうか。
憲法改正の国民投票なんか10年に一度ぐらいどんどんやればよいのではないだろうか。
成熟した民主主義に関してこんなイメージを持っているがどうだろう。(T)
エキナセア