かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

敗北宣言。

2016-03-06 | 気ままなる日々の記録

  2~3ヶ月前「重力波」が話題に、なったときアインシュタインの相対性原理の入門書を読んで、

 偉そうに重力波のことをこのブログで書き「電磁波の一種か」などと書いて学生時代の友人から「それは違うぞ」とメールを貰いました。

 「数か月時間を頂いて相対性原理を勉強し直し、重力波についても正解をこのブログで書きます」などと偉そうなことを書きましたがタイトルの通りここに謹んで訂正・前言取り消しをお願いいたします。

 ただし、ここ数か月遊んでいたわけではなく、

 アマゾンで本を買い込み必死に勉強したことは事実です。

 いい本にも出会いました。

 しかし、「相対性原理」があまりにも常識とかけ離れていて何となくイメージできたとしても、それをわかりやすく文章化できません。

 重力波についても「空間にひずみが生まれる」と云う事実をどう説明したらいいか分かりません。

 買い込んだ本の中で一番わかりやすかった本を紹介させていただき最後はアインシュタインと云う人がすごい天才であったことがよくわかりました。

 と云うご報告で宿題の答えとさせていただきます。重力波も電磁波ではなく「空間の歪み」でした。

 あえて言えば重力波は空間の歪みのことでした。イメージとしては、長方形の四隅に4本の支柱を建て、地上1mの所へ網を張ったとします。

 この網にサッカーボールを転がしますと網がたわみます。このときの網の状態が空間にひずみが生じたということのようで宇宙空間に質量の大きい物体があると《サッカーボール》網がたわみます。

 これが空間の歪みのようです。ここでサッカーボールが揺れると網も揺れます。これが重力波で、網の揺れが空間の歪みでこれが波のように広がります。つまり、重力波です。日本でも、国際基準に合わせた観測をしようと云うことで例の神尾銅山の廃坑を利用して観測装置を造って観測しているようです。(T)

 

光文社新書774「ブラックホール・膨張宇宙・重力波《一般相対性理論の100年と展開》真貝壽明著《900円+税》この本はアインシュタインが出てくる前の世界の理論物理の現状と課題から説明していてくれますからアインシュタインの偉大さが良くわかります。