春から初夏へ
スライドショーでご覧いただいたサツキは、オソマツ君の散歩道にあるある富豪の家の生け垣のサツキです。この生垣はキチンと庭師さんの、手による剪定や消毒が行われていて、見るからに豪勢です。サツキは種類が多く咲き分ける株もたくさんありますから、このサツキの種類を特定するのは難しいのですが、ここにある朱色のサツキは古くから京都の庭園に植えられていた「大盃」ではないかと、思っています。派手さはありませんが、落ち着いた風格がある種だと思います。敷石や岩組との相性もよく、見事な生け垣ととなっています。これこそが、庭師さんの、腕前かもしれません。ゆっくり、ご覧ください。
季節は移ろい、此処蓮池も散歩道も着実に初夏の装い、菖蒲とサツキが見事です。頬を撫でる風も生暖かく「水ぬるむ」の風情をお感じ頂けるでしょうか?この池の鯉たちも動きが活発になりました。